日本でも先週バージニア州のシャーロッツビル市で起きた右翼と左翼の衝突について報道されているようだが、アメリカのメディアは一方的に白人至上主義の連中が巻き起こした騒動のように報道し、トランプが十分に白人至上主義者を糾弾しなかったと大騒ぎだ

アメリカ・バージニア州で白人至上主義者とそれに抗議する人々が衝突した事件を受けて、トランプ大統領が白人至上主義者を名指しで非難しなかったことをめぐり波紋が広がっている。

 バージニア州で12日に起きた衝突では白人至上主義者に抗議する人々に車が突っ込んで女性1人が死亡し、車を運転していた20歳の男が殺人などの疑いで逮捕されている。
 トランプ大統領「さまざまな立場の人の憎悪と偏見、暴力を強く非難する」
 事件後、トランプ大統領は「さまざまな立場の人」と述べるにとどまり、白人至上主義者を直接非難することを避けたため、身内の共和党議員からも「不十分だ」と批判が出ている。
 これを受けて、ホワイトハウスは13日、「非難した対象には、もちろん白人至上主義者など全ての過激主義団体が含まれる」と声明を発表するなど釈明に追われている。

どっちも悪いということがどちらかを擁護していることになるという理屈はおかしい。ファシストとコミュニストのどちらが悪いか?どっちも同じように悪いだろう。ナチスによる大虐殺とスターリンや毛沢東による大虐殺とどっちがあくどいと言えるのだ?量から言えば共産主義者のほうがよっぽどもひどいが。
実はこの衝突。確かに白人至上主義者たちが始めようとしたラリーが発端ではあるが、暴力行為を始めたのは左翼テロリスト集団のアンティファの方である。ニオナチだろうがKKKだろうが平和的に集会をする権利はアメリカの言論の自由が保証している。彼らはきちんと正規の手続きを踏んで集会の許可をもらっていた。ところが当日、市警察が出動し集会を遮った。集会に集まってきた人々は行き場がなくなりぶらぶらしているところへ、黒装束に身を固め武器で重装備した左翼テロリスト、アンティファの連中がやってきて白人至上主義者と思われる人々に暴力を振るい始めた。
そこへ一台の車が突っ込み、その場に居た女性が殺され何十人というけが人が出た。車を突っ込んだ犯人は白人至上主義者だったことは解っており、すでに逮捕されている。
トランプ大統領が言うように、この騒動はどっちも悪い。特に車を左翼連中の間に突っ込んだ男の行為は許しがたい。しかしながら、暴力をふるい始めたのは左翼の方で、白人至上主義者たちが無意味に人々を襲い始めたわけではない。私は白人至上主義者は大嫌いであるが、彼らだけに責任があるかのような報道には非常に腹が立つ。
先ずあたかも白人至上主義がアメリカで主流化しているかのような報道の仕方はおかしい。アメリカでいまだに本気でニオナチだのKKKだのと騒いでいる人間は数えるほどしかいない。こんな連中は全くアメリカ文化に危機をもたらすような存在ではないのだ。また、こういう連中とアルトライトを一緒くたにするのも危険だ。確かにアルトライトの中に白人至上主義的傾向はあるし、特に反ユダヤ教徒的思想があることも事実だ。しかし、アルトライトの連中は「4ちゃん」というアメリカ版「2ちゃんねる」の掲示板やツイッターなどのソーシャルメディアでは強気なことを言ってはいるものの、これまで暴力的な集会など開いたことはない。
しかし共産主義アンティファは違う。これまでも拙サイトで何度も紹介してきたように、自称アンティファ実態はファシスト連中は、保守派集会や演説を暴力で阻止しようとしてきた。去年のバークレー市での暴動も一方的に左翼暴力団によって起こされたものだ。
白人至上主義の暴力について右翼保守派は即座に糾弾した。共和党議会からも断じて許さないという強い発言が出ている。しかし民主党議会をはじめ後退派左翼からはアンティファの暴力を糾弾する発言は全くない。それどころか、かえって彼らの暴力を奨励するような発言が目立っている。主流メディアなど完全にアンティファの方を持っているのだ。
これはアメリカにとって非常に危険な状況だ。
もしアメリカで社会主義であるファシズムを台頭させたいと思っているなら、これほど格好な手段はないのだ。アンティファ連中はナチを殴るのは正当だと言い張るが、彼らがナチだというのは自分らに同調しない人間すべてを指す。単に道を歩いている老人に切りかかったり、星条旗を持って平和的に行進していた女性を引きずり倒したり、駆け付けた警察に尿の入った瓶を投げつけるはどの暴挙を働いている。
こういうことが続けば、一般の人々には、法と秩序を唱え西洋の文化を守ろうと言っている白人至上主義者たちの言い分の方がまともに思えてくる。左翼が何もかも人種で区分けする政治思想を唱えれば唱えるほど、これまで人種問題など全く興味のなかった善良な白人たちを白人至上主義に追い込んでしまうのだ。
何もかもが、白人のせいだ、白人が悪の根源だ、白人であること自体が悪なのだ、と言われ続ければ、普通の白人たちが白人の権利を守れと唱える白人至上主義者たちに同調したくなるのは人情というものだ。
すでに後退派左翼はアメリカの歴史を抹殺すべく、英雄の彫像を片っ端から破壊しようと躍起になっている。彼らは忌まわしい奴隷の歴史を称えるような彫像を取り除きたいと言ってはいるが、本当の目的はそうではない。左翼の本当の目的は奴隷制度の根本が左翼にあることやKKKはもともと南部の民主党が始めたものだった歴史的事実を抹殺し、すべての悪が右翼保守派によるものだったと人々を洗脳することにあるのだ。
しかしこのような行為は左翼を台頭させるより、社会主義右翼であるファシズムの台頭を促すものだ。
もし白人至上主義が主流化されたら、これはひとえに後退派左翼のおかげである。


Leave a Reply

Your email address will not be published.