実は以前に私は「性転換手術をしても変わらない男性の狂暴性」というエントリーを書いた。これは男性から女性に転換したとされるいわゆるMtFのトランスジェンダーたちの犯罪率の話を書いたものだ。しかしコメンターさんのなかから、この調査は性転換手術を受けている人と受けていない人とが混ざっているため、性転換後に犯罪率が変化するかどうかは分からないというコメントがあり、確かにそうだなと思い直して題名を「トランスジェンダー女性を自称しても変わらない男性の狂暴性」と書き換えた。このエントリーの結論は、男性は女性を自認しようがどうしようがその狂暴性は変わらず、圧倒的に多数の暴力犯罪を犯すというものだった。

ところが最近、性転換手術を受けたMtFでも術後の犯罪率は一般の同年代の男性たちと全く変化がないという調査書を発見した。Evidence and Data on Trans Women’s Offending Rateshttps://committees.parliament.uk/writtenevidence/18973/pdf/

これはスエーデンで行われた調査だが、対象はすでに性適合手術を受けホルモン治療を長年受け法律上も女性となった人々である。それによると、

MtFは一般女性より6倍も高い率で犯罪を犯す確率が高い。暴力的な犯罪になるとその確率は18倍にもなる。しかしこれは一般の男性の犯罪率と比べると特に変わりはないという。彼らはすべて手術済なので自称トランスのなりすましは含まれていない。

よくトランスジェンダーの人たちは男性の身体に女性の脳で生まれてしまったなどというが、脳みそも身体の一部である以上、脳だけ女性なんてことがあるはずがない。脳は女性だという男性でも脳みそのDNAはXYであり、脳だけXXなんて人は居ない。しかしこの調査をから判断すると、たとえ去勢して男性ホルモンの分泌が落ちた人でも、男性的な攻撃的な性格を変わらないということになる。

第二次性徴を男として通り過ぎた男性は、たとえ後になって女性ホルモンをいくら投与してみても男性体としての筋力は女性の何倍もあり、同体格の女性と格闘しても圧倒的に有利である。それでも彼らが女性と同じくらいおしとやかであれば別だが、その攻撃的な性格が男性と全く変わっていないとなると、一般女性とMtFとの交流には非常な注意を要する。つまり、同じ女だから安心、という油断は禁物だということである。

さて、ここで問題になるのが刑務所である。前回も話した通り、カリフォルニアも含めイギリスやアメリカでは自称女性の男性服役者が女子収容所に移されるということがすでに起きており、女子囚人たちや看守の間から苦情が殺到している。(当たり前)

刑務所というところはすでに犯罪を犯した人が服役している場所であるから、そこにいる男性はかなり狂暴な人間である可能性が高い。特にトランスとして移転を許可されるのはそれなりに長期に服役している犯罪者だ。なぜなら数か月や1~2年の刑では、移転希望が聞き入れられるまでの間に釈放になってしまう可能性が高いからである。ということは長期服役するような重犯罪を犯した男のみが女子施設に移転が叶うという不思議な状況が起きてしまう。

このリポートの第二の調査によると、自称トランスによる性犯罪は一般男性よりもずっと高率であるという結果が出ている。これは2019年4月の調査結果だが、

自称女のトランスが性犯罪者である確率は58.9%、女性服役者の性犯罪者率は3.3%、男性服役者の性犯罪率は16.8%と性犯罪者がトランスを自認する確率は一般男性服役者の5倍以上である!

私は以前からずっと言ってきた。女装してまで女性施設に侵入しようとしている男は一般男性よりもずっと危険だと。そうまでして女の空間に入り込もうとする男に碌や奴はいないのだ。

どれだけ自分は女だと言ってみても、たとえ去勢手術を受けていても、男が男たる狂暴な性格を変えることはできない。ましてや手術も受けていない自認のみの男を受け入れるなどもってのほかである。もともと狂暴な男たちがか弱い女性たちの間に送られるなど、こんな理不尽なことを許してはいけない。この非人道的な方針が覆るまで、我々一般人は戦い続ける必要がある。

日本ではまだそこまで狂った状況にはなっていない。どうかどうか、日本の皆さんは女性の人権を守るために、LGBT運動の横暴に立ち向かってほしい。そうでないとイギリスやアメリカで起きているような気違い沙汰が日本でもおきてしまうのだから。



16 responses to 性転換手術をしても変わらない男性の狂暴性

よもぎねこ4 months ago

 こんなすごいのが出てきました。

 同性カップル 男性時の凍結保存精子でもうけた子 認知求め提訴
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210604/k10013068041000.html

 男性性器を切除して戸籍変更をしながら、女性と同棲して子供を作っています。 
 性器を切除する前に精子を凍結保存していたのです。

 日本では未成年の子供がいる場合は戸籍変更が認められません。 これは子供の立場を考えてのことですが、しかしこの男は性器を切除して戸籍変更をしてから、凍結精子で子供を作ったのです。

 ワタシは本物のトランスジェンダーなら女性に性欲は持たないと思ったのですが、ここまでやる男がいるとなると、性器切除しても本当に男の性欲は変わらないとしか言えません。

 これじゃホントに女子トイレや女湯に入れるわけにはいきません。

 そもそも何の為にトイレや浴場を男女別にしているかと言えば、こういう場所に性的な関心を持つ人間が入ってこられるのが不快だし、また性犯罪の危険があるからです。

 しかし性器を切除しても女性と同棲する人間なら到底受け入れられません。
 
 トランスジェンダーの人権が~~!!
 と言っている連中は女性の人権を無視しています。

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    苺畑カカシ4 months ago

    トランスではない人たちは長い間誤解していたのですが、トランスジェンダーというのは同性愛者が異性愛者になりたくてトランジッション(移行)するのだと思ってましたよね。例えば振付師のカバちゃんのように。あの人はもともとゲイで、女子になって男性を愛したいという人ですよね。我々の持つトランスジェンダー女性のイメージとはああいう人です。もしトランス女性がカバちゃんのような人ばかりだったら、我々女性は特に脅威を感じる必要はありません。

    でも事実はかなり違うということが最近わかってきました。世の中には女として女と性交したいと思ってる変態が結構いるのです。そういう人間はたとえ去勢手術をしていたとしても女性にとっては脅威なのです。男が男たるのは単に男性器があるかないかではないからです。

    最近になって、手術を受けていなくても自己申告だけで女性と認めろという男が出てきてますが、ああいう輩のほとんどが異性愛者だと私は確信します。戸籍を変えてまで女子専用施設に入り込もうなどと企む輩に碌な人間がいるわけがありません。

    絶対に許してはなりません。

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      苺畑カカシ4 months ago

      精子を凍結していたということは、最初から子供を作るつもりだったということですよね。それなのに手術までして性別を変えるとは、いったいどういう変態なんだ?と思います。生まれてくる子供がかわいそうです。

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苺畑カカシ4 months ago

100歩譲って自分を異性だと思い込んでるトランスジェンダーなる人々が居るとしよう。だが彼らの性癖も犯罪傾向も全て生物学的性のままであるならば、実社会においてこの人間を異性として扱うのは危険を伴う。

MtFに限って言うならば、MtFによる性犯罪率や暴力的犯罪率が一般男性と全く同じか、それ以上であった場合、彼らを女性として女性空間に受け入れるのは女性にとって極めて危険である。女装しようが女性言葉を使おうがそれは彼らの勝手だが、彼らはあくまで女装男子なのであり女性ではないのだということを大前提に置くべきである。

女子刑務所に移転された男子囚人が女子囚人に性的暴力を加える事件が欧米で続出している。彼らは本当のMtFなのか?それともただのなりすましなのか?はっきり言ってそれはどうでもいいことなのだ。なぜなら彼らが単なるなりすましであるとしたら、医者は彼らの嘘を見抜くことが出来ないということになるので、医師の診断書など無意味ということになる。

一方、もしも彼らが本物のMtFであるなら、MtFも普通の男性と同じように性犯罪を犯す可能性があるということになる。どちらにしても、女性にとっては男性もMtFも同じように危険な存在だ。いや、MtFの方が女性を装って女性を虚偽に安心させている分、もっと危険な存在だと言える。

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名無しの権兵衛4 months ago

マスコミでは、同性カップルが精子提供で子供を持ったとか、養子に迎えた話を進歩的な話、美談のように報じていますが、当事者たる子どもの気持ちが置き去りにされているなと感じるのです。
精子バンクから買われた精子や精子提供で生まれた人が、自分が「買われてきたモノ」という感覚に囚われ、出自に苦悩しているらしいのです。自分が、父と母が愛し合って生まれてきたのではないことが、衝撃だったようなのですが、これは当人でしかわからないことでしょう。
卵子提供や精子提供で生まれたり子供や同性婚家庭の養子になった人が、「普通の男親と女親の家庭で育ちたかった」「お父さんとお母さんが愛し合ってこの世に生まれたかった」と言ったら、どう返答するのでしょうか?子供の気持ちや人権はどうなるのか?と最近の報道を見て、つくづく思います。
私のお会いした同性愛の男性は、「子供はペットじゃない。子供には男のパパと女のママが必要。パパは男にしかなれないし、ママは女にしかなれない」と言って、同性愛者が養子を迎えることに反対の立場でした。同性愛者も意見は多種多様で、同性婚の合法化運動を迷惑に思っている人もいるのに、マスコミは特定の人間の特定の意見しか報じないのです。
特定の意見しか報じられないのは、世論誘導が目的でしょうから、私たちは安易に乗ってはならないと思います。

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    苺畑カカシ4 months ago

    アメリカで同性婚が合法になる直前、レズビアンカップルに育てられた大人たちの悲痛な声を色々聞きました。片親が同性愛者の場合家庭環境が安定せず、子供たちが麻薬中毒になったり高校を中退したりと色々な弊害が起きています。何故日本の特例法が未成年の子供がいないことを条件にしているのかよく分かります。

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かんぱち4 months ago

ニコニコ動画が今よりずっと人気があって、私もよく見ていた5年くらい前には、「ニコ生主」 と呼ばれるライブ配信者の中に女装趣味の人もいたのを思い出しました。カテゴライズするなら 「女性が好きなトランス女性」 でした。完全に女性にしか見えなくて、声が男なのと、女に化ける (化粧する) ところも公開していたことで 「女装している男性」 だとわかるくらいでした。その人のライブ配信には、毎回数千人の視聴者が集まっていました。

その人は、最近のトランスジェンダーとは違って、変な主張もしていなかったし、もともとニコ生主にはおかしな人が多かった(笑) ので、私の中では 「おもしろいニコ生主の1人」 でしかなく、すっかり忘れていました。それにしてもほんの数年前までは、日本のネット民は性的マイノリティに好意的だったんですよね。性的マイノリティの人達も変な主張はせず、むしろ自ら笑いのネタにしていたし。それがわずか数年で、ここまで変わってしまうとは・・・。

ところで、よもぎねこさんが貼ったNHKニュースですが、ニュース自体もすごいけど、記事中の写真もすごいですね。0歳児と2歳児を子育て中の 「女性」 が、裁判を起こして、ド派手なネイルで記者会見って・・・。

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    苺畑カカシ4 months ago

    ユーチューブでも女装してニュースを読んでる人がいます。別に女装であることに全く拘った話題は取り上げておらず、普通の時事問題だけ取り上げてる人なんですが。なんで女装なんだろうとは思いますね。

    あの記者会見の様子をよく見てなかったんですが、よくよく見たら、またあの仲岡しゅん、て女装弁護士なんですね。あの人最近トランスの件でやたら見かけますね。彼のエッセー読みましたけど、男性器ついたまま女湯に入るトランスなんか居ないという定番のお惚けをしていて呆れました。自分もトランスなんだから、そういうけしからん奴が回りにいくらでもいるだろうに。

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苺畑カカシ4 months ago

MtF選手のオリンピック参加について色々調べてたら、アメリカ空軍で女性ホルモンを接種する前後での男性の運動能力に関する調査を見つけたので張っておく。あとでじっくり読もう。
https://bjsm.bmj.com/content/55/11/577

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苺畑カカシ3 weeks ago

https://twitter.com/ProfAliceS/status/1442415750497509380
イギリスでは2012年から2018年までの間に436人の強姦犯が女性として記録されているが、イギリスの法律では男性器によるものだけを強姦と定義している。つまりこの436人はすべて自称女性の男性ということになる。トランスジェンダーが性犯罪を犯さないというのは神話だ。

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苺畑カカシ3 weeks ago

スエーデンの論文について、私が提示したリポートの結論づけは間違っているというご指摘を受けたので、彼の主張を一応提示しておく。私は元の論文を隅から隅まで読んだわけではないので、彼の主張が正しいのかどうかは読者諸氏の判断に任せる。では下記はfukidashi@fukidashi1さんというツイッタラーさんからの反論。
===========================

違います。スウェーデンの調査がこれのことでしたら、https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0016885
筆頭著者自身がその解釈は誤りだと指摘していますよ。https://www.transadvocate.com/fact-check-study-shows-transition-makes-trans-people-suicidal_n_15483.htm

死亡率と罹患率、犯罪率を比べた論文です。あなたが提示されたレポートは、反トランスで有名な学者が書いたもので、それじたい査読を受けるようなものではありません。ちょっとややこしいですが、元論文の筆頭著者自身の、論文への解釈に反論しています。

元論文の著者は、1973 to 1988と1989 to 2003の二つの期間に分けると、後者では”did not find a male pattern of criminality.”と言っているわけです。治療やメンタルケア、社会的バックアップの充実により、マイノリティの置かれていた差別的状況への対処が改善され、値が改善されたと。

で、簡単にいえば、あなたに示していただいたレポートでは、1989 to 2003の期間に犯罪率が改善されたのは、トランスジェンダー全体についてであって、MtFがどうなったのかは書かれていないから、MtFの犯罪率の高さはまだ残っていると解釈できる、と反論しています。

まず、査読つき論文の筆頭著者で、データを直接扱ったであろう人物が明言していること対して、査読も経ていないレポートで、しかも特定の立場(反トランス)から行った反論の方を信じる理由がどこにあるのか、という問題もございましょうが。

元論文の書き方は確かに不明瞭ですが、まず”Crime rate”の節で1989 to 2003の期間には犯罪率の増加がみられないと言っていて、その後MtFとFtMに分けて各々の傾向が語られます。

「犯罪率の増加がみられない」と言っているところで参照している表は、たしかにトランスジェンダー全体についてのものであって、MtFとFtMにわかれているわけではありません。しかし、筆頭著者は元データの分析に携わっているわけで、その人が明言しているのですから、信じない理由はないでしょう。

論旨に関係のない表を載せないのはよくあることです。この論文では、sex-reassignmentによる死亡率、罹患率、犯罪率の変化を問題にしています。これを論証するのにトランスジェンダー全体の傾向についての表のみを載せるのは十分納得できます。その一方で、反論レポートを書いている側の言うことには論理的飛躍があります。1989 to 2003の期間に限定された、MtFとFtMそれぞれの分析結果がないと言っているのですから、MtFの犯罪率の高さはまだ残っていると解釈できる理由などありません。

(略)データを再分析せずとも上の結果は導き出すことができるからです。
・1989 to 2003の期間で、それ以前に見られたトランスジェンダーの犯罪率の高さは解消されていること
・それがFtMとMtFに分かれて表記されていない以上、読者は筆者のいうことを信じるしかないこと
・この期間にMtFの犯罪率が高い、ということを示す分析結果は論文に記載されていないこと。

以上のことをもって、データを再分析しようがしまいが、元の論文から、「トランス女性による暴力犯罪は一般男性とまるで変わりません」という結論を導き出すことはできません。
あなたがなお「トランス女性による暴力犯罪は一般男性とまるで変わりません」を言い続けるなら、上の諸点を論駁してください。それができないならデマを認め撤回してください。

実際にデータを分析した筆頭著者の言うこと(1989 to 2003には”did not find a male pattern of criminality.”)を退けるためには、それ相応の努力(データの再分析、著者自身への論駁による確認等)を払わなければなりません。それを行っていない以上、
あなたが「トランス女性による暴力犯罪は一般男性とまるで変わりません」と言い続けることはできないのです。当たり前のことですね。

==================================
これに対する私の反論と吹き出しさんとのやりとりはこちら。

苺畑カカシ:100歩譲ってSRS済のMtFによる犯罪率は不明ということにしても、彼らが女性にとって一般男性と比べて安全な存在であるという証拠もないですよね。この調査はSRS済MtFが対象ですが、一般に言われるトランス女性の大半は未オペです。トランス女性による暴力犯罪というなら彼らも含まれるべきですよね?未オペのトランス女性による犯罪なら性犯罪も含めてかなり凶悪なものがいくらも記録されています。私も結構そういう事件を集めてますが、女子施設に侵入した女装男たちによる女性や女児へのわいせつ行為事件なら履いて捨てるほどありますよ。

fukidashi:ええ、トランス女性についてはSRS済MtFが対象であって、未オペのトランス女性については、この論文からは何もわかりませんね。そもそも論文の趣旨から外れますし。なぜ、あなたが関係のないことを言ってくるのかはよくわかりませんが。犯罪の事例については、誰でも犯罪は犯すのですから、そのひとびとの自由を制限するほどのものなのか、ということを論証する必要がございましょうね。ここでの論点からは外れますが。

苺畑カカシ:この話のもともとは、性犯罪を犯す9割以上が男性であり、トランス女性といえども男性なので女性にとっては危険だと言うことだったのです。だからオペ済トランス女性でも男性と犯罪率は変わりませんという例を出したまで。トランス全体でいえば女性にとって危険なのは言うまでもない話。

fukidashi:それには賛成できませんが、いずれにせよわたしの論点は、あなたの、スウェーデンの調査から「トランス女性による暴力犯罪は一般男性とまるで変わらない」ことがわかった、という主張がデマだということなのですから、関係ないですね。

苺畑カカシ:デマではないです。そういう解釈はいまでもされており、この調査結果をどう分析するかは専門家の間でも同意がない。だから一言でデマだと片付けることは出来ません。

fukidashi:同意がないものをなぜファクトだと主張できるのですか。専門家間で合意が形成されていないものをファクトだと主張したなら、それはデマです。科学的態度とはそのようなものです。それと、デマでないというなら、先ほどの諸点をちゃんと論駁してください。

・1989 to 2003の期間で、それ以前に見られたトランスジェンダーの犯罪率の高さは解消されていること
・それがFtMとMtFに分かれて表記されていない以上、読者は筆者のいうことを信じるしかないこと
・この期間にMtFの犯罪率が高い、ということを示す分析結果は論文に記載されていないこと。

苺畑カカシ:それではそういう説もあると訂正させていただきます。科学論文として発表され、反論の論文が発表されていない以上、そういう論文があるという事実は変わりませんのでね。私は暇人ですが、これ以上この話でのお付き合いはできません。ではよい一日を。

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苺畑カカシ3 weeks ago

吹き出しさんの指摘したことを元に元の論文の犯罪率の部分だけを読んでみたのだが、先ず論文の結論に書かれていることは:

Crime rate 犯罪率
Transsexual individuals were at increased risk of being convicted for any crime or violent crime after sex reassignment (Table 2); this was, however, only significant in the group who underwent sex reassignment before 1989.
「トランスセクシュアルの人は性適合手術を受けた後に暴力犯罪を含むどのような犯罪においても増加する危険が増える、ただし、これは1989年以前に手術を受けた人に限られる。」

Second, regarding any crime, male-to-females had a significantly increased risk for crime compared to female controls (aHR 6.6; 95% CI 4.1–10.8) but not compared to males (aHR 0.8; 95% CI 0.5–1.2). This indicates that they retained a male pattern regarding criminality. The same was true regarding violent crime. By contrast, female-to-males had higher crime rates than female controls (aHR 4.1; 95% CI 2.5–6.9) but did not differ from male controls. This indicates a shift to a male pattern regarding criminality and that sex reassignment is coupled to increased crime rate in female-to-males. The same was true regarding violent crime.
「次に、男性から女性の犯罪に関しては一般女性に比べるとその危険は非常に高まるが一般男性と比べると差はない。暴力的犯罪に関しても同じことが言える。それに比べ女性から男性へと変わった人は一般女性よりも犯罪率が高くなっているが、一般男性とは差がなかった。これは女性から男性への性適合手術を受けた人は男性的な犯罪傾向を見せることになる。暴力的犯罪においても同じである。」

さてそれでは1989年から2003年にかけての彼らの犯罪率はその前とどう変わったのか。元の論文には書かれていないが、筆頭著者が数年後のインタビューでこのように答えている。

Author quote: ‘What we were saying was that for the 1973 to 1988 cohort group and the
cisgender male group, both experienced similar rates of convictions. As I said, this pattern
is not observed in the 1989 to 2003 cohort group.’

「我々が述べているのは1973から1988年まで実験対象のグループと一般男子グループでは同じような率の犯罪率が見られた。しかし前にも言ったようにこのパターンは1989年から2003年の対象グループからはその傾向は見られなかった。」

これに対して私が紹介したリポートの著者は下記のように反論している。
This comment is not entirely clear, but seems to be intended to convey that the MtF group
ceased to have a male pattern of convictions in the later period. This is not what the
published data show and it requires extraordinary (implausible) assumptions about the
nature of any unpublished figures to infer this from what has been published.

「このコメントははっきりしないが、著者はMtFの男性的犯罪率がこの時期消失したという説を伝えたいようだ。しかしそれは発表されたデータでは示されていない。発表されなかったデータの内容を発表された数字から割り出すには、非常に信じがたい憶測が必要となる。」

元論文の著者は自分が発表しなかったデータのなかでMtFの犯罪率傾向が突然変わったと言っているのだ。しかもそのデータを提供せずに。これに関して吹き出しさんは

「論旨に関係のない表を載せないのはよくあることです。この論文では、sex-reassignmentによる死亡率、罹患率、犯罪率の変化を問題にしています。これを論証するのにトランスジェンダー全体の傾向についての表のみを載せるのは十分納得できます。その一方で、反論レポートを書いている側の言うことには論理的飛躍があります。1989 to 2003の期間に限定された、MtFとFtMそれぞれの分析結果がないと言っているのですから、MtFの犯罪率の高さはまだ残っていると解釈できる理由などありません。」

いや、この論文の論旨の大事な項目に犯罪率がある。もしトランスジェンダーの犯罪傾向がある時期突然変わったのであれば、その傾向を示しその理由を説明する必要があるはずだ。そしてそれは論文が発表された痕のインタビューでなどなく、元の論文に明記されるべきだ。しかし吹き出しさんは、

「それがFtMとMtFに分かれて表記されていない以上、読者は筆者のいうことを信じるしかないこと、この期間にMtFの犯罪率が高い、ということを示す分析結果は論文に記載されていないこと。」
論文の筆者がデータを提供せずに結論を述べているのに読者は筆者のいうことを信じるしかないってそんな科学論文があるか?しかもそれについて元論文に明記がないどころか、補足論文が発表されたわけでもない。もし元論文の結論に間違いがあったり不足してる点があるというなら、別の科学者が調査を行って反論すべきであり、データもなしに著者が何か言っていてもそれを全面的に受け入れることはできない。
ところで元論文のディスカッションのところに別の調査が載せられているが、これは非常に興味深い。

Criminal activity, particularly violent crime, is much more common among men than women in the general population. A previous study of all applications for sex reassignment in Sweden up to 1992 found that 9.7% of male-to-female and 6.1% of female-to-male applicants had been prosecuted for a crime.[33] Crime after sex reassignment, however, has not previously been studied. In this study, male-to-female individuals had a higher risk for criminal convictions compared to female controls but not compared to male controls. This suggests that the sex reassignment procedure neither increased nor decreased the risk for criminal offending in male-to-females. By contrast, female-to-males were at a higher risk for criminal convictions compared to female controls and did not differ from male controls, which suggests increased crime proneness in female-to-males after sex reassignment.

長いのでまとめると、これは1992年までスエーデンで行われた調査だが、性適合手術を受けたMtFも、そしてFtMもその犯罪傾向は女性ではなく一般男性と同じであるという結論だ。MtFの犯罪率が男性と同率なのはわかるとしてFtMの犯罪率が女性であった時より増えるというのは興味深い。これはやはり男性ホルモンのせいだろうか?しかしそれなら男性ホルモンを低めてるはずのMtFの犯罪率が減らないのは何故だろう?

結論からいうと元論文においてMtFの犯罪傾向は一般男性と差がないとした結論は変わっていない。著者が1989年以降ではその傾向が見られなかったというのであれば、著者はそのデータを提示し別な傾向を説明する必要がある。よって私は最初に言ったことを撤回する気はない。

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苺畑カカシ3 weeks ago

fukidashi:
あなたは、1989 to 2003の期間にMtFの犯罪率が高い、ということを示す分析結果が書かれていることを前提にしています。しかし、そんなことは書かれていないのです。単純化すれば、書かれていることは
・全期間ではMtFの犯罪率が高い
・1989 to 2003の期間にはFtM + MtFの犯罪率の高さは解消されている

苺畑カカシ:なんだ苦労して論文二つとも読んで色々書いてのに、な~にも読んでくれてないんですね。こんな短時間で読めたはずないもんね。あなたの質問にひとつひとつ誠実に答えたのに。データもないのに結論を出すことは出来ません。私はあくまで元論文の結論を述べたにすぎません。ではよい日曜日を!

fukidashi@fukidashi1:何も具体的な指摘なしにそんなこと言われても。反論できないということでよいですか。

苺畑カカシ:反論はちゃんとしましたよ。読んでませんよね。こちらも私のブログのコメント欄に貼っておきます。では。

fukidashi:あなたの反論が反論になっていないといえる理由を、さきほど書かせていただいたのですが。あなたは、1989 to 2003の期間にMtFの犯罪率が高い、ということを示す分析結果が書かれていることを前提にしています。しかし、そんなことは書かれていません。論文のどこにそんなことが書かれているかをご指摘ください。

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苺畑カカシ2 weeks ago

fukidashi
「犯罪率の話をしているのに犯罪率の傾向が変わったことに関するデータの提示がなく」と言いますが、ありますよね。トランスジェンダーの犯罪率の高さは1989 to 2003の期間に解消され、それは表に載っています。FtMとMtFに分かれていないだけです。で、その全体傾向がある以上、MtFのみ犯罪率が高いままだ、と考えるのは不合理的であり(FtMの犯罪率が異常な値で改善されていないとそうなりませんからね)、そして、著者自身が、改善されていないと解釈してはならない、と言っているのです。

1989 to 2003の期間のMtFに関するデータがない、とはどこにも書かれていません。それは存在しますし、表には載せていませんが、著者自身が、どう解釈すればよいかを説明しています。
そして、1973 to 1988の期間についてですが。おっしゃる通り、この期間についてはMtFに”a male pattern of criminality.”が存在した、と言う結果です。ですが、このことをもって、現在もそうであると主張することはできません。

1989 to 2003の期間にトランスジェンダーの犯罪率の高さは解消されているのであり、著者が述べているように、差別的環境の改善、ケアの充実化などの社会的要因によって、犯罪率の高さ等のリスクは解消されます。マイノリティの死亡率、犯罪率、疾病率などのリスクは、社会包摂的な環境の整備により改善されうるものです。著者はそのことを論じています。けっしてそれは、MtFはもともと男だから本質的にそうなのだ、というような話ではないのです。

そのことは、FtMの犯罪率もまた高かったことからも示されています。その著者の意図を無視して、いまから3-40年前の、まったく異なる社会状況下でのデータを、この現代社会のトランス女性たちに適用することはできません。

苺畑カカシ
提供されたデータは私も見ましたが、正直な話それをどう解釈すればいいのか分かりません。1989年以降の犯罪率はMtFとFtMが一緒になっていますが、この数値は一般の女性と男性と比べてどのような差があったのですか?1989年以前はFtMの犯罪率も一般の男性並みだったとされているので、もしこのMtF+FtMの犯罪傾向が一般男性と同率であるならば、傾向は変わっていないと結論付けられるし、下がっていれば傾向は変わったと言えます。単純に疑問なのであなたが答えを知っているなら教えてくれませんか?

今、この疑問に関する答えを書いているサイトを見つけました。元論文では1989-2003のMtF+FtMの犯罪率と一般人との比較を行っていないので、MtFに男性の犯罪傾向が見られなかったことを裏付けるデータは提示されていないということです。つまりこの時期においてMtFの犯罪傾向はデータ不足により不明ということです。

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苺畑カカシ2 weeks ago

fukidashi
@fukidashi1
·
6h
1989 to 2003の期間のMtFに関するデータがない、とはどこにも書かれていません。それは存在しますし、表には載せていませんが、著者自身が、どう解釈すればよいかを説明しています。
fukidashi
@fukidashi1
·
6h
そして、1973 to 1988の期間についてですが。おっしゃる通り、この期間についてはMtFに”a male pattern of criminality.”が存在した、と言う結果です。ですが、このことをもって、現在もそうであると主張することはできません。
fukidashi
@fukidashi1
·
6h
1989 to 2003の期間にトランスジェンダーの犯罪率の高さは解消されているのであり、著者が述べているように、差別的環境の改善、ケアの充実化などの社会的要因によって、犯罪率の高さ等のリスクは解消されます。
fukidashi
@fukidashi1
·
6h
マイノリティの死亡率、犯罪率、疾病率などのリスクは、社会包摂的な環境の整備により改善されうるものです。著者はそのことを論じています。けっしてそれは、MtFはもともと男だから本質的にそうなのだ、というような話ではないのです。
fukidashi
@fukidashi1
·
6h
そのことは、FtMの犯罪率もまた高かったことからも示されています。その著者の意図を無視して、いまから3-40年前の、まったく異なる社会状況下でのデータを、この現代社会のトランス女性たちに適用することはできません。
苺畑カカシ
@ichigobatakekak
·
2h
提供されたデータは私も見ましたが、正直な話それをどう解釈すればいいのか分かりません。1989年以降の犯罪率はMtFとFtMが一緒になっていますが、この数値は一般の女性と男性と比べてどのような差があったのですか?1989年以前はFtMの犯罪率も一般の男性並みだったとされているので、
苺畑カカシ
@ichigobatakekak
·
2h
もしこのMtF+FtMの犯罪傾向が一般男性と同率であるならば、傾向は変わっていないと結論付けられるし、下がっていれば傾向は変わったと言えます。単純に疑問なのであなたが答えを知っているなら教えてくれませんか?
苺畑カカシ
@ichigobatakekak
·
51m
今、この疑問に関する答えを書いているサイトを見つけました。元論文では1989-2003のMtF+FtMの犯罪率と一般人との比較を行っていないので、MtFに男性の犯罪傾向が見られなかったことを裏付けるデータは提示されていないということです。つまりこの時期においてMtFの犯罪傾向はデータ不足により不明
苺畑カカシ
@ichigobatakekak
·
49m
ともかくあなたも言うように、このデータは古いですし、それにSRS済の人だけなので今現在の問題を吟味するには情報が足りません。なにしろ最近のMtFは未オペの人が大半ですからね。自認のみ女性のMtFの犯罪率を調べることの方が先決でしょう。
fukidashi
@fukidashi1
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22m
表を読むのに必要な最低限の統計学的知識については、下記がわかりやすいかと思います。
https://riklog.com/research/hazard-ratio/

ごく簡単にいえば、ハザード比(hazard ratio)が1を超えていれば、1989年以降の犯罪率が上昇しており、1を切っていれば、下降しているということです。
ハザード比ってなに?リスク比との違いは?【数式なし】
論文で本当によく用いられる指標、ハザード比。1-2割の論文で言及されているのでないでしょうか。 しかし「ハザード比ってなに?」という質問に答えられるでしょうか?リスク比との違いは? この記事では、ハザ
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fukidashi
@fukidashi1
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20m
なお、どれだけ統計学の知識がおありかわかりませんが、ハザード比の下のCI(信頼区間)は、この区間に1が含まれていれば、1989年以降の犯罪率は有意に(統計的に意味のある程度に)変化したといえない、ということを意味します。
fukidashi
@fukidashi1
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17m
トランスジェンダーの1873-1988のハザード比は1.6で、信頼区間は1.0-2.5ですので、区間中に1を(ギリギリ?)含まず、これは統計的に有意です。つまり、元の性別に比べて移行後に犯罪率が増加したということです。
fukidashi
@fukidashi1
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16m
この値が、1989-2003には1.1、信頼区間は0.5-2.2です。区間中に1を含みますので、これは統計的に有意ではありません。つまり、1989-2003には、元の性別に比べて移行後に犯罪率が増加したといえません。
fukidashi
@fukidashi1
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12m
なお、MtFは、全期間ではハザード比が0.8、信頼区間は0.5-1.2。区間中に1を含みますので、これは統計的に有意ではありません。つまり、MtFは元の性別(男性)と比べて、有意に犯罪率が低下したとはいえません。これが、”a male pattern of criminality”が残っている、という主張の根拠になっています。
fukidashi
@fukidashi1
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10m
なお、正確にいうと、この主張は統計学的に微妙です。なぜなら、「有意に犯罪率が低下したとはいえない」ことは、「MtFの犯罪率が元の性別(男性)と同様」ということは意味しないからです。これは統計学の基本的な事柄ですが、元論文の著者は、その辺曖昧に書いています(示唆する)と書いています。

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苺畑カカシ2 weeks ago

さて、先ほど述べたように、1989-2003の期間にはトランスジェンダーのハザード比は1.1、統計的に有意ではありません。この期間の間にもしMtFのハザード比が0.8より高いのならこんな値になりませんから(全体に下がっていなければふつう1.6→1.1に変化しないので)、
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9:47 AM · Oct 3, 2021·Twitter Web App

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fukidashi
@fukidashi1
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10m
Replying to
@fukidashi1
and
@ichigobatakekak
MtFのハザード比は全期間の0.8より低いと考えるのが妥当です。

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