ウクライナ関係で当時の副大統領の次男ハンター・バイデンが、怪しげな商売をやって私服を肥やしていたらしいとの捜査で、その捜査結果の中間発表が先日行われた。87ページによる国家安全保障局の調査書によれば、ハンターの悪行はオバマ政権内部でも懸念の声が上がっていたという。またハンターはロシアや東ヨーロッパからの売春婦人身売買暴力団組織とも関連があることも分かっている。(参考:By Brooke Singman | Fox News September 22, 2020)

捜査の焦点になっているのはハンター・バイデンが取締役をしていたウクライナの自然ガス会社ブリスマホールディングスにおけるハンターの役割だ。

またハンターは、モスクワ市長夫人の営業する会社からも、コンサルタントとして何百万ドルの支払いを受け取っており、そのお金を東ヨーロッパから売春婦人身売買業に携わる暴力団組織に渡していたという話もある。

ハンター・バイデンがブリスマに加わったのは2014年の春。実はこのタイミングがひじょうにおかしいのだ。及川幸久さんの動画で非常に詳しくこのへんのことが紹介されているので、是非ご参照されたし。

実は中国の時と同じように、オバマ大統領は副大統領のバイデンにウクライナ関係の外交を任せた。当時ウクライナは非常に腐敗した政治家の汚職がひどかったらしく、言ってみればバイデンはその汚職問題を一掃するためにオバマから任命を受けたと言ってもいい。

息子のハンターがブリスマの取締役として就任したのは、このバイデンの任命の直後だったのである。当時ブリスマは脱税だのマネーロンダリングなど怪しげなことをやっていて、ウクライナ政府から捜査対象になっていた。そんな会社がアメリカとウクライナの橋渡し役となったジョー・バイデンの息子を重役に取り入れるというのはおかしくないか?

現にオバマ政権のなかにもこのような関係は相反利益になるのではないかと懸念の声が上がっていたという。しかしその警告にオバマ大統領は聞く耳を持たなかったようだ。

結局しばらしくてジョー・バイデンが圧力をかけてブリスマへの捜査は打ち切られてしまった。

読者諸氏も覚えておいでだろうが、トランプ大統領は就任当時、ウクライナの新しい大統領にバイデン親子とウクライナの腐敗した政治家との関係について捜査を促した。これが自分の競争相手であるジョー・バイデンを陥れるための策略だったとして、民主党はこれを理由に弾劾裁判までやって大騒ぎをしたが、当然のことながら、トランプの陰謀を証明するものは何も出てこなかった。

しかし実はこの時、下院議会で証人として呼ばれた日本で言う外務省の役員ジョージ・ケントとアモス・八ステインはこの公聴会で自分らも取り巻きとして付いて行ったバイデンの悪行がばれてしまうのではないかと戦々恐々だったという。

実は当時私は、ウクライナの件で民主党がトランプ政権を捜査するのは、かえって藪蛇なのではないかと思っていたのだが、内部でもそう思っている人がいたというわけだ。

同調査書によれば、ハンター・バイデンはブリスマの創設者Mykola Zlochevsky,とそのビジネスパートナーと親密な関係を築き、自分のアメリカのビジネスパートナーのデボン・アーチャーとともに何百万ドルという収益を得たという。そしてこれにはハンター及びその家族、そしてウクライナ人、ロシア人、カザクスタン人、中国人を含む仲間による違法行為があった可能性が大きいという。

ハンター・バイデンは何千ドルという金額を売春など人身売買に関与しているロシア暴力団組織関連の人間に支払ったという記録もある。バイデンから金を受け取ったのはアメリカ在住のウクライナかロシア籍の女性たちだという。これらの女性たちは東ヨーロッパの人身売買組織と関連があるとしている。

一方、バイデンは何人もの人物と何百万ドルという怪しげな取引をしていたといい、特に元モスクワ市長の未亡人と中国共産党員との関係は非常に怪しい。

ハンターはエレナ・バトゥリナ前モスクワ市長夫人から使途不明な3.5百万ドルを受け取っている。調査書によれば、ハンターだけでなくバイデン一家の他のメンバーたちも諸外国の融資ネットワークに深くかかわっているという。

たとえば、ハンター・バイデンは中国共産党と深くつながりのある中国籍の人物と一緒に銀行口座を開設。そこに入金された10万ドルで副大統領の弟のジェームスと妻のサラは世界一周旅行をしたというのだ。

さて、民主党大統領候補の息子や弟夫婦による大スキャンダルが起きているにも関わらず、アメリカの主流メディアはこの話を第一面で扱うどころかほぼ無視している。及川さんによればニューヨークタイムスなどは調査結果はバイデンのジョー・バイデンが汚職に関与したという証拠は全く見つけられなかったと虚偽のニュースを流すほどだった。

政治家の子供や兄弟が恥さらしな行為に走ることが全くないわけではない。だからといって政治家本人が責任を取らされる必要はないが、今回の事件はジョーの息子のハンターが個人的に私服を肥やすために父親の肩書を借りたで済ますには規模が大きすぎる。これはジョー・バイデンが自分の副大統領という立場を悪用して家族ぐるみでウクライナの汚職に手を貸したといったほうが適切である。

中国の件といい、ウクライナの件と言い、ジョー・バイデンは腐りきった政治家だ。そしてこんな奴を必死にかばうアメリカ主流メディアも民主党も腐りきっている。


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