前回ちょっと触れたジョー・バイデンのセクハラ疑惑だが、主流メディアはほぼ無視している。実を言うと私はバイデンが実際にセクハラしたかどうかになど興味がない。バイデンがやたらと女性に触りたがるのは誰もが知っているし、カメラが回っている公共の場ですら女性に触りまくってる姿が何度も放映されているので、かなり悪質なセクハラに対する苦情が出ていても誰もが「ああ、ジョーね、あのスケベ親父ならやりかねない」と思ってるはずだ。

問題なのは、ジョーのスケベ親父が有罪か無罪かではなく、ジョーおじん自身がセクハラ告発の場合は自動的に先ず女性を信じるべきだと言ってきた自分の基準で今回の事件も計れるのかということだ。

ブレット・カバノー判事の全くの濡れ衣のでっちあげ強姦疑惑の時、先頭を切って「女を信じろ!」と言っていたジョー・バイデン。主流メディアはそのジョーの基準で今回も同じように女性を信じて、先ずジョーを有罪と決めつけることが出来るのかということだ。

告発者の名前はタラ・リード。1993年にバイデンの事務所に勤めていたスタッフの一人。20代前半だったリードの写真を見たが、すごい美人。彼女の話によれば、バイデンにジムバッグを届けに行った時の話、彼女はバイデンに壁に押し付けられて無理やりキスをされ、身体をまさぐられたうえに下着の下に手を入れられ、指を体内に入れられたという。その間バイデンは嫌らしいことを言い続けていたそうだ。(おえっ!)

彼女は即座に友達や家族にその話をし、職場でもセクハラの訴えを届け出たという。もしそのことが確認できれば、彼女が政治的な理由で今になって名乗り出て来たという言い分は通りにくい。

去年リードはエリザベス・ワレンとバーニー・サンダースの選挙運動にたずさわっていた時、タイムズアップ(Time’s Up)という全国女性法律事務所が提供するミーツー被害者救済を専門にしている団体に相談をもちかけた。しかしタイムズアップはリードの相談を拒絶。その理由として非営利団体として政治家同士の争いに巻き込まれたくないということが上げられた。

しかしタイムズアップの広報を担当しているSKDKの重役であるアニタ・ダンはジョー・バイデンの有力助言者という側近の立場に居る女性。これではこんな団体がリードの片を持つはずがない。

さてでは主流メディアはどうなのかというと、保守系のヒルでテレビインタビューを受けた以外は、ニューヨークタイムスもワシントンポストもCNNも取材を拒否した。

ま、民主党や左翼メディアの偽善なんざこちとらお見通しなんで、こんなことで驚きはしない。しかしネットでは#TimsUpBidenなんてハッシュタグが流行っているらしい。

前回も書いたように、バイデンがこのことで候補の地位を失うということはないだろう。バイデンがスケベ爺なのは今に始まったことではない。そんなことで信用を失うなら、最初から副大統領になどなれていない。

それにしても今回のことはミーツー運動がどれだけ偽善に満ちているかがアメリカ市民にもよくわかる顕著な例だったと言えるだろう。


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