オバマケアについてオバマ王は何度も国民に言い続けた、自分が気に入った保険はそのまま変えなくていい、気に入ったお医者さんを諦める必要もないという約束が大嘘だったことは、オバマケアの施行によって何百万という国民が実感していることだが、その自分の体験談をテレビで証言した癌患者の女性が民主党の政治家やリベラル左翼メディアから猛攻撃を受け嘘つき呼ばわりされている
カカシ注:英語だと(”If you like the plan you have, you can keep it. If you like the doctor you have, you can keep your doctor, too. “)だが、私のは意訳。
ジュリー・ブーンストラさんは元教職員で白血病患者。オバマケアが始まってから加入していた医療保険を解約されてしまった。オバマケアのエクスチェンジが提供する保険は自己負担が多過ぎてとても払いきれない。全国でジュリーさんのような目に合っている重病患者は何十万、いや何百万といる。
さて、ミシガン州の上院議員の座は今年秋の選挙でかなり注目されている。現職の民主党のカール・レビンが引退するため、共和党が議席を奪い取れる可能性があるからである。特に民主党の候補者であるゲリー・ピータースはそのオバマケア支持の立場がかなりの不人気。それに目をつけた共和党支持の市民団体は、オバマケアのせいで加入していた医療保険を失って不可欠な治療を受けられなくなってしまったジュリーさんの証言を政治コマーシャルに起用し、オバマケアの恐ろしさを訴え、こんな法律を支持するピータースを議員に選ぶな、とやってのけたのである。
黙っていないのは民主党。上院議員のリーダーのハリー・リード議員は議会でオバマケアの犠牲者と名乗る人々はみんな嘘つきだと暴言を吐いた。ピーターズ候補は有権者たちの心配に答えるどころか、コマーシャルを流したテレビ局に対し、虚偽の報道をしたとして広告を取り下げろと脅迫。ジュリーさんのことを右翼だとかコーク兄弟の手先だとか誹謗中傷をして彼女を沈黙させようとしている。
左翼メディアはオバマケアで大儲けをする保険会社ブルークロス社の数字を借りて来て、ジュリーさんはオバマケアのおかげで保険料がずっと安くなることを理解していない、算数も出来ない無知な大バカものだと批難した。
ジュリーさんを批難するオバマ王も民主党議員もそして左翼リベラルメディアも、オバマケアのエクスチェンジには、ジュリーさんに見合った以前の保険と同じようなプランがあると主張する。だからジュリーさんがオバマケアのせいで保険を失ったとか、オバマケアのせいで必要な治療が得られず死ぬかもしれないという証言は大嘘だというもの。
だがそれが事実だとして、何故ジュリーさんは今まで自分が気に入っていた保険を諦めて訳のわからないオバマケアのエクスチェンジで新しい保険を探す必要があるのだ?
オバマケア支持者が完全に無視している点は、オバマが何百回と繰り返した『気に入った保険は変えなくていい、気に入ったお医者さんを諦める必要はない』という約束が完全に破られたという点なのである。
何故重病患者のジュリーさんが治療に最適な医療保険を放り出して、一から自分に合った医療保険を難解で複雑なオバマケアのエクスチェンジを通じて買い替えなくてはならないのだ? 難病を抱えているというだけでも大変な患者さんたちが自分にあった保険を選んで契約を成立させるために、何時間も通じないお役所仕事の医療保険電話案内で待たされたり、常にダウンしているウェッブサイトの網の目をくぐって、何週間いや時には何ヶ月もかけて医療保険を取り替えなければならない理由は何だ? それでなくても病気で苦しんでいるひとたちに、どうしてそんな重荷を課す必要があるのだ?
ところで事実を無視しているのは無論左翼メディアの方。確かにブルークロスのプランでは保険料自体は下がるのだが、保険料でカバーされるサービスが極端に減る。いままでは保険が効いていた処方薬や治療に保険が効かない。また保険で払う割合も大幅に減ったため患者の自己負担が非常に大きい。しかも、これまでの保険のように毎月の出費がだいたい同じだったのに比べ、新しい保険が払う割合が治療法によってまちまちなため、ジュリーさんにはいったい毎月どれだけの経費がかかるのか予算が立てられない状態。
気に入った保険は変えなくてもいいという約束はどうなったわけ?
オバマケア以前のアメリカ市民の多くは自分達が加入している(していた)医療保険に満足していた。それでも多くのアメリカ人がオバマケアを支持したのは、自分らの医療保険には変化がなく、オバマケアは現在保険に入る事の出来ない低所得者や持病あるひとたちを救う制度だと思ったからだ。それが蓋を開けてみたら全く違う制度だったということに気がついて今やパニック状態。
オバマ王は自分の嘘の悪影響が大統領選挙のある2016年前にあまりおおっぴらにならないように例外をあちこちに作り保険会社や雇用主に課せられた締め切り日を議会を通じずに勝手に違憲の延期をしたりしてごまかしている。一般市民への悪影響が出始めると、今度はこっそりと消費者の強制締め切り日を二年間先送りすることにした。選挙直前に失業したり保険を失う国民の数が急激に増えるのを防ぐためである。保険の施行を選挙後にしてしまえば、悪影響のすべての責任を次期大統領になすりつけることができるという計算だ。この陰謀を、どの主流メディアも報道していないのは、オバマ王にはその権限がないことを話題にしたくないからである。
オバマ王も民主党も施行されて困るような法律を何故通したのだ?
その答えは簡単である。オバマ王の最終目的は最初から政府が完全に管理する国民保険の設立である。オバマケアのエクスチェンジはその途中経過に過ぎないのだ。アメリカ国民が政府経営の国民保険を最初から支持するはずはない。だから、オバマケアによって民間医療保険制度を完全に破壊した時点で、政府管理の国民保険を国民に強制するという策略である。
だからオバマケアが機能しないのは失敗ではなく全くの計算通りの成り行きなのである。すべての国民に低価で良質な医療保険を提供することなどというのは大嘘で、オバマ王の最終目的は国民保険の設立なのだ。
そのことを国民が理解して2014年の中間選挙でも2014年の全国選挙でもオバマケア支持の民主党議員たちをこぞって追い出して欲しいものだ。無論それまで民主党や左翼リベラル運動家たちの犠牲者攻撃は激化するだろう。


Leave a Reply

Your email address will not be published.