明日ボストンで行われる退役軍人団体主催のセントパトリックスデイパレードに同性愛者たちがオープンに参加できないことをめぐって、大手ビール会社のサム・アダムスとハニケンが提供から撤退すると宣言した。ニューヨークの共産主義デブラズィオ市長はすでに欠席を宣言。ボストン市長も迷っているとか、、あ〜あ、またかよ、てな感じである。
左翼メディアの偏向報道だけ読んでいると、このパレードには同性愛者が参加できないかのような印象を受けるが実はそうではない。主催者側はオープンにゲイプライドの旗を掲げての参加は許可しないと言っているだけだ。許可されていないのはゲイプライドだけでなく、例えば銃所持法支持とか、人口妊娠中絶反対、とかいった政治的なスローガンも同じ。どこどこの町の青年団とかなら許可されるが、政治色のあるものは一切禁止されているのである。何もゲイだけが特別の拒否されたわけではないのだ。単に同性愛者たちが元軍人のグループに参加する分には問題ない。
聖パトリックの日は、カトリックの祝日である。カトリックが厳禁している同性愛をオープンに支持するような団体の参加を拒むのは当然だ。もっともセントパトリックスデイを宗教的な祝日として祝う習慣はかなり失せていて、いまでは緑色のビールをガバ飲みする日と成り果てている感もあるので、そんな固いこと言いっこなしと言いたい気持ちはよくわかる。
が、しかしだ、同性愛者たちが何かのパレードに参加すると、性的な描写がフロートの上で行われ、家族連れでパレードを観ている人々に不快感を与えるような行動が必ずといっていいほど起きる。彼らが参加するとパレード自体の意味合いがゲイプライドに乗っ取られてしまうのである。
サムアダムスの宣言にはバックラッシュも起きている。ボストンのレストラン、コーナーストーンパブ&レストランは、パレード中はサムアダムスのビールをレストランで出さない方針を発表した。
レストランの経営者トミー・フラハティーはサムアダムスはパレードのスポンサーを辞めても、パレードの通り道にあるレストランやパブでビールを売ることを辞めるわけではない。パレードを支持しないなら自分らのレストランではサムアダムスをボイコットすることにしたという。
なんでゲイ活動家は何にでも自分らの首を突っ込み、自分らの思い通りにならないとスポンサーを脅して辞めさせたりしようとするのだろう?何故なにもかもがゲイプライドで埋め尽くされなければならないのか?
彼らがモスラムのラマダン祭りにゲイプライドの参加を求めるとかするんだったら多少の尊敬はするけどね。


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