昨晩、私が毎日聴いているマット・ウォルシ主演・監督の”What is a Woman?”(女性とはなんぞや?)のプレミア生配信が行われた。これはベン・シャピーロとジェラミー・ボアリングのデイリーワイヤーが制作した90分のドキュメンタリーで、トランスジェンダーリズムの真髄に迫るもの。マットがアメリカやカナダ、そしてアフリカにまで旅をして色々な専門家に、ジェンダーとセックス、そして女性とは何かをインタビューして回る映画である。

この映画はデイリーワイヤーの会員のみが視聴可能だが、私は一年以上DWの会員なので特に問題はないはずと思っていた。しかし生配信だと土壇場になって繋がらない可能性も考えて、西海岸時間6時からの放映予定だったが5時からログインして映画前の座談会を観ていた。そして6時になりいざ映画が始まるとなったら、突然”What is a Woman”のロゴの下の部分にログインしろという指図がでた。なんだ映画はまた別のログインなのか、面倒臭いなと思ってクリックしたが、画面がログインページに行かない。仕方ないので映画のログインページのURLをタイプするとユーザーネームとパスワードのページ。私のPCはそれを記録しているからそのまま打ってEnterを推したがページが変わらない。何度かやっているとパスワードが違うとか言い出す。そんなはずはないがマニュアルで打ってみる。それを何度かやっていたらDWのメインページに行き、会員費を払えとか訳の分からないことを言い出す。なんだこりゃとおもって、ログアウトしてログインしたところ、映画が途中から映った。これで浪費した時間約20分。

しょうがない、最初の方は後で観ようと思い、そのまま観ていたら、今度は3秒ごとに画面がフリーズ。なんなんだこれは!と流れて来るコメントセクションを読んでみたら、「映画が観られない」「ログインに30分かかった」「止まってばかりで訳が分からない」という苦情が次から次へと続いた。なるほど、これは私だけではないな、どうやらログインした人の数が多すぎてバンドウィズが足りてないようだと気づいた。それで生配信は諦めて映画が終っただろう頃にオンディマンドで見直した。これはきちんと観ることが出来た。

結局9時過ぎに全編を観終わってツイッターで感想でも書こうと思って行ってみると、マット・ウォルシがDWがサイバー攻撃にあったとツイートしていた。そして本日DWの記事でもその旨が報告されていた。

Co-CEOのジェラミー・ボアリングによると、なんと一分間に100万のリクエストが殺到し、完全にシステムが飽和状態になってしまったそうだ。これは明らかなdistributed denial-of-service (DDoS)攻撃である。

この映画はマットが数週間前から自分のポッドキャストやユーチューブやツイッターで宣伝していたので、マットを黙らせようとしていた人々の耳にももちろん入っていた。映画の予告編が出た時から、トランス活動家のユーチューバーがあちこちで「トランスフォーブだ!」と言ってマット批判をしていた。それでどうやらマットの映画のプレミアを邪魔しようと企てたようだ。まったくなんとせこいことをする奴らだろう。

映画でも明らかになるのだが、トランス活動家(TRA)は自分らのが信じているはずの思想を人々が理解できるように説明しようとしない。いや、それどころか、トランスジェンダーリズムの真髄について人々が知ることを極力避けようとしているようにさえ思える。もし、彼らが本当にトランスジェンダーリズムが正しい思想であると思っているのであれば、そしてそれを社会が受け入れるべきだと考えているのであれば、何故もっと多くの人々が理解できるように、その内容について詳しく説明しようとしないのだろうか?彼らの態度は常に一方的に我々の肯定を求めるもので、我々が理解出来ずに質問しようとすると、質問すること自体がトランスフォーブであり差別だとして我々を黙らせようとする。

この映画では、マットはジェンダー学専門の社会学者や、未成年の性違和治療専門の医師や、性別適合手術専門の外科医などと、それぞれ1時間以上のインタビューを行ったものをまとめている。これらの専門家はマットが保守派のポッドキャスターであることを知らなかったようで、単に自分らの分野について学びたいと思っている友好的なインタビュアーだと思ってインタビューに応じたようである。

マットは最初、相手の思想や立場について基本的な質問をし、相手が自慢げに色々な話を長々とした後で、授業に熱心な学生が教師に教えを仰ぐように少しづつ突っ込んだ質問をしていった。最初は相手に教授する雰囲気で笑顔で答えていた専門家たちは、その質問が革新を突いてくることに気付くと、だんだん機嫌が悪くなる。そして最後に極めつけの「女性とは何でしょうか?」という質問になると、相手は攻撃的になり「なぜそんな質問をするのか?それは非常に失礼な質問だ、そんな質問ばかりするなら、このインタビューは打ちきりだ」と怒るようになる。

「いえ、私はただ真実が知りたいだけです。真実が何かと尋ねることは失礼なことでしょうか?」

中でも一番呆れたのはカリフォルニアはサンフランシスコ代表の民主党下院議員。この議員はジェンダー平等法とかいうものを推進している。マットはその平等法について「ジェンダー平等というのは、身体が男性の人が女子施設や女子スポーツに参加してもいいという意味でしょうか?」と聞くと、議員は怒って「このインタビューは終わりだ!」と言って立ち去ってしまった。

自分が推進している法律に関して、誰もが当たり前に持つであろう疑問に全く答える用意が出来ていないとはどういうことだろうか?それでもこの人は国会議員なのだろうか?

それに引き換え、トランスジェンダーリズムに批判的な人たち(ジェンダークリティカル)は雄弁で、自分らの主張を人々に知ってほしいという気持ちがありありと伝わってくる。

TGism批判者として、自称女の男子選手の女子競技参加によって被害を受けたコネチカットの高校陸上選手だった若い女性や、リア・トーマスのチームメイトの女子選手が、その不公平さを訴えた。コネチカットの選手は拙ブログでも何度も紹介したように、州を相手取って訴訟まで起こした女性なので名前も顔もだしていたが、ペンシルベニアの女子大生の方は、大学側から、この件について苦情を述べたらトランスフォーブだと身元を晒してどこにも就職できないようにしてやると脅かされているため、顔も隠した匿名インタビューだった。

彼女たちのインタビューの後で、明らかに男性ホルモン接種中の女性が「トランスジェンダー選手の女子競技参加は問題ない。なぜなら彼らは必ずしも勝つわけではなからだ」と語った。それを裏切るように映画はMtFの選手たちの活躍を次から次へと見せ、彼女の発言がいかに空しいものであるかを証明した。

何故TRAはこんなにも攻撃的なのか、そして何故政治家や大企業がこの歪んだ思想に積極的に迎合するのであろうか?

カナダでは自称トランスジェンダーが好む代名詞を使わないことが違法とされている。未成年の少女のホルモン治療を阻止しようと病院を相手取って訴えた父親は、裁判中に娘を「彼女」と呼んだことで、ヘイトクライムを犯したとして300万円の罰金のうえ逮捕され、今年11月に裁判を待つ身である。

批判者の一人の精神科の医師は、未成年を実験台にして恐ろしいことが行われているとTRAを厳しく批判。また他人が求める代名詞を使うことを拒否したことで有名なジョーダン・ピーターソン教授も「患者のいうことを医師が肯定するなど、セラピーとは言えないと熱を入れて批判した。

中でも胸を打たれる証言をしたのは、拙ブログでも2年前に紹介したスコット・ニュージェントだ。彼女は元々はとっても美人なキャリアウーマンで二人の娘を持つ40代の母親だった。彼女は自分が男になったなどとは思っていない。単に男性の見かけに近づけただけだと語る。彼女の性適合手術にまつわる恐ろしい体験はリンク先の記事を読んでいただくとして、当時の記事では彼女はトランスしたことを後悔していないと言っていたのと違い、今回の映画の中ではかなりの後悔がうかがわれた。

特に人口陰茎を作るために皮を剝ぎ取った二の腕を出して、「こんなことを若い少女たちにしているのだ、TRAは!」と涙ながらに訴える彼女には、私も心が痛んだ。

「40代の私が騙されたのだ。10代の彼女たちに勝ち目はない」とスコットは叫ぶ。

スコットがいうに、突如としてトランスジェンダーという極々少数派だった人々の背後に多額のお金がかかわってくるようになった。少女一人をトランスジェンダーだと説得してしまえば、700万円相当の整形手術やホルモン治療が見込める。しかもこれは一生必要となる「治療」なのだ。

以前にも話たように、妊娠した女性が一歩足を踏み入れたら、必ず中絶手術に導くプランドペアレントフッドが、最近トランスジェンダー治療にも手を伸ばし始めた。彼らのビジネスモデルは中絶と全く同じで、一旦足を踏み入れたラ最後、最終的に性適合手術への道をまっしぐらに進むことになる。PPのようなジェンダークリニックに来る患者で性同一性障害を患っていない患者は一人も居ないのである。

マットがインタビューした自分もMtFの整形外科医が乳房除去をした最年少は16歳の少女だったという。そして彼はそれが全く悪いことだとは思っていない様子だった。子供に第二次性徴期を遅らすルプロンという薬を処方している医師は、薬を辞めさえすれば元に戻れるとあからさまな嘘をついた。

トランスジェンダリズムは文明社会を蝕む恐ろしい思想である。だが、この思想はただの張り子のトラであり、中身は全くない。

だから我々は彼らの論理の穴をつつきまくる必要がある。そのためにはしなければならない質問を執拗なまでに浴びせかけなければならないのだ。

「女性とは何ぞや」と繰り返し尋ね続ける必要があるのだ。


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