ラスマスンの世論調査でトランプの支持率が52%にまであがったという記事を読んだ。それだけではない。なんと黒人有権者のトランプ支持が45%にまでなったというのである。共和党大統領候補が黒人票を15%以上獲得できたら当選間違いないと言われているので、この数字は素晴らしく高い。しかし、毎日聞かれる反トランプ合唱や左翼暴動や武漢ウイルスの影響など、今年は悪いことが続いているにも関わらず、トランプ支持率が下がるどころか上がっているというのは、いったちどういうことなのだろう?

昨晩のティム・プールのポッドキャストで民主党は基盤から崩れ始めていると語っていた。それで今日はプールが紹介したいくつかの例を見て、それが何を意味するのかちょっと考えてみたいと思う。

まず最初の記事はこちら。インディアナ州のエヴァンスヴィル市のでイブ・ウエディング保安官は先週木曜日(9/3/20)公式に共和党に移籍すると発表。保安官は民主党の国旗を焼いたり神を認めなかったり警察を支持しない姿勢を強く批判した。

ウエディング保安官は民主党の候補として二回当選。しかし、この日愛国者団体の共和党支持者の観客の前で移籍の意思を発表した。この地域では保安官の任期は二期で終わるので、ウエディング保安官の任期も終わりに近づいている。その後の政治活動についてはまだ決めていないという。

「左翼は神と言えない」「彼らは忠誠の誓いの際に神と言えないのだ。いったい何が悪いのだ?バカげている。私は彼らのそういう行為を見てきて、なんでこんなバカげたことの一員で居られたのだろうと思った」

保安官はさらに、自分らの街が燃え、人々が神を冒涜し、教会や警察や政府といったアメリカ人が大事にしてきた価値観が冒とくされるのをこれ以上見ていられないと語った。

インディアナ州のエヴァンスヴィル市なんてどこにあるんだ?どんな小さなまちの保安官だよ、そんな人が共和党に移籍したからってなんなんだ、と思うかもしれない。だが、そういう一般人の数が集まっての支持率だろう。それが根底から崩れたら党は持たない。

アメリカでは投票する前に自分がどの党に所属するか登録しなければならないが、共和党の登録者が増えている。新しく登録する人が増えているのではなく、民主党から移行する人が増えているのだ。

同じくインディアナ州のホーバート市では市長が共和党に移籍すると発表した

8月19日の記事によると、ブライアン・スネデカー(Mayor Brian Snedecor)市長は民主党から共和党に正式に移籍すると発表。その理由として、自分の神と家族とそして自分を信じてくれた人々に忠実でなければならないからだとした。

どうやら神をも恐れぬ民主党の行動が、信心深い民主党員の支持を失っているようである。

共和党に移籍するとまではいかなくても、トランプを支持する市長たちは居る。先日もミネソタ州の6人の民主党市長たちがトランプ支持を表明した

市長たちは、民主党の貿易方針は地元の労働階級を助けるのに何の役にも立っていないと批判。長年の民主党のやり方で地元は何千という職を外国に取られてしまったと語る。確かにオバマ・バイデン政権の中国べったりのおかげで、アメリカ経済は大打撃を受けた。トランプの中国叩きが始まってアメリカ経済は回復の兆しを見せている。

アメリカというと、カリフォルニアやニューヨークばかりが頭に浮かぶかもしれないが、アメリカの基盤はハートランドと呼ばれる内陸に住む人々なのである。その中には共和党支持もいれば民主党支持も居る。だが、彼らは善良で働き者で神を信じる愛国者たちである。海岸沿いの都会の価値観を押し付けても受け入れられないのは当然だ。だがバイデン・ハリス民主党候補たちは、その都会のバカげた価値観をそのまま選挙運動で繰り広げている。ハートランドの小さな市町村の人々がそんな党を見放したとしても不思議でもなんでもない。

こちらはイリノイ州のレイクカウンティーの地方議員が民主党から共和党に移ったという記事。どうやらどう郡ではこれで二人目だったようだ。

この間の民主党大会の最中でも、大会を中継していたCPANに共和党に移行するという電話が殺到したという。

プールも認めているが、これはきちんとした統計に表れた数字ではなく、地元の人たちの空気から察している雰囲気だ。だから実際に共和党支持が民主党支持よりも増えているかどうか、まだはっきりしたことは分からない。

さて、これは私苺畑カカシが直接体験したことなのだが、先日とある業者の人が我が家に来た際、仕事の話をしていたのに、突然彼はNBAの視聴率が去年より半減したという話を始めた。「BLM支持なんて馬鹿なことをやってるからですよ。」と彼はつづけた。

ご存じのように私はカリフォルニア住まい。カリフォルニアは真っ青な民主党支持の州。やたらに反民主党の話をするのは危険である。しかもこの業者さんと私は初対面。そんな私にBLMを批判するようなことを話しても大丈夫だと思わせた理由はなんだろう?そしてふと気が付いたのが我が家のテーブルの上に飾ってあったMAGAハット!(トランプ支持のMake America Great Againと書かれた赤い帽子)。なるほど、私がトランプ支持と知って安心して民主党批判を始めたのかあと納得した。

数日後、別の業者さんが来た。この人とは過去に何回か話をしたことがあるのだが、その人もMAGAハットを見た途端、「トランプさんのおかげで我々業者はとても助かってるんです。トランプさんはまた勝てるでしょうか?」と話し始めた。「絶対に勝てますよ。」と私が言うと、彼はにっこり笑って出て行った。

もしかして、口に出すのは憚られるが、実際はトランプ支持が結構いるのではないだろうか?

では最後にトランプ支持のボートラリーの動画をご紹介して終わりにしよう。これはカリフォルニアのサンディエゴハーバーの様子だ。


2 responses to 過激化が進みすぎて基盤から崩れる民主党

Sakura Lover4 years ago

先日ご紹介いただいたケノーシャで店を暴動によってめちゃくちゃにされた方の動画(どこにも向けられない怒りや悲しみを抑えてインタビューに答える男性の動画)は、かわいそうで見ていられませんでした。

国民の雇用と健康/命と財産を守る、というのは政治家のno.1の使命の筈ですが、各地でBLMの名をかりた暴動がおきている昨今ほど、それを思い出させてくれる時はないようですね。BLM暴動時の声明で、暴力を非難こそすれ、どこかピントのずれたコメントしかできないバイデン氏と民主党では、早晩支持が離れていくのは必然と感じられます。

英メディアがすでに最近の世論調査で、トランプがバイデンを追い越した(daily express)、民主党のBLM抗議の読みと対応を間違えた(telegraph)、と指摘していますが、どれほど反トランプオールドメディアが事実を隠蔽しようと、このネット時代に隠しきれるものは多くないと、思わせてくれます。

日本では、第二次安倍政権が既存メディアに難癖をつけられまくっても、安倍総理退任会見後の世論調査で支持率が7割近くまで急上昇、しかもそれが安倍総理の天敵、朝日新聞による世論調査、というのだから、ビックリです。オールドメディアによる影響力はまだまだ無視できませんが、それでも影響力の衰退とネットの力を実感する出来事です。

こんな映画もつくられネットでも視聴できるようです。バイデン息子の中共との黒い癒着を暴いています。
https://www.youtube.com/watch?v=JRmlcEBAiIs&feature=youtu.be

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    苺畑カカシ4 years ago

    Sakura Loverさん、ジョー・バイデンとハンター・バイデンのチャイナゲート(中華料理屋の名前みたいだな)のビデオ観ました!私は結構中国関係のサイトを読んでるんで、ハンターの中国疑惑は結構知ってるつもりでしたが、とんでもない。なんと奥が深いのでしょう。

    私はオバマ政権時代、オバマの失策ばかりを追っていて、裏でバイデン一家がどんな悪さをしているのか全く注意を払ってきませんでした。オバマもひどい大統領でしたが、バイデンの悪度差に比べたら月とすっぽんですね。バイデンはただなにもしない副大統領なのだと思っていましたがとんでもない!地位を利用してアメリカを裏切り私腹を肥やしていた。どうりで中国共産党幹部と気が合うわけです。

    こんな奴をアメリカの大統領になどしては絶対にいけない。なんたる売国奴!

    貴重なビデオ紹介、ありがとうございました!

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