昨日元トランスジェンダー活動家でレズビアン女性を自認して暴力的な攻撃で本物のレズビアン女性をLGBT団体から追い出した男が、こっそり男に戻っていたという記事を見つけた

男の名前はコダー・ピピトーン(Kodah Pipitone)本名はジョン・フランシスで女性自認時代の名前はエバ(Ava)。ピピトーンは2018年にボルティモアLGBT委員会から唯一のレズビアン女性委員ジュリア・ベックを追い出した張本人。

実は私は2018年に起きたこの事件をよく覚えている。それというのもジュリア・ベックはボルティモア市で女子トイレや更衣室に性自認女子の女装男を許容するのは危険だと市議会で唯一レズビアン女性として証言した人だったからだ。

この証言からも解る通り、ベック女史は女装男たちによるレズビアンへのセクハラに強く抗議をしていた。ボルティモアのプライド行進でも「レズはチンコはきらいだ」「レズビアンはクィアじゃない」「レズへの暴力が蔓延している」と言ったスローガンを掲げて行進した。当時のベックの書記によれば、行進を観ていた沿道の観衆からは激励の声が上がり、色々な人と写真をとるなどしたという。

しかしながら、TRA活動家からは「ターフは出てけ!」などとやじられ、ツイッターでも脅迫的な嫌がらせで大炎上。ベックの個人情報が晒され、ベックの活動とは無関係な女性達が脅迫状を受け取るなど酷い目にあった。

そうしたベックへの激しい攻撃を率先していたのがピピトーンだった。当時ベックはボルティモアLGBT委員会で唯一女性であったが、ベックの反トランスレズビアンへの抗議運動に腹を立てたピピトーンがある会議中にベックに「私の性別は何か?」と問い詰め「あなたは男性だ」と答えたベックにピピトーンが罵声を浴びせかけるという事件が起きた。その時からピピトーンは執拗にベックを責め立て、挙句の果てにベックを同委員会から追い出すことに成功した。

なにがインクルーシブだ、何が多様性だ、よってたかって男たちがただ一人の女性委員の言葉を弾圧し迫害する。LGBT団体なんてこんなものなのだ。

一方ピピトーンのほうはというと、地方メディアで特集されボルティモアの雑誌で「プライドの顔」として称賛された。ベックがゲイスターニュースで「レズビアンのターフがボルティモアLGBT委員会から追い出される」と書き立てられたのとは大違いの扱いである。

ピピトーンはジョンホプキンズトラストから15000ドルの資金を授与されLGBTQコミュニティーのための住宅提供活動なるものを始めた。この活動には9万ドルという資金んが集まったが、その使途は明らかにされず、活動の効果もはっきりせず批判も出ていた。

2019年、ピピトーンはボルティモア女性マーチで演説することが決まっていたが、ピピトーンによるレズビアン女性達に対する暴力的な発言を理由にレズビアン活動家たちから強い抗議の声があがった。

しかしながらピピトーンの最近のインスタグラムの投稿によると、彼は今は女性自認ではないことが解る。ほんの数年自称トランスジェンダー「女性」と言って大騒ぎをしてレズビアン女性達を攻撃しておいて、自分はこっそり男の生活に戻っていたのである。

ピピトーンに被害にあったベックはこれについて、「人生で自分を見つけることは良いことだ。その過程で彼のように女性達にトラウマを与えたり、女性の振りをしたりして、他人を巻き込むようなことさえしなければ」

最近行われた調査ではティーンエージャーの40%が自分はLGBTQ界隈に属すると考えているという結果が出た。これまで一般社会のなかで同性愛者は2~3%と言われてきたし、性同一性障害を持つ人は1%にも満たないとされてきた。それが突然40%とはどういうことなのか。

これは明らかに学校やSNSなどでLGBTに属することが格好いいことだと教え込まれている証拠だ。ポッドキャスターのマット・ウォルシも言っていたが、多くの人がこぞってそのグループの一員になりたがるということこそ、そのグループが特権階級であることの証拠だと。

LGBT活動は今や単なるセクシュアリティーだのアイデンティティーだのと言ったものではなく、単なるカルトとなりつつある。そしてこのカルトは子供たちを親たちから引き離し、事実とかけ離れた妄想で洗脳する恐ろしい信仰である。


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