いやあ、月曜日のトランプ大統領の記者会見は残酷だったわ。最近メディアではトランプの武漢ウイルスへの対応が遅れたという批判が出ている。しかしそんな批判を黙って聞いているトランプ親分ではない。トランプは先ずこのビデオを観てくれと言って、色々な主流メディアのジャーナリストたちがトランプの当初の対策を「行きすぎだ」「過剰反応だ」と批判していた映像を編集したビデオを見せた。しかも真ん中でトランプには普段批判的なニューヨークやカリフォルニアの知事がトランプに感謝している映像まで出した。

これを見た記者たちは大激怒。会見後のニュース番組で口々に、これはプロパガンダだ!選挙の広告だ!と言って大騒ぎ。自分たちが実際に言った言葉で言い返されたもんだから腸が煮えくり返る思いだったのだろう。これに関する日本語の記事を探していたのだが、朝日新聞の記事から引用。

 新型コロナウイルスの感染拡大をうけてホワイトハウスで連日のように会見をしているトランプ米大統領は13日、会見中に特注のビデオを上映した。自らの初動の遅れを批判するメディアに反論し、好意的な州知事らのコメントを集めた内容で、米国では「まるで大統領選に向けた広告だ」との声が出ている。

この日の会見の冒頭で、トランプ氏は1月末に中国からの入国制限に踏み切ったことが、米国内の新型コロナの感染拡大防止につながったと強調。続いて会見室の照明を暗くするよう求め、約3分間のビデオを上映した。ビデオは、新型コロナによる差し迫った脅威を否定する医師の声を伝えた1月のテレビ番組や、政権に感謝を述べる知事らの映像などをつなぎ合わせた内容。トランプ氏は上映の理由を問われ、「フェイクニュースが出ているので、訂正してもらいたい」と語った。

 この記事ではビデオの内容が詳しく説明されていないばかりか、「まるで大統領選に向けた広告だ」と言ってるのはトランプ大統領に恥をかかされた記者たちなのだという説明もない。朝日新聞のトランプへの敵意が丸見えである。ライブドアニュースのほうも似たようなもんだ。

トランプ政権が「国家非常事態宣言」を発令した先月中旬以降、大統領は、ほぼ毎日長時間会見を行っている。しかし、この会見は、秋の大統領選に向けた“パフォーマンス”だとの見方が大勢だ。会見は夕方に設定され、各局が全米に生中継で伝えている。再選に向けた支持者集会をウイルス蔓延で開けなくなった大統領にとっては、格好のアピールの場となっている。しかし、この日は度が過ぎた。CNNのホワイトハウス担当、ジム・アコスタ記者は「会見場は、支持者向け集会のようだった」と酷評した。

「“パフォーマンス”だとの見方が大勢」というのは左翼メディアの間でのことで、我々一般人はそんなことは考えていない。また、ジム・アコスタは記者の名を名乗る左翼活動家で、これまでにもトランプ叩きばかりしてる男で、一度トランプの記者会見から追い出されたことがあるくらいだ。

トランプ大統領はやられたらやり返す男だ。メディアのフェイクニュースをそのまま受け流すような男ではない。いい加減メディアはそれに気づくべきだろう。


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