毎日この件について書こう書こうと思っているうちに状況がどんどん変化していてとても追いつかない。それで今回はトランプ陣営による訴訟がどうなっているかということよりも、これまで一応トランプ支持だったにも関わらずトランプに勝ち目はないと諦めムードになっている保守派の人たちについてちょっとコメントしたい。

共和党政治家のなかでも、バイデン当選確実というメディアの報道があって間もなくバイデンに祝辞を述べたミット・ロムニー上院議員みたいな裏切り者はさておいて、最高裁のエイミー・バレット判事が承認された就任式に同席していた元ニュージャージー州知事のクリス・クリスティーや保守系トークショーホストのハラルド・リベラなどが、次々にトランプは訴訟など辞めて負けを認めるべきと言い出した。私がポッドキャストを愛聴しているベン・シャピーロですらも、トランプの勝訴はまず無理だろうとあきらめムード。日本でもユーチューバーのKAZUYAさんや、上念司さんやケント・ギルバートさんなどがドミニオン集計機の不正は陰謀論だとまで言い出す始末。

あ~あ~、どうして保守派ってのはこう気が弱いのかね。

考えてみれば保守派というのはこれまでのものを守って行きたいからこそ保守派なわけだ。だからこれまで普通にやってきた選挙を国民の民意を無視して訴訟で覆すなどという前代未聞で非常識なことを支持できないという気持ちはわからないではない。

さっきもKAZUYAさんのユーチューブを観ていたら、「感情と分析が一致してしまうと正しい判断が出来なくなる。願望が先立つあまり常識で考えてあり得ないものまで信じてしまっている」と言っていた。

確かにそれはそうなのだが、それは現実が従来の常識の範囲内で収まっている場合に限る。確かに従来通りの選挙なら、多少の不正があったとしても、その程度で大統領選のような大規模な選挙結果が覆されるようなことはない。だから激戦区での再集計をやってみても、たいていの場合は単なる時間の無駄で終わるだけだった。

だが今回の選挙は従来通りの選挙ではない。ラリーで一度に何万人も集められる現役大統領が至上最高の投票数を獲得したら楽勝なはず。ところが全くキャンペーンをせずに地下室に閉じこもり、何回かやったラリーでも10人程度の参加者の挑戦候補が、大人気だった前大統領を大幅に上回る得票数なんてことは前代未聞である。

しかも開票当日から全国各地の選挙区で職員や監査員や郵便教員などから数々の不正が訴えられていた。選挙当日の夜中に開票が一時止まるとか、秘密裡に開票が始まると片方の候補者の投票数だけが大幅に増えるとか、ともかく通常では考えられないようなことがいくつも起きたのだ。

トランプ陣営は不正の証拠を全く持っていないと言い張る人も居るが、昨日ジュリアーニ弁護士はペンシルベニアの州議会でその膨大なる証拠を提示した。また、ジュリアーニとは別のチームを組んだシドニー・パウエル弁護士団も昨晩ジョージア州とミシガン州の選挙管理委員会を相手取って訴訟を起こし、104ページにわたる供述書を提出これはオンラインでも公表された。私はその内容をまだ全部は読んでいないが、読んだ人の解説は添付先のリンクで読むことができる。

ジュリアーニ氏もパウエル女史もおかしな陰謀論に振り回されて訴訟を起こすようないい加減な人たちではない。これまでいくつも有名な訴訟を手掛けて勝利を得てきた敏腕弁護士たちである。そういう人たちが証拠はあると言っているのだから、それを単なる陰謀論で片付けるのはどうかと思う。

保守派の人たちは常に冷静に現実を見つめることを誇りに思っている。それはそれでいいのだが、時として常識の枠にとらわれすぎて想像力に欠けることがある。事実は小説よりも奇なり。想像を絶することが起きることもある。常識ではあり得ないからと証拠もみないで陰謀論として片付けるべきではない。


9 responses to トランプ大統領の逆転勝ちはあるのか?保守派の離脱に苛立ちを感じる

かんぱち3 years ago

こちらでは、はじめましてですね。よもぎねこさんのところでは、何度もお目にかかっていますが。(あと、Twitterもフォローさせていただいてます。)

私もこれまで、パヨクの 「なんでもかんでもアベのせい」 などを笑ってきたクチなので、今回の件に関しては 「もしかして、自分も同じ穴の狢だった!?」 と不安になったことがあります。

でも、マスメディアばかりかネットメディアまで検閲されている現実や、今の民主党にANTIFAを支持するような、おかしな人がたくさんいるのを見て、「これは断じて陰謀論などではない!(。+・`ω・´) キリッ」 と思っています。

思うに、こんな現実離れした事を現実離れした規模で行えるのは、現実離れした権力や資金力を持った人達だけでしょう。今は↓この動画のような見方が、一番正しいような気がしています。

【不正選挙関係者の全貌発覚!あまりにも強大!】 「クラーケン」 の正体は国防総省 「サイバー戦争プログラム」!つまり敵はディープステート!グローバリスト達!勝てば 「伝説」 負ければ 「闇に葬られる」 トランプ陣営 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=hVdcNz7gjEk

トランプさんの勝利を諦めている人の中には 「バイデン政権になったとしても、どうせレームダックだから・・・。」 という人もいるんですが、どうなんでしょうね? 今の民主党なら、気に入らない人間は不当逮捕したり、暗〇さえやりかねないんじゃないかと、不安なんですが。 (トランプさんを無理筋の弾劾決議で、大統領の座から引きずり下ろそうとしたこともあるし・・・。)

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    苺畑カカシ3 years ago

    かんぱちさん、コメントありがとうございます。

    疑惑を晴らすべきだと言うと、じゃあ野党が安倍さんを叩いていた時と何が違うんだと言う人がいますが、根拠のある疑惑と根も葉もない言い掛かりでは全く違うと思います。実際に今回はあちこちで不正が起きていると証人がいくらも出てきていますからね。不正は絶対に暴かれるべきだと思います。たとえそれが時間以内に十分に証明できずバイデンに政権を奪われることになってしまったとしても、断固追及すべきです。そうしないと共和党は今後絶対に大統領になれなくなりますから。これは単にトランプ親ビンが勝つかどうかということだけの問題ではありません。

    ところで背後にディーブステートが居るというのは本当だと思います。だからパウエル女史は直接の弁護団から離れて独自の活動をする自由が与えられたのだと思います。彼女のやっていることはジュリアーニ弁護士のやっていることより大がかりで根が深いものがありますからね。

    民主党が政権を握ったら人々の暮らしは非常に窮屈なものになるでしょう。いまでさえ反ポリコレ発言をしただけで職を失ったり脅迫されたり暴力を振るわれたり、トランプ支持者に至っては殺された人すらいますからね。保守派は無事では済まないと思いますよ。

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Sakura Lover3 years ago

私は、上念司、Kazuyaなど、大統領選とは無関係の別件からとっくの昔に見限っておりましたが、米国の情報に精通しているはずのケントギルバートさんまでもが、態度を変えてきたのには閉口しました。トランプ訴訟弁護団の会見、そして離脱前のパウエル女史の声色を変えながら発言に、勇気をもらわない人はもはや愛国者ではありません。Patriots In Name Onlyとでも呼んでやろうか。

トランプさん、パウエル女史の訴訟をどちらも応援してます。寄付もしました。きっとこれからも。

以下、バイデンの嘘にまみれた人生の物語

【変見自在】(ジョー・バイデン)終わった男が ー 高山 正之
出典:『週刊新潮』 令和2年(2020)11月26日初霜月増大号より

ジョー・バイデンは良さそうな出のように朝日新聞が書いていた。それは嘘で、父は中古車セールスマン。米国の職業イメージでは詐欺師 と連邦議員の間に来る。それでも息子ジョーは頑張った。「我が一族で初めて大学に行けた」と 45歳で民主党大統領候補に推されたときに語っている。法科大学院にも進んだが、単位取得の要の論文で5ページ分がまるまる 他人様の論文の盗用だとばれた。普通は退学なのに、なぜかちゃんと修了できた。

その時期、ベトナム戦争が始まっていた。フットボールでは知られた選 手だったのに、これも「病弱につき」兵役を免れた。それも5回にわたって。世間は騙すもの、が彼の座右の銘という人もいる。

そのせいか上院議員にもなり、45歳のとき民主党大統領候補に上がった。順調ならケネディに次ぐ若い大統領になれるところだったが、その遊説 で冒頭の演説をぶった。「そこにいる妻ジルも一族で初めて大学に学ん だ」と続く。ところがこの台詞は英労働党党首ニール・キノックの言葉そのままだった。盗用が再びばれて大統領候補の座を追われた。

その後、何度か大統領選に名乗り出たものの忌まわしい経歴が立ち塞が り候補から消えていった。オバマの副大統領になれたのは日本で言えば古参議員が冥途の土産に衆 院議長になるようなものだ。本人もそれを承知で、それならと副大統領権限をフルに使った。ウクラ イナに恩を売り、息子ハンターを大手企業プリスマの社外役員にさせたと か、汚く金を稼いでいあたという噂はずっと付きまとった。

そんな男がなぜ30年ぶりに民主党大統領候補の指名獲得できたのか。それは相手が米経済を盛り上げ、支那を叩きのめしたトランプで、再選 は100%確実だったからだ。いい玉を出しても負けるし、大体いい玉と呼べる人材もない。それならどうせ負け試合、ボケのきた老頭児(ロートル)でもいいかとなった。

笑えたのはその受諾スピーチだ。「愛は憎しみより強く希望は恐怖より 強い」とやったが、それはカナダ新民主党党首 J・レイトンの台詞の そっくり盗用だった。問題にならなかったのはどうせ負けが見えているし代替え候補もいな い。つまり剽窃で下す意味もなかったからだ。

ところがそこにまさかのコロナ禍だ。トランプ自慢の経済が失速し、情勢は一転した。おまけに全州で郵便投票までOKになった。反トランプのメディアが見ないふりをする中で妙な投票は確かにあった。トランプが怒るのも分かる。二昔前、アル・ゴアが同じように疑義を出 して集計を二度もやっている。

トランプにも心行くまでやらせればいい。平等を貫く民主国家だろう。しかしあっちの新聞だけでなく日本のメディアもトランプに敗北を認め ろと騒いで、もうバイデン一色なのには違和感がある。朝日ならいざ知らず安倍トランプの厚情を書いてきた産経まで「トラン プ引き際が悪い」とやっている。

安倍路線を継ぐと言った菅もその気で、もう電話会談までやってしまった。バイデンが日本に何をしたか忘れたか。彼は日本の軍事力についてトランプに「日本を強国にしないために我々 が日本国憲法を書いたのを忘れたのか」と言った。米民主党は戦後一貫して日本を封じ込め、日本弱体化を図ってきた。彼 もその路線に乗っている。

安倍が靖国を参拝したとき彼は「行くなと命じたのに。失望した」と詰 (なじ)った。
オバマの副大統領時代に支那が尖閣上空に勝手に防空識別圏を敷いて立 ち入り禁止を言い出した。バイデンは北京に飛び習近平と会って支那の主張を承認した。支那は返礼に彼の息子ハンターの投資会社に15億ドルを出資した。尖閣も己の魂も支那に売った男がもしかしたら米大統領になる。

冬のホラー話にしてはコワすぎないか。

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    苺畑カカシ3 years ago

    ケントさんの最近の動画を観ましたが、かなり叩かれたことを意識してか、自分は2016年にも2020年にもトランプ大統領に投票したし、今でもトランプ大統領に二期目をやってほしいと思っているとしたうえで、ただ弁護士としてこの訴訟に勝ち目はないと考えると言ってましたね。弁護士なので勝ち目のない訴訟にはかかわらないという気持ちはわからないでもないですが、もう少し最後まで戦いを続けようと言ってほしかったです。

    バイデン家はジョーの政治家としての地位を悪用して汚職で贅沢三昧をしてきた家族です。上院議員としても副大統領としも表立って目立つ功績はありませんが、実は裏ではその立場を利用してあくどい金儲けをしてきた男です。こんなのが大統領になったら、奴はアメリカを中国やイランの思うようにさせてしまうでしょう。オバマ前大統領がそうだったようにね。トランプ大統領はオバマがはちゃめちゃにしたアメリカを立て直すのにものすごい苦労をして、やっとなんとか軌道に乗ったところです。最後の最後まで希望を捨てずに戦い続けたい。トランプ親ビンが諦めない限り、私も諦めません。

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ちび・むぎ・みみ・はな3 years ago

米国の左翼について「フロリダで年金生活日記」ブログで引用している
最期の動画でその由来が説明されている。フランクフルト学派である。

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    苺畑カカシ3 years ago

    そのブログのリンクを教えていただけますか?

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よもぎねこ3 years ago

 トランプ大統領が勝訴するかどうかは、ワタシのような英語もできない日本人にはわかりません。
 しかし選挙は民主主義の根幹ですから一票でも不正疑惑があれば徹底的に追及するべきでしょう?

 そして不正疑惑がある以上、最後まで戦うというトランプ大統領の姿勢を非難するというのも奇妙な話です。
 以前ブッシュとゴアが大統領選で争った時、負けたゴア側がフロリダ州で不正があったと言い出して5週間抵抗したのですが、この時は誰もゴアを叩いていません。

 トランプ大統領の抵抗は完全に合法でしょう?
 それを何で保守派までが非難するのか?

 これはすごく不可解です。
 
 しかもマスコミはもとよりツィッターやフェイスブックなどSNS大手までがこぞって不正投票疑惑情報を隠蔽するというのは尋常じゃないです。

 ネットにガセやデマは溢れているのです。
 不正投票疑惑が単なるガセやデマなら、必ず反証情報も溢れて、ガセやデマは消えるのです。

 それがネットの魅力でした。
 それなのにツィッター社やフェイスブック側が、自らその魅力を叩き潰しても不正疑惑を隠蔽しているとなると、これはもう何が何でもオカシイと思わざるを得ません。

 トランプ大統領に「あきらめろ」という保守派たちに、その感覚がないのが不可解です。

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よもぎねこ3 years ago

 実は夕べ(11月28日、日本時間23時過ぎ)凄い動画を見ました。
 ペンシルバニア州議会がペンシルバニア州での選挙を無効にして、選挙人は州議会で選ぶという決定をしたのですが、その理由を説明した動画です。
 アメリカ在住の日本人或いは日系人の方の挙げた動画で、日本語でした。

 それによるとペンシルバニア州が州として有権者に送った郵便投票の投票用紙は150万人分なのですが、開票結果を見ると郵便投票が260万票あるというのです。

 この差110万票は一体どこから出たのか?
 
 これでは選挙無効にするしかないでしょう?

 ところでその動画は今朝になって「非公開」になっていました。
 これについてワタシのブログで詳しく説明しました。

 カカシさんの方で何か情報をご存じないですか?

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    苺畑カカシ3 years ago

    よもぎねこさん、拙ブログへのコメントありがとうございます。よもさんの情報はすごいですね。私も英語圏の情報をよく見てるほうだと思うのですが、よもさんほど情報通ではないので、残念ながらよもさんに情報を提供できるほどではありません。

    しかしペンシルベニアに限らずミシガンやウイスコンシンでも登録者の8倍の人間が投票したとか訳の分からない状況が起きているにもかかわらず州の選挙事務所は全く調査をしようともせず、不正はなかった、もしくはあっても大したことはなかったで押し通そうとしています。

    主流メディア及びビッグテックの情報操作は中国共産党のプロパガンダ思わせるほど、どの司会者もまったく同じで言葉使いでトランプ大統領の挑戦は民主主義への脅威だなどと言っています。不正選挙でクーデターを起こしてる方がずっと民主主義への脅威なのに。この点に関してはE-Proさんのご意見に全く同意です。

    統計の分析はそれだけでは不正の証拠にはなりません。しかし不正疑惑として十分に捜査に値する情報です。それを無視してともかく大急ぎでバイデンを大統領にしてしまおうという陰謀が民主党及びメディアであります。バイデン政権になったらメディアが政権に都合のいい情報だけ流すようになり、一般庶民や世界はアメリカで何が起きているのか全くわからなくなってしまいます。

    これでは中国共産党と何が違うのでしょうか?

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