国境警備を重要視している我々にとって朗報が入った。先日、米最高裁は国境の壁建設に国防費の転用することを承認した。ブルームバーグニュースの見出しでは「トランプ大勝利」とある。先日トランプは大統領命令でメキシコ経由の密入獄者からの難民申請を受け付けないとしたことに続き、アメリカ南部国境の警備が着々と進んでいる。

米連邦最高裁は26日、国防総省の予算を転用してメキシコとの国境の壁を建設するトランプ政権の計画を承認する判断を下した。
  この計画は国家非常事態宣言に基づいて国防総省の予算から25億ドル(約2700億円)を利用し、100マイル(約160キロメートル)余りの壁を建設するもので、連邦高裁は今月初め、同計画を差し止めた地裁の判断を支持する判決を言い渡した。政権側はこれを不服として上訴していた。
  最高裁は、差し止めを求めた市民団らには訴える法的権利がないとする政権の主張を認めた。ただ、9人の判事の判断は5対4で、3人が反対、1人が部分反対の意見だった。市民団体は今後も闘争を続けていく意向を表明した。

この重大な話がトランプ大統領のツイート以外に大きく取り上げられていないのは、未だに左翼メディアは民主党によるトランプ弾劾裁判実現への希望にすがっているからだろう。

実は先週アメリカ議会ではトランプ大統領とロシアの癒着騒ぎで、癒着の証拠は何一つ見つけられなかった 元特別捜査官ロバート.ミュラー(74歳)の議会証言があった。すでにミューラーは全く果肉のない報告書を提出しており、その内容は公開されている。今回の証言も単にその報告書の内容を繰り返すか、それ以上のことは「それには触れられません」「記憶にありません」の繰り返しで全く意味のない証言になってしまった。

一体民主党は今更ミューラーを担ぎ出してきて何をするつもりだったのか。実は民主党はミューラーにトランプ大統領を司法妨害の罪で起訴することが出来るとはっきり言わせたかったのだ。しかしミューラーは現役大統領を起訴することは出来ないと繰り返したため、民主党はトランプが起訴されないのは手続き上の問題だと結論付けようとした。しかしミューラー自身がその後の証言で、大統領を起訴しないことにしたのは、実際に大統領が罪を犯したと結論づけることができなかったからだと訂正。民主党の企みは完全に裏目に出てしまったのだ。

これで民主党がトランプを弾劾裁判にかけるということは先ず不可能となった。

民主党は一体何をやっているのか?国民の半数の信頼を受けて政治を託されていながら、トランプ憎しでトランプを陥れる陰謀以外に何もやっていない。新しく国民健康保険の改正を提案するでもなく、ソーシャルセキュリティーというアメリカの厚生年金の確保でもなく、大好きな地球温暖化解決策も出さず、ただ単にトランプはレイシストだ、トランプ辞めろ、を繰り返しているだけ。日本の議員さんの言葉を借りるなら、民主党は本当に生産性のない。

そうやって民主党がどうでもいいことに気を取られている間にも、トランプは着々と公約を進めている。国境を守るということは国を守るということだ。だから国防費を使うのは全く正当なやり方だという理屈はすばらしい。最高裁がトランプに同意するのも当然。

いやあ、お見事!

これからも頑張ってほしい。トランプ大統領。

アメリカを再び偉大に国にしよう!


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