ブラックライブスマター(BLM)の創設者らがマルクス型共産主義者であるという話は何度もしているが、どうやら彼らは中国共産党とも深い関係にあるらしいという記事を発見した。私はずっとBLM/ANTIFAの行動は、突発的に起きる草の根運動というより、計画的かつ組織的な行動であると観察してきた。これはイスラム系テロリストらの行動と非常に似ている。そうした行動をするためにはなんといても人材と資金が必要である。BLM/ANTIFAの資金源はどこなのか、私はをれをずっと考えていた。

いずれ中国とオバマ・バイデン政権の仲がどのくらいずぶずぶな関係だったかという話を詳しくしたいと思っているのだが、何せ複雑なので説明がなかなか追いつかない。しかしトランプ大統領は中国を世界から孤立させようとしていることは確かであり、中国にとってトランプは目の上のたんこぶ。アメリカの内政を混乱させることによって、トランプ失脚を実現させることが出来ればそれに越したことはない。だから中共がアメリカの共産主義者たちを利用してトランプ打倒を目指すのはさほど不思議な考えではない。

この記事がBLMと中国共産党が関係があるのではないかと疑う理由として挙げているのが、BLMの創設者のひとりアリーシア・ガーザが運営するブラック・フューチャー・ラブ(黒人の未来研究所とでも訳すのかな? Black Futures Lab)のホームページに行き「寄付をする」ボタンをクリックすると「チャイニーズ・プログレッシブ・アソシエーション(華人前進会)」というグループのサイトに飛ぶというのだ。何故BLM関係のグループと中国革新派グループとどういう関係があるというのだろうか?

華人前進会(CPA)とは何か

CPAはサンフランシスコで1972年に発足された東洋人のマルクス主義者らによって作られた団体である。今日ボストンにおいて活発な活動をしており、発足当時から中国人民共和国と深いつながりがあった。

2009年発表のスタンフォード大学の白書によれば、CPAは親中国共産党の左翼マルクス主義集団で、中国の革命思想をアメリカに広めるために発足された。今でも中共とのつながりは非常に強く、アメリカ国内の親中共グループとともに西洋の資本主義に対抗する目的で活動している。

中国とアメリカの親交の架け橋となるという感じで中国映画の試写会などをやってみたり、中国の祝日をアメリカに紹介したりなどしているが、要するに中共の手先としてアメリカで工作をしている団体だ。CPAは在米中国人の中国パスポート更新手続きなどを請け負うなど、広範囲で在米中国人の行動を見張っているようだ。

BLMもCPAも資本主義を嫌うマルクス主義者

CPAの目的がマルクス主義革命史思想をアメリカに広めることにあるなら、同じ目的をもったBLMと手を組むのは当然の成り行きと言えるだろう。冷戦時代に旧ソ連にアメリカの左翼団体が利用されていたように、BLMもまた中共に利用されているというわけだ。歴史は繰り返すだな。

BLMの創設者であるガーザはザ・ムーブメントフォーブラックライブス(M4BL)(黒人の命のための運動)という全国50の支部を持つ団体の創設にも携わっている。M4BLは反資本主義を全面的に押し出した運動である。

ガーザは、2015年の国際マルクス主義集会において、「資本主義下においてブラックライブスマターが台頭することは不可能だ。国粋主義弾圧との葛藤なくして資本主義を撲滅することは出来ない」と語った。ここにおいてガーザはBLMは黒人解放運動の一部であり、アフリカ系マルクス主義運動のひとつであると語った。

BLM暴動の根回しは2年前から始まっていた

ガーザが中共のフロント団体であるCPAの資金でブラックフューチャーラブを創設したのは2年前のことだ。ブラックフューチャーはロビーグループであり、革命思想促進のために地方政治家たちに働きかけてきた。BLMの暴動が非常に組織的であると感じたのは、裏でブラックフューチャーが参謀としてBLMの行動をコントロールしているからである。

BLM暴動は今年の5月に突発的に起きたものではない。ブラックフューチャーラブは、もう2年も前から多々の支部との横の関係を築き、SNSなどですぐに連絡が取りあえるように組織を確立していた。そして暴動にちょうど良い機会をずっと狙っていたのだ。そうでなければあれだけの人数を瞬時に動かすなど、そう簡単に出来るものではない。

中国共産党は莫大なプロパガンダ組織を使いアメリカ国内に破壊を及ぼしている。今回の度重なる暴動は黒人差別だの人権だのはただの口実。中国共産党がアメリカ国内の左翼団体と組んでアメリカを国内から破壊しようとしているのである。

芸能人やスポーツ選手がそれとも知らずに中国共産党のプロパガンダの片棒を担がされているのだ。

この記事は触れていないが、アンティファ連中もまったく同じことだろう。奴らも共産主義であることは一目瞭然だから。

トランプ大統領は早急にBLM/ANTIFAのリーダーたちを逮捕し、金の出どころをはっきり突き止め、これらの団体を根こそぎ退治してもらいたい。いつまでもアメリカを中共の思い通りにさせておいてはいけない。このままでは中国とは戦わず負けてしまうから。

アップデート:9月21日 この記事を紹介した数日後、実はサンフランシスコのCPAとボストンのCPAは同じ組織ではないということがあきらかになった。英語名はどちらもChinese Progressive Association なのだが、サンフランシスコのほうの中国名は華人進歩会で、華人前進会というのはボストンのほうだった。そして中国共産党のフロント組織はボストンの方で、サンフランシスコの組織が中共のために働いているという証拠ははっきりしていない。なので、BLMが中国共産党から支援受けているという結論付けは早合点だったかもしれない。


3 responses to ブラックライブスマター暴動の裏には中国共産党が絡んでいる

苺畑カカシ4 years ago

ツイッターで結構コメントを頂いたので、一応記録に残しておこう。

デイリーシグナルってたまに目にしてましたけど保守系シンクタンクのヘリテージ財団がやってるメディアなんですね。コメント欄に「 BurnLootMurder 」ってのがあって吹きましたw

これは、凄い情報ですね。ありがとうございます(o^^o)。
Miralefuanu
@miralefua
·
SNSでは白人が黒人に酷く殴れてる映像をよく見るのに
日本のニュースを見ると黒人ばかり殴られる映像ばかり、また殴られたと報道しています。何も知らない人はBLMを弱者の味方のように称賛します。とても恐ろしい集団なのに!
日本のマスコミはグルなのか、何も知らないのか?
naocchin
@naocchin1

日本のマスコミはもちろん、芸能界ももう随分前に終焉していると思います。
ハマスホ@ワクチン早く欲しいな
@hamasuho

これだけの動きをアメリカの星の数程ある諜報機関や司法機関が事前に察知出来ない理由って何だったのか?全部中共に籠絡され済なんでしょうか?

白の淑女
@F3sgj50mBVXOEdL
「いくらなんでもまさかそんなあからさまにCPAなんてあるわけが・・」と思ったら本当にはっきりとあったので腰抜かしそうになりました。

信楽焼のタヌキ
@4garaki_Tanuki
中共って賢いと思う。謀の天才。本当に凄い。さすが古代から騙し合い落とし合いしてきただけある。
極悪で自己中で菌も人民も世界中に撒き散らしてこれっぽっちも尊敬出来ませんけども。
外から失礼しました。
記事ありがとうございました。

@hanaxmoe
踊らされてた人々は『言ってることは正しいから裏がどうであれ続けるべき』と叫ぶRolling @Kokushi69619109

中国はこう言う小さな時限爆弾のような破壊活動を世界中にばら撒いて、同時多発的に発動してそう。コロナ然り。
只野太郎 KーM ーJP
@OqgPlMZrhqBhX44

当に時代小説や時代劇又は劇画に出て来る草(十年以上の長期間潜伏している忍者)みたいですな。
メレディス 無知性主義
@jmeredith1987

興味深く拝読しました。
メレディス 無知性主義
@jmeredith1987

【現代のリンカーン!トランプ】
ウイグル人強制労働という中国の奴隷制!
奴隷解放の為に闘うトランプ大統領!
「奴隷に作らせた服を着た私達は幸せですか?」

世界のリベラルを信じたい
#ウイグルを助けたい
【速報】米国、「中国製の衣服」を輸入禁止、いきなり今日から

ReplyEdit
Sakura Lover4 years ago

暴動のあるところに、なぜか投石にもってこいのレンガが積まれていたり、自然発生的なデモにしては、摩訶不思議なことが多々有るBLM暴動。ワシントンではその尻尾の一部を出したようで、北京語で指示を出す暴徒がいたという。ツイッターで出回っていた動画を大紀元が字幕を付けてくれました。

https://www.youtube.com/watch?v=VVPvl0Flcb8

このように他国を混乱に陥れる卑劣な行為は米国人がとても嫌うと思うのですが。トランプ大統領は、暴動の中心人物を根こそぎ捕まえて、絞り上げてほしいところです。そして中共の関与を白日のもとに。

ReplyEdit
    苺畑カカシ4 years ago

    BLM/ANTIFAの首謀者たちをテロリストの首謀者として大量に逮捕し、その資金の出どころをはっきりさせてほしいですね。

    ReplyEdit

Leave a Reply to 苺畑カカシ Cancel reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *