本日一月二十日はアメリカ46代目将軍、、じゃなかった大統領就任式だった。数日前からアメリカの首都ワシントンDCではホワイトハウスや議事堂の前に高いフェンスが建てられ鉄条網が敷き詰められ、二万五千という州兵が出動した。この数はイラク・アフガニスタンに駐留している米軍兵の数を大幅に超える。当日の今日も就任式には公式に招かれた政府高官以外の民間人の姿はなく、バイデン陣営の移動中の道に立っているのは重装備の兵士たちのみ。トランプラリーでよく見られたような大勢の笑顔と歓声と星条旗がはためくような歓迎は全くなかった。これが民主主義国家の8000万票集めた史上最高人気者の大統領の就任式なのか?
トランプ大統領はBLM/ANTIFAが国中で暴れていた時でも知事たちの意思に逆らってまでの州兵出動は控えていた。アメリカの軍人がアメリカ市民に銃を向けるようなことは極力避けたいと思っていたからだ。それでも、ポートランドのアンティファ暴動に関しては連邦政府のビルが襲われたことでもあり、連邦警察が期間限定で出動された。何か月にもわたって暴動を続けていたアンティファ退治に数百人の連邦警察官が出動しただけで、民主党はトランプ大統領を独裁者扱いしていた。
なのにいざ民主党が大統領になったらどうだ?この軍事独裁政権を思わせるジョー・バイデンの就任式。彼らが恐れているのは外敵ではない。彼らが何かあったら殺せと言っているのはアメリカ市民なのだ。
これは議事堂に乱入したほんの数百人のような奴らからバイデンを守るための警備ではない。2017年のトランプの就任式でもアンティファ連中が大暴れし警察の機動隊が出動したが、こんな警戒ではなかった。今回右翼過激派によるテロが起きるなどと言われてはいたが、保守派サイトのあちこちで、愛国者は就任式にDCに行ってはいけない、絶対にデモはやるな、これは民主党の仕掛けた罠だと警告されていた。実際バイデン陣営も保守派がテロを起こすなどとは全く信じていなかったに違いない。ではいったいこの重装備の目的はなんだ?
これはあきらかにバイデン政権の権力を誇示することが目的だ。バイデン政権はいざとなれば軍隊を使って国民を弾圧することが出来るのだというメッセージを国民に送ったのだ。つまり、国民に対する脅しである。
バイデン政権は違法移民キャラバンのような外敵から国民を守る気など一ミリもない。だが自分らの政権を守るためなら、盾突く国民に銃を向けることもいとわないと断言したのだ。そして軍人としての誇りを忘れたアメリカの将軍たちは、バイデン陣営の忠犬として国民に銃を向けるというのだ。
こんなにも簡単にアメリカがファシストに乗っ取られるとは思っても観なかった。嘆かわしや、わが美しきアメリカ、、