先週感謝祭で家族が集まったとき、女性が強姦されたという嘘はつかないと主張する義妹たちと議論になった。最近有名人やエリート大学キャンパスを巡る女性強姦の話しが主流メディアで色々とりざたされているからなだ。義妹たちの理屈は、女性にとって自分が性的な冒涜をされたという話を公表するのは非常に恥かしいことだ、なかなか信じてもらえなかったり、そうなったのは自分が悪いと批判されたりすることも多い、そうなると解っているのに何を好き好んで嘘など付くだろう、そんなことをする女性は存在しないというのである。ところが最近話題になった三つの事件のどれもこれも、きちんとした捜査が始まると、被害者とされる女性たちの供述が非常に怪しくなってきた。

  1. リナ・ダナム、人気女優が自叙伝の中で大学時代に保守派共和党の男子学生に強姦されたと暴露した件。
  2. ビル・コスビー、1960年時代からの人気黒人コメディアン俳優が、数人の女性から1960年から1970年にかけてキャリアを援助すると言って呼び寄せられてレイプされたと訴えられている件。
  3. バージニア大学の女学生「ジャッキー」(仮名)という女性が二年前に7人の同大学の男子学生から輪姦されたという件。

どの事件も現在ゴシップ雑誌のみならず主流メディアが「女性への暴力」という肩書きで大々的に書きたてているのだが、そのどれもこれもが本髄を正そうとすると崩れてしまうという、どうやら虚実の訴えであったことが明らかになってきた。しかしもともとの訴えが非常に深刻であることから、加害者とされた人々への被害は多大なるものがある。
ではそのひとつひとつを吟味してみよう。
1.リナ・ダナム、保守派共和党男子学生のバリーに強姦された!

一つ目は人気テレビ番組「ガールズ」のプロジューサーで自分が主演もしている女優のリナ・ダナム。今大ベストセラーになっている彼女の自叙伝「ノットザットカインドオブガール」(そんな娘じゃないわ)の中で、ダナムはオハイオ州で大学生時代、「バリー」という大学でも有名な保守派で共和党の男子学生にレイプされたと書いている。
ところがブレイトバートオンライン紙の記者が彼女の出身校のオバーリン大学に行って取材したところ、確かに彼女が大学生時代にバリーという共和党員の男子学生が在学していたことはわかった。しかし、当時のバリーを知っている人たちによると、このバリーはダーハムが言うような大学の図書館で働いていたことも、大学のラジオ番組でDJをしていたこともなく、顔に口髭があったとか、カウボーイブーツや帽子をかぶっていたというような描写とはおよそ当てはまらないことがわかった。これは当時の人たちの記憶に頼らなくても、バリーは大学の共和党サークル活動を活発にしていた人気者だったので、当時大学で色々と演説したりしているビデオや写真がいくらも残っている。記者は自分の目でバリーがダナムが描写する男性とは全く別人であることを確認した。
記者によると、このバリー・ワン(苗字仮名)はリナ・ダナムとは全く面識がなく、当時も彼はダナムのような同級生が居たことは知らなかったと証言している。ましてやダナムを強姦したなどという事実は当然否定している。
考えただけでも、ダナムのようなバリバリ左翼フェミニストが保守派共和党員の活動家のバリーと接点があるということがおかしい。いったいそんな二人がどんなパーティで一緒になるとうのか。例え仮にバリーがダーハムの居るパーティにたまたま出席したとしても、保守派共和党のバリーと左翼フェミニストのダナムが意気投合してダナムのアパートへ一緒に行くなんてことは考えられない。いったいバリーとダナムにどんな共通の話題があるというのか。それでもリナ・ダナムが絶世の美女とかいうのであれば話もわかるが、ダナムはお世辞にも美人とは言えず、人気番組のガールズのなかでも小太りの裸を意味もなくさらけ出すことで評判である。
それではダナムは別のバリーについて書いたのだろうか。しかしバリーという名前はそれほど一般的ではなく、ダナムが在学中に在学していたバリーはバリー・ワンしかいない。ましてや共和党サークルで活躍していたバリーといえばバリー・ワンしか当てはまらない。これではオバーリン大学と共和党サークルのバリーで検索した人たちは、バリー・ワンがダナムの強姦魔であると思い込む可能性は多いにある。現在は妻子もちのバリー・ワンさんは家族関係や職場での評判に亀裂が生じ非常に迷惑している。現在バリー・ワンさんは弁護士を雇って相談中ということだが、バリー・ワンさんにはダナムを名誉毀損で訴える要素がいくらもあると思うね。
もしもこのバリー・ワンがダナムの言う強姦魔ではないのだとすれば、ダナムは即座に訂正謝罪すべきである。だが、ダナムの目的は最初から保守派共和党員の評判を傷つけることにあったのだから、訂正などするはずがない。バリー・ワンに起きた人災をほくそ笑んでみていることだろう。
2. ビル・コスビーは連続強姦魔なのか?
若い世代の人にはビル・コスビーといってもピンとこないかもしれないが、ウィル・スミスやウエスリー・スナイプやデンゼル・ワシントンのずっと以前に、まだまだハリウッドの黒人差別がひどい時代、黒人俳優というよりも、たまたま黒人という登場人物として、しかも主役としてテレビで一躍スターとなったのがビル・コスビー。コスビーはコメディアンとしてもその才能は最たるもの。面白いし格好いいしで1960年代はアイ・スパイとか格好いいスパイ役で大人気だった。1980年代には30分ものの家族コメディー「コスビーショー」で美人の奥さんがいる四人の子持ちのお父さん役でまたまた大人気。黒人家族のステレオタイプを逸脱した中流家庭を描いて白人視聴者からも愛される番組だった。
最近は、コスビーは若い黒人青年男女に向けて、常に白人からの人種差別に文句ばかり言っていないで、自分で自分の道をひらうくべし、という保守的な内容の演説をあちこちで行なって引く手あまたであった。またテレビのスペシャルなどでも活躍しており、この12月にもコスビーのスペシャル番組が計画されていた。
ところが最近になって、1960年代から1970年代にかけて、コスビーに強姦されたという数人の女性たちが名乗りを上げた。この話が出たのが11月だったため、12月に予定されていたコスビーの日程はすべてキャンセルされてしまった。これによるコスビーの金銭的な打撃は大きいが、それ以上にコスビーの人格への打撃は多大なるものがある。
だいたい50年以上も前に起きたことを今更持ち出してくるということ自体がおかしいが、そんな昔のことではアリバイを出すこともできないし、無実であることの証明などほぼ不可能である。
実は2005年にも原告側の一人の女性はコスビーを訴えており、その時は裁判にならず示談で終わっている。ここではっきりさせておくが、示談とは原告が必ずしも非を認めたということではない。裁判で大騒ぎになって時間とお金をかけて争うと、裁判で勝ってもかえって被害が大きくなることもある。特に有名人の場合は強姦などという話題が長引くのは好ましくない。だから原告にある程度の金をはらって追っ払うというのはよくやることだ。それを利用して裁判をゆすりに使う悪い奴らが幾らでもいる。
すでに示談になっているのに、10年たってまたまた同じ罪で訴えるというのもおかしな話だ。また別の女性は、やはり10年前にゴシップ雑誌に自分が強姦されたという話を売ろうとしたが、雑誌の編集者が話しの真相が怪しすぎるというので掲載しなかったという。ゴシップ雑誌に拒否されるほど中身のない訴えとは、どれほど基盤のないものなのか?
3、大学生数人に輪姦されたという女子学生の供述は真実無根、記事を掲載したローリングストーンが訂正謝罪
先月、ジャッキー(仮名)という女子大学生が二年前にバージニア州立大学のフラタニティー(男子学生用クラブ寮)で行なわれたパーティにおいて、7人の男子学生から三時間に及ぶ暴力的な輪姦をされたという話をローリングストーンがバージニア大学は女性への性的暴行に対する対応がなっていない例として取り上げた。
もしこれが事実ならば大学内で大変な犯罪が起きたことになるため、大学側は事件があったとされるフィカイパサイ寮を閉鎖、関わったとされる男子生徒を停学処分にしていた。だが、警察の協力を得た綿密な捜査の結果、ジャッキーの言うような事件は起きておらず、すべては事実無根であることがはっきりした。特に、ジャッキーが襲われたという日に寮ではパーティは行なわれていなかったことがわかった。また、当日ジャッキーと話をしたという友人もジャッキーがショックを受けていたようではあったとはしながらも、雑誌に書かれたような暴行を受けた傷跡は見られなかったと証言している。
ローリングストーン誌は記事の掲載当初、ことがことだけに容疑者とされる男子学生に連絡を取らないでほしいというジャッキー当人の意思を尊重して男子学生たちにはインタビューしなかったことを認めている。
現役大学生にとって数ヶ月の停学は非常な損害だ。先ずその学期は台無しになるので、次の学期の単位は今学期の単位取得が必要だから、一ヶ月の停学は学生にとって一年の遅れを意味することもあり、卒業間近だったり就職内定だったりしているシニアだったら大打撃だろう。生徒がもしスポーツ選手だったりした場合、選手権にも出られないし、プロへの転向も難しくなってしまう。
第一一般市民が弁護士やとって無実を証明するとなるとかかる費用は並大抵のものではない。家族にかかった負担は大変なものだっただろう。
これらの告発に共通している点は、訴えられている方が保守派男性だということ。告発している女性たちにはそれぞれ保守派男性を糾弾したい、お金をむしりとりたい、名誉を汚したい、というアジェンダがある。そういう女性たちは普通なら恥かしくておおぴらに話せないようなことでも自分は被害者だといって大嘘をつけるのだ。
女は強姦されたという嘘は付かないというのは迷信だ。


1 response to 女は強姦されたという嘘は付かないって本当?

In the Strawberry Field4 years ago

バージニア女子大生狂言輪姦事件で明るみに出たメディアの大学は強姦魔の巣窟という奇妙な思い込み

去年にバージニア州立大学の構内のパーティで、暴力的な輪姦の被害にあったという女子大生の事実無根の話を掲載したローリングストーン誌が、今回改めて何故このような嘘がまことしやかに同誌に掲載されてしまったのかという自己調査を行い、その調査結果を発表した。 ことの内容を詳しく知りたい方は拙ブログの女は強姦されたという嘘は付かないって本当?とどんどん異様な事実が明らかになるバージニア女子大生の狂言輪姦事件をご参照願いたい。 この調査結果を断片的に読んでみたが、要するに、記事を書いた女性記者がアメリカの「大学構…

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