先日、トランプ大統領の記者会見の模様をちょっと訳してツイートしたら3.8千もの「いいね」がついて驚いてる。

日本の皆さんもトランプ親分の鋭い切れ味に気分がスカッとしているようだが、どうやらアメリカ人の間でもトランプ親分の評判はすこぶる良い。ABCニュースによると今週の世論調査ではトランプの支持率が激増し、今回の危機に対するトランプの対応を支持すると答えた人が55%、支持しないと答えた人が43%だったという。これは先週の支持する43%と支持しない54%とほぼ逆転する形となった。

ABCニュースは、その理由として、ここ一週間で大統領が積極的に国民に武漢ウイルス対策部隊の活動について毎日報告していることをあげている。 大統領は経済救済法に署名し、特定の労働者の無料検査や有給休暇を保証した。

米国各地の知事や地方自治体が厳しい外出規制をかけ始めた。武漢ウイルスはアメリカ50州全土に広まり、いまや感染者の数は9000を超える。

カカシが住むカリフォルニアでも、昨夜遅く、ギャブン・ニューサム知事が「シェルターインプレイス」という規制をかけた。私にはこれがどういう意味なのかよくわからない。言ってみれば自主的に自宅謹慎をするという意味らしい。しかし買い物や犬の散歩に出かけるのは構わんとのことなので、すでにほぼ全面的にテレワークになっている我が職場ではほぼ影響はない。

しかし疑問なのは、外に出なければ仕事にならない人達はどうなるのだろう?例えば本日苺畑家では30年近くも乗っていたポンコツ自動車がついにぽしゃって動かなくなったので、それを引き取りに来てもらうことになっている。私は牽引車の運転手さんと直接の接触をするわけではないから、別に構わないだろうとは思うが、一応小切手を貰うことになっているから、どうなんだろう?ま、運転手さんは手袋してればいいことだから大丈夫だとは思うが。

個人的にはトランプ大統領のやっていることがすべて良いことだとは思っていない。早期に中国からの渡航を禁止したことが実際蔓延を抑える効果があったのかどうかも解らない。しかしピークを遅らせることで時間稼ぎは出来たと思う。日本のように多くの中国人を迎え入れても蔓延を抑えることが出来ているのを見ると、入国規制だけしていても駄目なのだと解る。

しかし、アメリカ人は大統領が何かやっているという安心感が欲しいのだろう。だから大統領が対策部隊と一緒に忙しく行動し、メディアの批判をピシャっと封じこむ毅然とした態度に好感を持っているのだろう。

昨日発表されたマラリア治療薬の使用も含め、この危機をトランプが乗り越えることが出来れば、今年の選挙での大勝利は間違いない。しかし、もし11月になっても感染が収まらず、外出規制による経済打撃が大きくなれば、それもまた解らない。

私はこの外出規制はいいことだとは思わない。人が動かなければ経済も動かない。このパンデミックが世界に及ぼす影響は多大なるものだ。世界は決して中国を許してはならない。


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