本日13日、フランスのパリの各地で同時多発乱射テロがおき、150人以上の死者を出した模様。
明らかに最近流入したイスラムテロリストとすでにフランス在住の過激派イスラム住民が共謀して計画的に行なったテロである。フランスのホーランデ大統領は1944年以来始めての戒厳令を敷き、国境をすべて閉鎖すると発表した。
偶然だが同じく本日ヨーロッパ連盟の許可を得てドイツもスエーデンも国境を一時的に閉鎖することになった。 ドイツでは警察が頼りにならないので、一般市民が地元警備にあたりはじめた。フランスのテロでドイツにおける反モスレム移民運動はさらに活気を増すだろう。
フランス国内では過去に何人か勇気ある政治家や芸能人がモスレムの脅威を警告していた。だが、極左翼のフランス政府はことあるごとに批評家を逮捕して禁固刑にした上多額の罰金を課したりしてきた。以前にも元女優のブリジッド・バルドーの話をしたが、最近では右翼保守の極右翼国家前線(FN)のマリー・ラペンがフランスはモスレム移民をナチスドイツのたとえ、フランスの大通りでお祈りをしているモスレムは侵略者だと批判して起訴されていた。
今、フランス人たちはこうした警告者たちのことをどう考えているのだろうか。

フランスのパリで13日夜(日本時間14日早朝)、中心部のコンサートホールや北部のサッカー場などを標的とした同時多発テロ事件が起きた。ホールで起きた銃撃事件では、100人以上が死亡。現地メディアは一連の連続テロによる死者は少なくとも120人以上に上るとしている。
 今のところ犯行声明は出ていない。オランド仏大統領は14日未明にテレビに出演して演説。「かつてないテロだ。攻撃はまだ続いている」と述べたうえで、仏全土に国家非常事態を宣言し、国境を封鎖すると述べた。一方で「我々は冷静にならないといけない」とも呼びかけた。
 AFP通信によると、ホールやその周辺の飲食店など、サッカー場も含め、パリとその周辺の計7カ所が襲撃されたという。
 現地メディアによると、パリ中心部にあるコンサートホール「ルバタクラン」では13日夜、米国のロックバンドによるライブが開かれていたところ、何者かが中に押し入り、一時、多数の観現地メディアによると、パリ中心部にあるコンサートホール「ルバタクラン」では13日夜、米国のロックバンドによるライブが開かれていたところ、何者かが中に押し入り、一時、多数の観客らを人質に取って立てこもった。その後14日未明に治安部隊が突入。容疑者らを射殺したが、すでに多数の観客らが殺害されていたという。
 会場に居合わせた目撃者が現地メディアに語ったところでは、容疑者らはステージの上にのぼり、約10分間にわたり、銃を乱射したという。ロイター通信は目撃者の情報として、容疑者らがアラビア語で「神は偉大なり」と叫びながら銃を乱射したとの情報を伝えている。
 標的になったコンサートホールは、今年1月、パリで起きた連続テロ事件で12人が死亡した週刊新聞社「シャルリー・エブド」から北に約500メートルに位置している。
 その他に襲撃された飲食店などの多くはコンサートホールの近くにあることから、容疑者らが、周辺を無差別に襲撃したとの見方もある。
 さらに13日午後9時ごろ、パリ郊外にあるサッカー場の入り口付近で複数回の爆発が発生した。当時、サッカー男子のフランス代表対ドイツ代表の親善試合の最中で、オランド大統領も観戦していた。
 AFP通信によると、仏検察当局は一連のテロ事件で容疑者5人を射殺したとしている。
 オランド大統領は一連のテロ事件を受け、15日からトルコで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議の出席を取りやめることを明らかにした。
 一方、サッカーのドイツ代表チームが宿泊するパリ市内のホテルに13日朝、爆弾を仕掛けたという匿名の脅迫電話があり、選手が一時避難する騒ぎが起きていた。独DPA通信が伝えた。
 パリ警察が建物や敷地内を捜索したが、爆発物は見つからなかったという。同時多発テロと脅迫電話との関連は分かっていない。(パリ=青田秀樹、アムステルダム=高久潤)


3 responses to パリの同時多発テロ、今こそヨーロッパは立ち上がる時

goldbug4 years ago

各国がそれぞれ自国内のイスラム過激派に対処するのも重要なんでしょうが、シリアとイラクにかけて領土を主張するISといかに戦っていくかがそれにも増して重要なのかも知れませんね。折しも日本は最近、他国が攻撃を受けた時に自分たちもその反撃に加わっていいという法律を制定しました。今まで長らくそうしたことは憲法の下禁止されていましたが、今では晴れてそういうことが出来るようになっています。
今このようにイスラム国がシリアとイラクの領土の一部を我が物とするのみならず、ヨーロッパにまでその攻撃のリーチを伸ばしている現状で、日本も自らどうすべきかが問われているのかも知れませんね。こうしたテロがアメリカやヨーロッパとイスラム過激派との間だけの戦争だと思うのは間違いかも知れません。彼らと戦わずにいればいずれ世界が彼らの被害を受けることは間違いないでしょうし、その世界の中に私たち日本も当然含まれるでしょうね。
日本の安倍首相もフランスに対する連帯を表明しましたが、その連帯をどう行動に移していくかが今問われているのかも知れません。日本の自衛隊がアメリカやその同盟軍のイスラム国に対する戦いに加わる時が来たのかも知れません。実は日本の自衛隊は戦闘任務に加わることは出来ず、専ら兵站任務に携わることになるのですが、それでもれっきとした軍事力の行使には違いありません。日本政府は近いうちに決断をするかも知れません。アメリカは日本にその決断を強く促してはどうでしょうか。

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アンデルセン4 years ago

パリ同時多発テロにつき、ダマスカス留学生のブログが記事をアップしました。
http://blog.goo.ne.jp/from_syria/e/b83d63501989cb1e4adfcc0285ad4274#comment-list
これに目を通す限り、彼らの頭の中には「イスラム教徒=マイノリティー」→「一部の過激派のせいで無関係な平和主義の(幸せであるべき)イスラム教徒までが迫害されている」というお約束の図式があって、それが唯一かつ全てなのだなと改めて実感させられました。
その図式を前提に、現状を自サイドと相手サイド(今回はフランス)に分ける二項対立で捉え、相手サイド内に自分たちを擁護する意見があるではないかと、相手サイドに譲歩を要求。自サイドのイスラム教徒に避難先を変えるよう、呼びかけたりはしないようです。
事件を起こしたような人々から難民として逃れようとするのは分かるが、その先がなぜ「先進国」でなきゃいけないのか。陸続きの同じイスラム教徒の国ではダメなのかといういつもの問いは見事にスルー。潜在的なトラブルの積み重ねの歴史があって、テロというわかりやすい衝撃をきっかけに、ベクトルが同じ方向を向いた「だけ」だとは理解しないのか、したくないのか。
いずれ、法治主義の理念のもとに維持される社会と、宗教法を最高法規に置く宗教(イスラム教に関わらず)の教徒は根本的に相容れないという現実を認める気はないようだ。
余談ですが、ここで引用されているツイート(https://twitter.com/ShahadBallan/status/665421338497130496)のシリア出身UAE在住女性アナウンサーShahahaBallanさんと日本人女性(英国留学経験あり)とのセッション(http://togetter.com/li/900200)がシリア人と日本人の皮膚感覚の違いを如実に語っていて興味深い。私も含め、日本は安全で平和ボケ。テロられたら、どうなるんだろうwなお、このシリア出身の彼女は、フランスでもイギリスでもなく、イスラム教が国教のUAE在住です。定石でしょう。
インターネットだ、ツイッターだと、思想の自由や表現の自由を拡張させる仕組みが出てきても、しがらみは生き続け、現実の行動は身体の安全を担保されなくては無理なのだというのが興味深い。

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苺畑カカシ4 years ago

goldbugさん、アンデルセンさん、
フランスはシリアでのISISとの戦いを始めるかもしれませんね。シリアからの難民を止めるにはシリアをISISの魔の手から救い、アサド政権を倒し、シリアを平穏化するのが一番でしょう。
テロが起きる度にイスラム教が責められると文句を言ってる人たちは、イスラム教がどれだけ平和を愛する宗教なのか、先ず第一にテロリストを糾弾してはどうなのかといいたいですね。
欧米でテロが起きる度に世界中のイスラム圏でお祭り騒ぎのお祝いをしてたんじゃ、あんまり説得力がないと思いますけどね。

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