アメリカ大統領の演説をプロパガンダと称して報じない主流メディア

今回の選挙で一番地に落ちたのはアメリカの主流メディアだろう。私はもう何年も前から大手ネットワークのテレビニュースなど観ていないし、オバマ政権になった頃からフォックスニュースも見限っていた。だから今更彼らの偏向報道に驚きはなしないが、この選挙が始まって以来メディアの偏向報道ぶりは度を越している。

先日トランプ大統領はホワイトハウスから選挙に関する演説をした。私はその模様をフェイスブックで観たが、主流メディアはこぞって報道しない自由を行使した。

CNNのクリス・クォモ:トランプの発言はあまりにも行き過ぎているため、46分に及ぶトランプの戯言の内容を報道するのは私の良心が許しません。

クォモだけでなく、他のリポーターもトランプ大統領の演説はプロパガンダだとし、トランプは自身や陣営が付いてきた嘘八百を繰り返しただけなので見せないと語った。また他のトークショーでも「大統領として恥ずべき行為」だとか大統領という地位を汚す行為だとさんざん批判した。無論トランプ大統領の演説を見せずに。

民主党や左翼メディアはトランプ大統領のことをずっと独裁者だと批判してきているが、独裁者なら主流メディアを武力で脅して大統領の46分にわたる演説を無理やりでも報道させていただろう。メディアが報道しない自由を行使できるのも、アメリカが自由社会である証拠だ。

しかし地位を汚すような行為をしているのはメディアの方だろう。本当のジャーナリストというものは真実を伝えるのが仕事のはずだ。大統領が恥ずべき演説をしたのであれば、その演説をきちんと報道して、どこがどのようにおかしいのか指摘すればいいではないか。トランプ大統領が羅列した不正の内容に誤りがあるというなら、それを逐一証明したらいいのだ。そして視聴者に真偽の判断をさせたらいいのだ。内容が嘘に満ちているから報道しない。我々のいうことだけを信じろ、という態度はあまりにも視聴者をバカにした傲慢さではないか?

ところで潜入ルポ得意のジェームス・オキーフが先日CNNの内部会議の盗聴テープをスクープした。その内容はCNNがどのように民主党ディープステートと共謀してハンター・バイデンのスキャンダルを隠蔽するかというものだった。CNNはとっくの昔に民主党の広報部と化しているので、私自身このことはまるで驚きはしないが。

だがはっきり言って、主流メディアが報道機関を独占できた時代はもうとっくに終わっている。それを証明しているのが今回の選挙結果だ。

2016年にトランプ大統領が就任して以来、左翼メディアは執拗に反トランププロパガンダを流し続けてきた。ロシア疑惑だウクライナ疑惑だと毎日のように報道した。トランプのすることなすこと、どれだけアメリカのためになっていないか、これでもかこれでもかと叩いてきたのである。

にもかかわらず、少なくとも7300万人のアメリカ人がトランプ大統領に投票したのである。あれだけトランプは白人至上主義だとメディアががなり立てていたにもかかわらずトランプ親ビンは史上最高の黒人票及びラテン系票を集めたのだ。多々の不正を考えると、親ビンの得票数はゆうに8000万を超えたかもしれない。それだけの人々がメディアの反トランププロパガンダを拒絶したのだ。

それに今の時代、情報源はテレビのネットワークやケーブルニュースだけではない。若い人たちは圧倒的にネットで情報を得ている。ネットでの情報はブログもあればポッドキャストもあればユーチューブチャンネルなどもある。保守系ならOANやニュースマックスやエポックタイムスなど選択肢は色々である。英語だけでなく中国語が出来るひとなら台湾メディアという手もある。私自身、先日の大統領演説も私はテレビではなくフェイスブックの中継を観た。

もう主流メディアが世論をコントロールできる時代は終わったのである。SNSが必死にその手助けをしているが、SNSだって他のプラットフォームがだんだんと増えてくれば、SFやツイッターだけが情報を独占できる時代も終わる。

7300万人のトランプ支持者をカルト集団のように扱い、陰謀論者とバカにしても、我々は怯まない。正義は必ず勝つ、いや勝たねばならないのだ。

追記:ツイッターで先日の親ビンの演説を訳してくれた人がいたのでここに貼っておく。全文はリンク先でみてね。

(1) 布路川梶太 on Twitter: “トランプ大統領の演説(2020年12月3日) ありがとう これは今までで最も重要なスピーチになるもしれない 私は、最新情報を提供したい 途方もなく長い選挙の間に起こった大規模な不正投票を明らかにするために かつての選挙の日は週、月を経て、この馬鹿げた期間に多くの悪いことが起こった https://t.co/CwEGMYZu6w” / Twitter


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「不正は断固暴く、絶対に諦めない」トランプ大統領、ホワイトハウスから宣言

先ほどトランプ大統領が大事な宣言があるというツイートが上がってきたので、フェイスブックで放映された演説を45分間観た。まさか諦めて負けを認めるとか言い出すんじゃないだろうなと恐々みたのだが、そんなことはなく、不正とは最後まで戦うという宣言だったので安心した。

ツイッタラーのTomo@Tomo20309138さんが演説の内容のメモをとってくれたので、それを追いながら紹介しよう。Tomoさんのメモは走り書きなので多少わかりやすく書き換えた部分もある。また、親ビンの演説は内容が前後するので項目順に並べ替えたのであしからず。

先ずトランプ親ビンは、この演説について「今までで最も重要なスピーチかもしれない」 とツイッターで紹介した。

郵便投票による不正

  • 激戦州で行われた前代未聞の大規模な不正は郵便投票によって行われた。民主党はチャイナウイルスを口実に大規模な郵便投票を起用し選挙を盗もうとしたのだ。
  • 投票券が死者も引越済の人も外国籍も誤った住所にも複数の州に住んでいる人にも関係なく送付された。
  • 激戦州では、ミシガン州の67郡を含む、登録有権者が投票権のある人口より多い郡が多々ある。
  • ウィスコンシンでは10万名以上が有権者として確認できない怪しい住所に投票券が送られた。
  • 多数の共和党の有権者が投票所で「郵便投票を済ませている」と言われ、投票させてもらえなかった
  • 大量の郵便投票が締切日前の日付に書き換えられていた。郵便投票の拒絶率が異常に「低い」。ペンシルベニア州の最高裁判所は10月23日に郵便投票に記載された署名と登録されている署名(有権者登録を行った際の署名など)が一致しなくても、票が無効にならないようにしたがこれは違法だ! 郵便投票の分析(systematic analysis)が必要だ、封筒の署名と選挙登録書に記載されている署名を調べないといけない 。米国の有権者であり、投票した州の住民によって、法で定められた期日までに、合法的に投票された票のみが集計されなければならない 。

ドミニオン集計機による不正

  • ドミニオンという怪しい企業がある
  • 我々は「紙」で投票すべきである
  • ドミニオンを使っているミシガンの郡は6,000票のトランプ票がバイデン票に切り替えられた。これは我々が「捕まえた」もので、他の郡でもまだ捕まえていない同様のケースがおきているかもしれない
  • ドミニオンは「おそらく」米国内ではなく、海外で集計されているんだろう ★ドミニオンは災難
  • テキサスはドミニオンの脆弱性を理由に拒否してきた
  • 上下両院で素晴らしい成績をあげているのに、それを指揮しているわたしが負けるというのは統計的に不可能

夜明けに行われた大量な不審票の開票

  • ウィスコンシンでは、勝っていたのに、午前3:42に突然どかんと票が注ぎ込まれ、そのほぼ全てがバイデンに入った
  • ミシガンでは、勝っていたのに、午前6:31に149,772票がぶち込まれた。デトロイトは完全に腐敗している
  • この間投票監視人が追い出されたりして集計手続きを確認することを許されなかった ※基本的に宣誓供述書をベースにした不正疑惑を伝えている

その他の選挙違反行為

  • 有権者の支持政党によって、投票所での対応が異なっていた、これは憲法違反である(おそらく修正第14条)
  • ジョージア州の再集計は無意味、なぜなら「署名」を検査しないから 。チャイナウイルスを言い訳にして大規模な不正の温床をつくりあげた 。激戦州の結果はひっくり返らないといけない
  • 身分証明書を見せないで郵便投票ができる州が複数 。そもそもアメリカ人かどうか確認することもない。これは国家の恥だ。
  • 投票したすべての個人の投票資格、身元、居住を確認しなければならない
  • 連邦最高裁にもっていく。彼らが正しい審判を下すことを祈る
  • メディアは知りながら報道しない

結論

トランプ大統領はまだまだこの戦いを諦めていない。親ビンは自分が正規の選挙で負けたのなら潔く退くが、不正があったのなら自分に投票してくれた7300万人の市民だけでなく、正規にバイデンに投票した人々のためにも断固その不正を暴き、正当な選挙結果を取り戻し選挙の威厳は保たれなければならないと主張した。

ではそのためにはトランプ陣営に残された手段は何なのか。今更再集計などやってみても封筒の署名と登録者の署名を照らし合わせなければ意味がないが、これらの州では封筒と中身をすでにバラバラにしてしまっているから、署名が合わなくても誰が誰に入れたのかを証明することは出来ない。つまり今の時点では再集計は意味がないのだ。

では親ビンはいったい何のためにこんな演説を行ったのか。それは親ビンに投票した7300万人の投票者に呼びかけるためだ。

親ビンは言葉にすら出さなかったが、「不正は間違いなく起こった。不正がなければ私は絶対に圧勝していた。だからあなた方が投票した清き一票が無駄にならないためにも、民主主義の政党な選挙が卑怯者によって盗まれないためにも、あなた方は共和党州議会に呼びかけ、選挙人選出の権限を知事及び州務長官から取り上げるよう圧力をかけるべきだ。」と訴えかけたのだ。

激戦区の共和党議会は選択を迫られている。このまま選挙の結果を尊重するとして何もしないでバイデン勝利を黙認するか、選挙不正を許さず自分らで選挙人を選ぶ権限を取り戻しトランプの勝利を宣言するか、二つに一つである。ここでトランプを見捨てて事なかれ主義を押し通せば、次の選挙で共和党有権者から見放される恐れは十分にある。それを覚悟でバイデン勝利を甘受するのか?

今試されているのは共和党議会なのである。


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