「一月一日は何を食べるの?」とミスター苺がいう。「おせちにきまってるでしょうが。」とカカシ。「え?おせちだけ一日食べるの?」ここでカッときた私がいう。「あんたが作れって言うから二日間台所にたちっぱなしで作ったんでしょうが、正月三が日は料理しないからね、おせちだけ食べて満足しろ~!食べないんだったらもう作んないからね!」

というのが苺畑家毎年恒例年末の夫婦喧嘩である。

日本時間の皆様、新年明けましておめでとうございます。2016年は苺畑よりブログを始めて十周年記念の年となりました。わ、すごい! 今年も皆様のご愛読にふさわしい内容のブログを書いて行きたいと存じます。是非よろしく。

新年早々夫婦喧嘩の話をして申し訳ない。苺畑家では毎年おせち料理をきちんと御重で三段作るのが伝統となっている。毎年年末になると面倒くさがりのカカシが「どうせ二人きりでちょっとしか食べないんだからセットで買っちゃおうよ。」というのを「駄目だよ、お前が作るおせちを食べるのが楽しみなんだから。」というミスター苺にせかされてしっかり作っているのだが、いざ作ると量が多すぎて食べきれないのが常。それで毎年上記のような喧嘩になってしまうわけ。ま、おせちなんて毎日食べたら飽きるからミスター苺にも一理あるんだけどね。

皆様、よいお年を!


2 responses to おせちを巡って今年も夫婦喧嘩

アンデルセン8 years ago

>「どうせ二人きりでちょっとしか食べないんだからセットで買っちゃおうよ。」というのを「駄目だよ、お前が作るおせちを食べるのが楽しみなんだから。」というミスター苺にせかされてしっかり作っている
まあ、ラブラブな…。
あけましておめでとうございます。
日本ではおせちを全て自宅で作る層は減っているのではないでしょうか。小人数家庭が増えているので、例えばプロが作るちょっと気の利いた3~4人向け、2~3万円の価格帯のおせちと同じ内容のシロモノを自分で作ろうと思ったら、必要な材料をすべてそろえて10~20万は固い。しかも作るとなったらある程度の量を作らざるを得ず、それでも残る材料をどう消費してゆけばよいかが悩ましい。とりあえず酒のアテと文化の香りを漂わせるため出来合いのおせちを購入してディスプレイ、量を用意したい品は別にそろえる感じでしょうか。お煮しめとか黒豆とか栗きんとんとかお雑煮とか。
最近の日本では、パン焼き器を兼ねた餅つき機が付いたオーブンが出回っていて、集合住宅住まいでもつきたて御餅が食べられます。毎年世界を驚かせる殺人食物「おもち」。例にもれず今年も引っかかった方がいらっしゃいました。日本の文化も大概怖い☆

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苺畑カカシ8 years ago

アンデルセンさん、あけましておめでとうございます。
私も日本でもおせちを自分で作る人は減っていると思っていたのですが、100人の主婦を対象にしたアンケート調査によると、全部自分で作ると一部作って一部購入という人を合わせると60%くらいだったという記事をちょっと前に読みました。意外と作る人って多いみたいですよ。
でも、おっしゃるように少人数だったら買ったほうがずっと安いです。材料費だけでセットで買うより何倍にもなるというのは本当です。
それでも腕がよければいいけど、私は伊達巻など一年おきくらいに失敗するので、ちゃんとできる保証がないんですよ。(笑)
家族の人数が多い家なら作る価値はありますが、二人だったら経済的なことを考えたら割りは合いません。
一度くらいはセットで買って試してみようかな。それでミスター苺が気に入ったらかなり助かるんだけど。

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