LGBTQ++++αの連中ってのは次から次へとどうでもいいカテゴリーを作り出しては、周りの理解が足りないといって文句をいうのが得意である。それで今回の話題はノンバイナリー。

実は先日、北京オリンピックのアメリカ代表に決まったフィギアスケートのペアのうち男性の方が自分はノンバイナリーだと言い出し、ノンバイナリーで初めてのオリンピアンとか主流メディアがまたぞろ担ぎ上げて騒いでいる

Ashley Cain-Gribble and Timothy LeDuc compete in the  pairs free program at the ISU World Figure Skating Championships in 2021 at Ericsson Globe in Stockholm, Sweden.
Ashley Cain-Gribble and Timothy LeDuc 

上の写真で女性を片腕で担ぎ上げている男性が自称ノンバイナリのティモシー・ルドゥーク選手。

ノンバイナリーなんて情報は一般人には全く無意味なもので、そんなことをいちいちメディアが取り上げる必要があるのかというツイートをしたところ、私の認識が足りないのでこれを読めとサイトを紹介されたので、まあ一応目くらいは通しておこうと読んでみた。先ずはサイトから中里虎徹という人のインタビューから下記参照。

虎鉄さんノンバイナリーi02を拡大表示

中里は身体に違和はないが、男として扱われることは嫌だが、かと言って女になりたいわけでもないそうだ。つまり男に生まれたが男に期待されるような生き方はしたくないということだろう。それでこの生き方で問題が起きる例として、友達四人で旅行に行った時、女二人男二人で予約を入れておいたが、ホテルで女装してる中里を女性と思った職員に怪訝な目で見られたと言う。その時の彼の答え方が、

「男か女しか選べなかったので男性を選んだのです」

というもの。ホテルの職員が怪訝な顔で身分証明書を求めたという。しかしこれは職員にノンバイナリーに関する知識がないとか言って責める前に、女みたいな恰好してる自分が悪いと思うべきなのでは?自分がいくら中性だと思っていても周りはそうは思わない。世の中は男と女の二元性で動いてる。どうしてごく一部の人々のために世の中が今まで何千年と機能してきたシステムを変える必要があるのか?

だいたいホテルが男と女以外にノンバイナリカテゴリーを設けたとして、いったいどうやって部屋分けをするのだ?

中里が自分の身体に違和がないなら、男性との相部屋にも問題なく泊れるはずだ。だったら「私は男です」と言って置いて素直に流せばいいだけの話。

また中里は友達が男性メイクのモデルになってくれないかと言った時も、自分を男とも女とも思ってない自分が身体の要素で男だと判断されるのには傷つくと書いている。

何故傷つくのだ?身体が男なのだから周りが男だと判断するのは当然の話で、友人は彼の顔立ちのみを必要としているのだから素直に応じてあげればいいではないか。

このサイトによると、ノンバイナリは最近言われ出したXジェンダーとも違うのだという。怠慢だとは思ったが、もうこれ以上このサイトを真面目に読む気がしない。どうしてこの人たちは自分の性嗜好で自分を色々な枠にはめ込もうとするのだろう。自分が自分のことをどう思っていようと、何故社会全体がその自分の不思議な思想に合わせるべきだと思うのだろうか。

いったいあなた達は何様なの?

私が思うに、この人たちはなんらかの心の悩みを抱いている。そしてその悩みは特別なものだと思いたいのだ。だから自分のそうした思いに名前が付いて社会から認められると安心するというわけ。強調は原文のまま。

よく耳に新しいセクシュアリティやジェンダー・アイデンティティの名前が出てくると「カテゴリーを増やすだけでは、かえって人々の性のあり方を限定してしまうのではないか?」という疑問が投げかけられることがあります。もしくは「セクシュアリティやジェンダー・アイデンティティに細かく名前を付けていくことに意味があるの?」という疑問もあると思います。

しかし今の社会は、性別二元論や異性愛などが当然視され、当たり前にシステムや人々の認識の前提となっています。そんな中で、「既存の性のあり方に当てはまらない人々」は、不可視化され「いないこと」にされがちです。

また社会の中であまりにも当たり前とされてきた性のあり方の中で、「自分は普通とは違っている」「自分の存在はなんなんだろう」と言語化できずに苦しんでいる人はたくさんいます。そして、自分の性のあり方としっくりくる名前を見つけて安心したり、同じ性のあり方を持つ仲間と出会って安心したり、逆に「自分とは微妙に違うな」という感覚からさらに自分の性のあり方が言語化できる人もいます。

このような経験は「意味がない」と軽視していいことではありません。どんな性のあり方を持っていようと、その人の存在をないことにしない/抑圧しないためには、名前が知られる必要があるのです。

私は男と女というステレオタイプに縛られない人が存在しないなどと思ったことはない。私が40年前に日本を出たのも、女だからといって結婚して専業主婦にならなければならないという性役割に違和感をもっていたからだ。幸いなことに現代の自由社会ではそのようなステレオタイプに従う必要はない。

極端な話日本では60歳の男がミニスカで闊歩しても変な目でみられるだけで逮捕されるわけではない。イスラム圏の国のように同性愛者が極刑に処されたり、ブルカを着てない女性に酸がかけられたりするわけでもない。性別に期待される役割を拒否したいなら自分達で勝手にやればいいと思う。自分の気が休まるならそういう状態に適当な名前を付けるのも本人たちの勝手である。

私が気に入らないのは、その本人たちの勝手な生き方を社会に押し付け認めさせようとする行為だ。ノンバイナリでもXジェンダーでもトランスジェンダーでもいい。他人の領域に侵入したり、他人の仕事を難しくさせるようなことさえしないでいてくれればそれでいい。

だいたい男っぽい女や女っぽい男が存在することの何が悪いのか?それが自分が自分の想定する男女のステレオタイプに嵌らないから、自分はその属性に属さない異質なものだと思うことこそ、男女のステレオタイプを助長することになると私は思うね。


6 responses to 世界最初のノンバイナリーのオリンピック選手?なんだそりゃ?

苺畑カカシ2 years ago

げんまい
@atmkrv
Replying to
@ichigobatakekak
徹頭徹尾、「私は気に入らない」という事しか書かれてないなと思いました。これは感情であり好き嫌いの問題であって、どこまでいっても筋の通った理屈にはならないものですね。その事を理解されていれば良いのですが。

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苺畑カカシ2 years ago

https://www.bbc.com/news/uk-58598186
イギリス。16歳以下の子どもにブロッカーを投与することを認める裁断。

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米国在住者2 years ago

はじめまして米国在住者です。少し前から不定期ですがブログを拝見させていただいており内容に度々共感しております。今回もおっしゃる通り!という内容に思わずコメントさせていただきました。(私も稚拙ながら某ブログプラットフォームでは時々極左をこき下ろしたりしています)

”次から次へとどうでもいいカテゴリーを作り出しては、周りの理解が足りないといって文句をいう” 
→まさに自分たちは先進的で思想的に開化しているので啓蒙してやるという自惚れそのもの、常識を逸脱して突き進むことで自らの優越感に浸り、さらに厄介なことにそれを万人に強制しようとするスタンスに私もウンザリします。

”私が思うに、この人たちはなんらかの心の悩みを抱いている、、”
→心の悩みのレベルではなく既に病気ですね。上記のように自己優越感のポジションを無理やり作りそれに対して他者への承認欲求するという点と、そもそも自身の精神的未熟さや社会的不満・鬱屈の原因を安易に性(の不一致など)に結論づけTGやらLGBTなどの色モノにすぐ流されてしまっている点で病んでると思います。

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    苺畑カカシ2 years ago

    米国在住者さん、コメントありがとうございます。

    拙零細ブログではコメントをくれる方が少ないのでいつもさみしい思いをしています。

    意識高い系のいわゆるWOKEの連中は自分らこそが頭が良くて最先端の哲学を持ってると思い込んでますが、単にカルトに染まってるだけなんだということに早く気付いてほしいですね。

    これからもよろしく。

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ノンバイナリーイサム2 years ago

中里のツイッターみてます。他人をやたら批判するくせに、自分には肯定的で自己愛が強いんだなと思いました。国が悪いといいながら制度を利用してお金を欲しがったり、hivになったのは相手が一方的に悪く訴訟するといってます。コロナ禍でセックスするのがダサいとほざいてたくせに、、。ノンバイナリーて怠惰で自分勝手なのかなと誤解してしまうのではと憂慮してます。

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    苺畑カカシ2 years ago

    コメントありがとうございます。

    私はノンバイナリーという概念が今一つわからないんですよね。自分の性別に押し付けられた枠内で生きたくないというなら、わざわざそれに名前を付ける必要があるんでしょうか?私も自分の年代の日本女性に期待されるような典型的な人生は送ってきませんでしたが、それはステレオタイプに当てはまりたくなかったからで、性別は無関係です。

    でも中里さんみたいな自分勝手な人がノンバイナリーの代表みたいな顔をすれば、同じくノンバイナリーを名乗るひとたちには迷惑でしょうね。

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