アップデート&バンプ:10/10/20ここで紹介したビデオの日本語字幕版が公開されたのでリンクを張っておく。ドラゴンに乗って:バイデン家と中国の秘密

先日、拙ブログの読者さんSakura_Loverさんからご紹介いただいた「Riding the Dragon: The Bidens’ Chinese Secrets」という40分のドキュメンタリーを観た。これはジャーナリストのピーター・シュバイザー解説の民主党の大統領候補であるジョー・バイデン前副大統領とその家族が、長年にわたって如何に職権を乱用して私服を肥やしてきたかをまとめたものだ。特に、ジョーの次男ハンター・バイデンと中国共産党の深いつながりは私が思っていたより奥が深く非常に恐ろしい関係であることが分かった。

バイデン一家と中国共産党に深いつながり

ビデオの内容を詳しく説明するのは大変なので、それについて紹介されてる記事を見つけたのでそこから読んでいこう。

よくユーチューブヴロガーの妙法さんも言ってるように、中共のやり方は、相手国の権力者に取り入り、中共に都合のいい政策をしてもらうというものだ。それには賄賂やハニートラップや恐喝や色々な手段が使われるが、なんと言っても一番効果的なのは金である。

オバマ政権時代、副大統領だったジョー・バイデンは中共にとっては格好の相手だった。そこでバイデンの次男ハンター・バイデンが中国共産党政府と軍隊の「戦略的コマstrategic interests)」として使われたのだ。これによってアメリカの国家安全が著しく危険にさらされる結果となった。.

「ライディングザドラゴン(竜に乗る)バイデン一家と中国の秘密」と題されたこのビデオはハンター・バイデンが重役を務める北京資本のBHRパートナーズという投資会社の話に焦点を当てている。

私は当時全然知らなかったのだが、ジョー・バイデンはオバマ大統領から中国との交渉を任されていた。その息子のハンターの経営する会社がなんと10億ドルの融資を中国から得ていたのだ。投資になどなんの経験もないハンターがなぜそんな融資を得られるかと言えば、無論それは彼が副大統領の息子だったからに他ならない。

2013年にBHR創立以来ハンターの新会社は世界中で中国共産政府の戦略的目的のために世界中で投資契約を始めた。しかも中国軍隊の有利になるような契約ばかりに力を入れて。

映画の中で語られている商取引の一つに2015年のBHRとAVIC AUTOとの共同企画でアメリカの自動車部品会社のヘニングスオートモビルの買収が含まれている。AVIC AUTOとは中国政府資本の中国軍用飛行機を造っているアビエーションインダストリーコープオブチャイナ(AVIC 中国航空工業集団有限公司)の子会社。

シュバイザーによれば、ヘニングスの技術は民間と軍事と双方に使えるものだという。

また映画は2014年BHRがチャイナジェネラルニュークリアーパワーコープ(中国広核集団)への投資についても焦点を当てている。これはもともとは中国政府経営の原子力発電会社だ。2016年12月中国広核の技師、何則雄(アレン・ホー、Szuhsiung “Allen” Ho)がアメリカ国内で原子力技術に関する情報を中国のために違法に摂取しようとしていたとして逮捕されている。何則雄被告はアメリカに帰化した台湾系中国人で罪を認め懲役2年の刑に処された。

またCEFCチャイナエネジーカンパニー(中国华信能源有限公司)の重役、何志平(パトリック・ホー Chi Ping Patrick Ho)が2017年にアフリカ在住のアメリカ人高官に賄賂を贈った罪で逮捕された時、最初にした電話がバイデンの弟のジェームス・バイデンだった。ジェームスによるとホーは甥のハンターの電話番号を聞き出したかったようで、ホーはハンターからどのような援助を受けられるとおもったのかは不明だ。しかし明らかなことは、バイデン一家が中国企業と深い関係を築いていたということだ。

2017年、BHRはチャイナモリブデン株式会社( the China Molybdenum Co. Ltd.)という武器などに使われる鉄性物資を作る世界でも指折りの中国会社がコンゴにあるテンカ銅山の24%の権利を獲得するお膳立てをした。これは日本をはじめ欧州連合からも中国の「中国ーレアアース、タングステン及びモリブデンの輸出に関する措置」にWTOに抗議の申し立てをしていたのが認められた直後の出来事だった。

シュバイザーはこのほかにもBHRと中国の会社Face+++という顔面認識ソフトの会社への投資について語っている。

結論としてシュバイザーは、これらの取引はバイデン一家を金持ちにしただけではなく、アメリカの国防に非常な危険を及ぼす可能性があるという。

シュバイザーはバイデン一家がどれだけの利益を得たかは計り知れないとしながらも、ハンターは少なくともBHRの10%の株を持っていた。ハンターは去年10月にBHRから辞任したとはいうものの、影でどれだけの金儲けをしたのか、非常に興味深いものがある。

カマラ・ハリス夫婦と中国とのつながり

中国共産党と深いつながりがあるのはバイデン一家だけではない。副大統領候補のカマラ・ハリスも中共との深いつながりがある。大紀元の日本語記事よんでみよう。

米国の民主党副大統領候補に選出されているカマラ・ハリス(Kamala Harris)氏の夫であるダグラス・エンホフ(Douglas Emhoff)氏がパートナー契約を結ぶ世界的な国際法律事務所DLAパイパーは中国企業と緊密な関係にあり、元共産党幹部を雇用していた。米メディア、ナショナル・プラスは9月5日報じた。

エンホフ氏は、多国籍法律事務所のDLAパイパーと2017年から知的財産・技術部門のパートナー契約をしている。現在は「休職中」だというが、DLAパイパーとの契約は継続している。副大統領候補の家族であり、利益相反にあたる可能性もある。

DLAパイパーは、中国で30年近くビジネスを展開しており、中国投資コンサルティング部門に140人の弁護士を配属している。また、中国事業推進のために中国共産党幹部も雇用している。中国の「中央政府および地方当局との連携が必要」だと説明している。

DLAパイパーはトランプ大統領が情報安全の件で懸念を抱いているTikTokやウィーチャットとも関連があるという。

DLAパイパーは、中国国務院の直接監督下にある国有企業、招商局集団に対して、25億ドルの技術取引に関するアドバイスを提供した。招商局集団は、中国の広域経済圏構想「一帯一路」を牽引する重要企業である。

他にも、中国最大級の国有不良債権管理会社の子会社である華融投資や、国有の鉱山・精錬会社である中国黄金集団とも契約を結んでいる。

このように民主党は大統領候補も副大統領候補も中国とはずぶずぶの関係にある。もし彼らが政権を握ったら、これまでのトランプ大統領の中国政策が水の泡である。

これだけ考えてもトランプ大統領には是非また勝ってもらわなければならない。


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