去年の8月、ニューヨークタイムスマガジンに掲載された「1619プロジェクト」という記事がある。これはアメリカの歴史は400年前に初めてアフリカから黒人奴隷がやってきた時から始まり、イギリスからの独立戦争も奴隷制度を保持するための戦いだったなどという真っ赤な嘘に固められた内容で、多くの歴史学者から批判の声が上がっている。 にも関わらず、この反米歴史修正説が、アメリカ各地の学校で教材として使われ始めており、トランプ大統領は先日、1619プロジェクトを教える学校には連邦政府からの支援金を差し止めると警告し

トランプ大統領が2016年の選挙運動の際に、「アメリカを再び偉大な国にしよう!」というスローガンを掲げた頃から、左翼の間では「アメリカは一度でも偉大だったことなどない」と言い張る連中が出てきた。アメリカの歴史は奴隷制度によって成り立ってきたもので、資本主義も自由主義も黒人奴隷を犠牲にして成し遂げたものだというのである。アメリカが植民地から独立国の勝利を得たことすら、黒歴史として塗り替えようとしているのだ。

最近の若いアメリカ人はアメリカの建国の父たちが悪人だったと考えてる数がかなり居るという。ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンの銅像が引き倒されたのも、そうした嘘の歴史が左翼教育者によって教えられ、こどもたちを洗脳してきたことの結果がここに現れているのだろう。

この間ダグラス・マレーのインタビューを聴いていたら、「アメリカの独立戦争の意味や建国の父の偉大さが理解できないなら、それはアメリカ自体を否定するのと同じだ」という意味のことを言っていた。

一般的に政治的思想はどうあれ、アメリカ人はアメリカを愛しており、愛すればこそどの方向に進むかで意見が分かれているだけなのだと考えがちだ。だが、もし左翼思想は愛国心から来るものではなく、アメリカの価値観を根本的に崩そうとする反米精神から来るものだとしたら、我々は彼らの言い分に耳を傾ける必要があるのだろうか?いや、積極的に彼らの行動を阻止する必要があるのではないか?

民主党支持の有権者のほとんどはアメリカを愛しているはずだ。彼らがトランプ政権を嫌うとしたら、トランプがアメリカを好ましくない方向に進めているからだと信じているからだろう。だが、もし民主党の求めるアメリカがアメリカの根本を否定するものだとしたら、いったいどれだけの民主党支持者たちが、そのまま民主党を支持し続けられるのだろうか?

これは非常に興味深い問題だと思う。


2 responses to 1619プロジェクト、反米歴史修正説を子供に教えるな!

ちび・むぎ・みみ・はな2 years ago

第二次世界大戦を契機としてドイツからコロンビア大学に移った
フランクフルト研究所が「漸化的社会主義革命]を提唱し、
彼らのシンパが戦後ヨーロッパやGHQ占領下の日本で活動した。
当然、その本拠の米国でも彼らの活動があった。彼らの手法は伝統などの
聖域を認めずに「すべてを疑う」ことだ。米国の教育理論は相当にその影響を
受けているはずだ。DiversityやCritical Thinking等の言葉が昔の教育界(今も?)
で持て囃されたが、それらの影響が現在の惨状に影響しているように思う。

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    苺畑カカシ2 years ago

    まさしくその通りでしょう。教育界は左翼の革命主義に乗っ取られたといっても過言ではありません。しかし振り子は反対側に振る時期ではないでしょうか?

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