ジョー・バイデンが毎日せっせと出している42以上にわたる大統領命令のなかに、バラク・オバマ大統領が出しトランプ大統領が撤回したトランスジェンダーに関する命令がある。これは連邦政府から支援金を受け取っているすべての公立学校において、トランスジェンダーを本人が自称する方の性施設で受け入れなければいけないということ、そしてそれは女子競技にも当てはまるというものである。

このような命令はオバマ時代にも違憲だとする意見が多く聞かれ、州によってはこの命令を法廷で差し止めたところもあった。しかしそれ以上に話が進まなかったのも、トランプ大統領がこの命令を撤回していたからだ。トランス選手をどのように受け入れるかは各州ごとに規則が違い、全く受け入れないところもあれば、条件付きのところや、全面的に受け入れているところなどまちまちである。

今回の大統領命令にあたり、アメリカの女子競技を代表するリーダー達が、議会とバイデン政権に女子競技を守る法案を提案した。USAトゥデイの記事より。

このリーダー達の中には元プロテニスチャンピオンのマティーナ・ナブラチロバや何人かのオリンピック金メダル受賞者や女子競技協会の元代表者らが含まれている。彼女たちの提案は男子として第二次性徴期を通った選手の参加は彼らけの別枠をつくるかハンデをつけるなどといった規制が必要だというもの。

「我々はバイデンの大統領命令であるLGBTへの雇用や金融や家族法や公共施といった社会全体における差別を終わらせることは全面的に支持します。」とタイトルIX(女子スポーツを男子スポーツ同様に扱う法律)の弁護士でありウイメンズスポーツポリシーワーキンググループ代表のひとりナンシーホグセッド・マーカー弁護士はUSAトゥデイの独占インタビューで語った。「ただ競技スポーツにおけるトランス政策は、妊娠や医療検査と同じように、科学に基づいた対策が必要です。我々の目的は女の子や女性の競技カテゴリーを守りながらトランス選手らの許容を出来る限り考えるということです。」

この女性グループは多分彼女たちもリベラルだろうから、トランスジェンダーの参加は全面的に禁止にすべきだなどとは言わない。出来る限りトランス選手たちが参加できる条件をつくりながらも、女子スポーツを守っていきたいという考えだ。

バイデンの大統領命令の詳細がどのように施行されるのかはまだはっきりとしていないが、女子選手たちの努力を無視しトランスに女子と同じ機会を与え奨学金や賞金や名誉や敬意を与えるというのは、けっしてトランスジェンダーのためにならないと女史は続ける。

トランス自称女によるスポーツ参加は近年増えてきたが、なんといってもコネチカットの陸上競技で二人の自称女が2017年から2019年にかけて15の室内競技でメダルを総なめしてしまったのは記憶に新しい。これに関しては当時5位になった女子高生が州相手に訴訟を起こしている。

この女性グループがトランス選手許容のための妥協案を色々考えているのとは反対に、トランス活動家たちからは彼女たちへの歩み寄りは見られない。同グループは活動家たちとの話し合いを求めているが、一年以上もまったく進展がないという。

はっきりいってトランス活動家との妥協などありえない。なぜなら活動家の目的は妥協案ではなく全面支配だから。彼らの考えはふたつにひとつであり、まんなかなんてことはないのだ。

陸上や水泳といった個人競技ならハンデを付けるということも可能かもしれないが、サッカーやバレーボールのようなチームスポーツは先ずむり。格闘技に至っては論外だ。ここはひとつトランス選手の参加は生得的性別の方でやってもらいたい。ただし、女子スポーツへのトランス男子参加はドーピングの問題があるので不可能。彼女たちは自分たちで選んだ道なのだから男子競技に参加すべきだろう。勝てないだろうけど。

トランプ大統領をセクシストだなんだと批判していたフェミニストやLGBの人たちは気が付いただろうか、トランプ大統領こそが女性を守ろうとしてくれていたことに。女性の味方だと言いながら女子をないがしろにするバイデン政権。彼女たちは目を覚ましただろうか?


4 responses to 女子競技のリーダー達、バイデンのトランス選手参加強制の大統領命令に抗議

よもぎねこ12 months ago

 これってナブラチロバのような既に現役を引退した人より、大阪なおみのような若い現役選手には致命的でしょう?
 この大統領令が実現したら、次の全米選手権では女子上位は全部トランスという事になるのでは?
 そうなったらそんなグロテスクな女子プロテニスなんか見る人もいなくなるから、女子のプロスポーツその物が消滅するかも?

 しかしこんな馬鹿気た話、本当に納得しているアメリカ人ってどのぐらいいるんでしょうか?
 
 でも現役選手がこれに異議を唱えられない所を見ると、ホントに何か異様な力が働いているとしか思えません。

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    苺畑カカシ12 months ago

    この条例に抗議してるのは皆引退した選手ばっかりですが、それというのも現役選手が声を上げるとキャリアを潰されてしまうかもしれないという恐怖があるからなんでしょう。コネチカットの高校生が州を相手取って訴訟を起こしていますが、彼女が陸上選手として今後活躍できるのかどうか疑問です。

    本来であれば、現役のエリート女子選手たちが団結して抗議すべきなのです。しかし彼女たちの多くが左翼リベラル。大阪なおみなんてBLMに染まってるます。そういう人がトランス活動家に盾をつくのは非常に難しい。まったく、いったいどうしてこんなバカげたことがまかりとおるようになったのか。よくもアメリカはこんな男を大統領になど選んだものです。(選んでないと私は思ってますが)。

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苺畑カカシ12 months ago

ツイッターでも結構コメントがあったので紹介しておこう。

ハンデは0.01秒争う競技では理にかなってないし。別枠がいいいように思うがこれも現実的でないような。そもそも別枠の競技人口少ないだろうし。巳喜男@naruse39

スポーツにまで性的マイノリティを押し付けて、多数の女性アスリートは置いてきぼり。
そんな印象です。モンブラン山田@monburan_yamada

トランスジェンダーであることを理由に、忌避したり、気持ち悪がったりせず、同じ人間として接することが差別しないことだと思う。女性と同じに扱わないから差別ってのは違うと思うんだよなぁ。スポーツは筋肉や骨格が結果に影響するから女子枠に入れるのは優遇だし、他の女子選手からすれば災難 WhiteGold🗣@WhiteGold9999

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苺畑カカシ12 months ago

バイデンの大統領命令に抗議すべく、三月の女性マーチがワシントンDCで開かれる。これはその声明文。http://www.womenpicketdc.org/

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