本日はユーチューバー風のタイトルでくだらない暇つぶしをやってみよう。誰かがトランプ大統領は白人至上主義だ、その証拠はここにあるといってウィキペディアのページを張り付けた奴がいた。ウィキは政治的なことになると全く信ぴょう性がないので、あてにならないのだが、ま、反トランプがどういう言いがかりをつけているのか読む価値はあるかなと思って読んでみた。
Housing discrimination cases 1973年にドナルドとその父親経営の高級アパートに黒人が住むのを拒否して訴えられたという話。これはだいぶ前の話なので、高級アパートに黒人が入ると他の白人の住民から苦情が出る可能性はあったので、ありえない話ではない。訴訟ではトランプ側が負けてその後は態度を改めたとある。
Central Park jogger case 1989年にジョギング中の女性がセントラルパークで数人の黒人少年に襲われた件で、トランプが新聞の一面記事で死刑を復活させるべきと広告を出したという話。これのどこが人種差別なのか理解できない。あの攻撃はひどく残酷で私もまったくトランプに同意する。
Black professionals 1989年にトランプが教養ある黒人のほうが白人より就職には有利だと語った件。実際アファーマティブアクションで黒人枠があるからトランプがそう思ったとしてもこれは差別とは言えないだろう。ただ、そのあと雑誌に載ったトランプが言ったとされる発言は、トランプキャッスルやトランププラザで黒人の会計士が居るが、俺が信用できるのは背が低くてヤマカを被った奴だけだ。みたいなことを言ったとか言わないとかって話。トランプ自身も覚えてないみたいで、言ったかもしれないといいながら数年後には言ってないと否定してる。建設業のニューヨークビジネスマンだからこんなことくらいは言ったかもしれないが、しかし実際には黒人の会計士を雇ってたわけだから、口では何と言おうと差別はしてなかったってことだ。
White supremacist David Duke もとKKKのリーダー格で共和党からルイジアナ知事選に出馬したデイビッド・デュークについて、トランプは彼のことを偏狭者とかネオナチとか共産主義と言って批判している。デュークからの支持も拒否してるし、なぜこれがトランプの人種差別の例になるのかわからない。2015年にキャンペーン中にデュークについて聞かれた時に、はっきり彼を否定しなかったことで批判されていたが、結果的には「だから否定するよ、これでいいだろ!」て言ってたね。トランプがデュークを支持したことは一度もないのだからこれをもってしてトランプを差別者というのはこじつけだ。
The Apprentice というテレビ番組中でトランプが白人対黒人のチームで競争させたらどうかと提案したり、収録中にN-Wordを使ったとか使わないとかって話。しかしそのシーズンの優勝者は黒人男性だった。トランプに決断件はあるので、ここでも言葉で何と言おうとやってることは差別になってない。
トランプはNYビジネスマンで荒っぽい性格で口が悪いし、思ったことを考えずに言うタイプ。それはみんな知ってる。だが口で何と言おうと彼が何をしてきたかのほうに注目すべきだ。トランプは1970年年代から公の場に立ってた人で、黒人市民団体NAACPから賞をもらったりしてる。
土曜の朝で暇だからリストを続けて読んだが、ウィキの記事はどれもこれも歪曲と嘘で固められてる。2016年あたりから私はずっとトランプ大統領の政策を追っているので、このリストの間違いは色々指摘できるが、いちいち書くのは面倒なのでまとめると、左翼はトランプ大統領の移民政策を人種差別の一言で片付けようとしている。トランプはテロ国家や犯罪国家からの危険分子を無制限にアメリカに受け入れるべきではないとして、それを阻止する政策を取っているだけ。これを白人至上主義だというのは、単なる言いがかりだ。