前回はミシガンのドミニオン集計機の不正に関する調査について書いたが、今回はネバダ州における不正調査の結果をご紹介しよう。これは「マイケル・フリン補佐官の弁護団の一人で今回の大統領選不正疑惑にも心血を注いできたジェシー・ビナルによる国土安全保障省&政務公聴会での冒頭陳述である。例によってツイッタラーのBlahさん(@yousayblah)の翻訳を引用する。

結論からいうと調査団はネバダ州で合計130,000件あまり個別の不正投票を突き止めたという。その内訳を箇条書きにすると次のとおり。

  • 42000人の有権者が複数回投票した。同じ住所氏名誕生日を持つ人物を他の有権者リストと比べて確かめたのです。この方法ではファーストネームの表記を変えて複数投票した人や…旧姓と結婚後の姓の両方を使った人たちも見つけることができました。
  • 1500人の故人が投票した。郵送投票者リストと国民死亡者名簿を照らし合わせたところ、少なくとも1,500人の故人が投票した記録がありました。
  • 8000人が存在しない住所から投票した。 約8,000人が存在しない住所から投票しました。これはCASシステムにより配達不可能な住所を割り出して確認しました。
  • 19000人の非居住者が投票した。19,000名以上の投票者が現在ネヴァダに住んでいませんでした。これは軍人投票者や学生を含みません。これらの投票者達はUSPS(米国郵政公社)の転出届などのデータを用いて確認されました。
  • 15000人が住宅ではない住所から投票した。15,000人以上が商業用あるいは存在しない住所から投票しました。我々の専門家は、非居住用住所や90日以上居住の事実がない住所を列挙するUSPSの公式記録を元に割り出すことができました。驚いたことにDMV(車両管理局)のデータベースと照らし合わせたところ4,000人の非居住者も投票していました。

よく、選挙不正はなかったとか、不正に関する記事はすべてデマだとか言うひとはその理由として、裁判で証拠として認められていないからだという。しかしこうした証拠は未だかつて一度も裁判で審議されたことはない。この調査団も自分たちの調査結果は審議されるどころか完全無視されたと語る。

クラーク郡では二名の技術者がそれぞれ個別に不正を目撃したと名乗り出ている。二人は「集計終了後の夜と翌日の朝とで、集計機に残された票の数字とUSBに記録された数字が異なっていた」と証言した。言い換えれば数字が夜を跨いで増えたり減ったりしたということだ。

しかし調査団はこれに関する調査に当たる際、ことごとく邪魔をされた。

我々が集計機の監査を要求すると、許されたのは何の意味もないマシン本体とUSBの外側を確認することだけでした。鑑識は拒否されました。 ー最後に我々の捜査では、選挙広報チームがマイノリティにギフトカードやテレビなどの景品抽選会をちらつかせ、不法に投票を促していたことも突き止めました。

調査団は陪審員も令状もFBIのような手法の手もかりず、たったひと月足らずで自分たちの手だけで証拠を集めた。彼らはクラーク郡の関係者からも役人からも援助を受けるどころかその都度邪魔をされ法廷日を遅らされた挙句、いざ弁論のとなっても十分な時間を与えてもらえなかったという。

選挙不正に関して、民主党やメディアは、デマだ、多少あったとしても選挙の結果を覆すような大規模なものではなかった、証言者は嘘を言ついている、関係者とのファクトチェックですべてデマだとわかっている、などと毎日のようにがなり立てている。しかし、このようなプロの調査団が誰でも再検出来る公のデータベースを使って結論を出しているにもかかわらず、それが事実であるかどうか、それこそファクトチェックした報道機関はどこにもない。

ネバダにおけるバイデンとトランプの差はたったの33,596票である。もし調査団のいうように130,000票が不正票だとしたら、充分に勝敗が入れ替わる数字である。勝敗に影響を及ぼす規模ではないなどと言っている場合ではない。少なくともこれが正しい結果なのかどうか審議する必要があるはずだ。

最後にジェシー・ビナル氏はこう締めくくる。

終わりになりますが、議長、今回の発見は恐ろしく危険で、自由な社会において許されません。公明正大な選挙の慣習は守られるべき宝です。民による政治は勝ち取るのは難く失うのは容易い。不正票が一票認められるごとに、清き国民が一名、抹消されるのであります。ありがとうございました。


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *