本日トランプ大統領はフロリダ州のサンフォード市でラリーを行った。下記がその様子。

ソーシャルディスタンスもマスクもないことはさておいて、ともかくこの熱気はすごいものがある。私はトランプとバイデンの支持者たちのツイートを追っているが、トランプ支持のサイトは上記のビデオのように全国各地で何千何万という人々が集まる非常にアップビートなトランプラリーの動画がたくさん挙げられている。

しかも通常民主党が優勢なカリフォルニアやニューヨークですらも、トランプ支持者による大規模なラリーが起きているのだ。実を言えばつい先日、私とミスター苺が野外の歩道レストランで食事中、大通りをトランプラリーの車キャラバンが通り過ぎた。私が住むカリフォルニア地区はロサンゼルス付近で通常民主党が超優性な場所。そんなところで共和党ラリーが行われるなんて前代未聞だ!

一方バイデン陣営に関するサイトでは、バイデン・ハリスの選挙運動の話よりも、トランプに関する悪口ばかりが掲載されている。そして肝心なラリーはどうかと言えば、先日アリゾナで行われたバイデン/ハリスのラリーでは、なんと参加者8人!スタッフの数の方が多いくらいだった。取材に来ていた地方局の記者も「つまんないわ」と言っていたほど場が持てずに困っていた。こちらがその動画。放映当時の参加者は0人。後に8人ほど集まったようだ。

にもかかわらず、世論調査ではバイデンが二桁リードなどという記事ばかり。これなんか典型的な記事

フロリダ州など激戦州でバイデン氏リード、米大統領選世論調査(Jetro)

2020年10月08日

米国コネチカット州のキニピアク大学は10月7日、大統領選挙での激戦が予想されるフロリダ(以下、FL)、アイオワ(以下、IA)、ペンシルベニア(以下、PA)の各州で実施した世論調査結果を発表した。同調査結果によれば、大統領選の直接対決を想定した設問で、3州とも前副大統領ジョー・バイデン氏がドナルド・トランプ大統領をリードした(FL州:バイデン氏51%、トランプ氏40%、IA州:バイデン氏50%、トランプ氏45%、PA州:バイデン氏54%、トランプ氏41%)。

最近のエマーソン大学およびモンマス大学の世論調査でも、ペンシルベニア州でバイデン氏がリードした。

もしこの世論調査が本当なら、どうしてバイデン・ハリスのラリーにはせいぜい十数人しか集まらないのか。この温度差はいったいどこから来るのだろう?

私の友人は、共和党はトランプ支持愛情の熱気で燃えているが、民主党は反トランプへの敵意(というより憎悪)に燃えているという。愛情と憎悪、いったいどちらの熱意が勝利をもたらすのだろうか?


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *