8月1日、法廷侮辱罪で13か月の禁固刑を受刑中だったトミー・ロビンソンが支持者たちの熱心な運動の甲斐あって保釈された。私はここ一週間ほど完全にネットアクセスが不能だったのでこの朗報を知ったのが今日になってしまった。釈放されたと言ってもまだ保釈状態なので、今後どういうことになるかはわからないが、とりあえず彼は自由の身となった。

トミー・ロビンソンはアメリカのフォックスニュースでタッカー・カールソンによるインタビューを受けている。二か月の牢獄生活でげっそりとやせ細り明らかに疲労困憊した様子ではあるものの、しっかりした口調でトミーは刑務所生活について語った。彼の身の安全を守るためと称して、トミーはずっと独房生活。モスレム教徒の間で彼に対するファトワ(暗殺命令)が出ていることは周知の事実であるにも拘わらず、わざとモスレムの多い刑務所に彼を閉じ込め、安全を名目に独房に押し込め、故意に刑務所内のモスクの目の前の檻房だったため通りかかるモスレム受刑者から汚物を毎日窓から投げられた。それを防ぐためという名目で彼の独房は窓をふさがれ、彼は完全に外の世界から遮断されてしまった。しかも、トミーはあちこちの刑務所をたらいまわしにされたため、弁護士との面会すらも満足に受けられない状態だった。妻子との面会が許されたのも二か月半の間で一回きりで、しかもたった一時間だった。食事も満足に与えられず、食事は一日一回きりで、しかもツナサラダと一切れの肉程度だった。これが自由国家であるはずのイギリスで起きていることなのである。これは完全にファシスト政権による政治犯虐待である。

トミーの釈放について色々な記事を探していたところ、後退派左翼のフェイクニュースであるニューヨークタイムスが取り上げていたのだが、見出しからして「反モスレム活動家保釈される」という偏見丸出しのフェイクニュースならではの内容。

ロンドン — 極右翼活動家でありトランプ政権の元側近スティーブ・バノンの後押しもあり暴力的憎悪の調達人として嫌われ受刑中だったトミー・ロビンソンが、法廷侮辱罪に異議申し立てをした結果釈放が言い渡された。

トミーの罪はと言えば、集団で幼い少女を強姦したモスレム暴力団の裁判について、すでに公になっている新聞記事を裁判所の前で読んだということだけ。すでに報道された記事を街頭で読むことの何が違法なのか。トミーはモスレム暴力団の悪行について公言しているだけであって、反モスレムでもなんでもない。彼は親イギリス人なだけだ。

イギリスの新聞、ザ・ガーディアンになるともっとひどい。同紙はロビンソンは極右翼の活動家を気取った役者であり、すでに自分の逮捕を活用して新たな演技を始めているし、昔のようにパブなどで無頼漢たちが集まって横のつながりを広めたように、今やネットを使って極右翼のネットワークを広げていると書く。いわゆるネトウヨというやつである。

主流メディアが真実を書かないから人々はネットに頼るしかないのだ。当たり前だろう。ネットがなかったら、トミーが逮捕されたことさえ誰も知らずにいたかもしれない。トミー逮捕のニュース報道を政府が禁じた時、大本営ニュースのBBC及び主流メディアが無様に従ったことでそれは明らかだろう。ネットがなかったらトミーの釈放もあり得なかった。カナダの保守活動家独立ジャーナリストのエズラ・レバントがトミーの弁護費用を募ったとき、それに世界中の人々が応じたのもネットのおかげだ。いまや主流メディアだけが人々の情報源ではないのである。Thank God! 神に感謝!

イギリス政府および後退派左翼のエリートたちは、トミー・ロビンソンを極右翼の過激派であり暴力的な反モスレムの暴力的な憎悪を広める人種差別者という印象を強めるために、あるとあらゆる手段を使って彼の言論を弾圧してきた。だが、彼を弾圧すればするほどトミーの人気は上がっていった。トミーを沈黙にとって今回の逮捕は悲劇的な間違いだった。今回の逮捕によってトミーを沈黙させるどころか、ただのサッカーフーリガンだったトミーが自由戦士として全世界に知れ渡るに至ったのである。そしてこれによりイギリスがどんなファシスト政権に落ちぶれたかを世界に知らしめることになったのだ。

もうトミーを止めることは出来ない。自由を止めることは出来ない。もしモスレム暴力団やイギリス政府がトミーを殺すことに成功したとしても、彼が始めた自由への運動を殺すことは不可能となったのだ。彼らが自分たちの身を守りたいならトミーの身に危険が及ばないことを願うことだ。


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