まずは、マックさん、ユー子さん、ゴマちゃんさん、コメントありがとうございます。マックさんとユー子さんの体験は例外ではない。この間もフェイスブックの友達が、奥さんと一緒に入っていた会社の保険料が二倍以上になったといって嘆いていた。実際にアメリカに住んでいれば、オバマケアの悪影響は切実である。
私が住むカリフォルニアではオバマケアのおかげで50万人が民間の健康保険を失うだろうという。ユー子さんも指摘しているように、オバマがオバマケアを国民に押し付けたとき、自分の持っている保険に満足している人はそのまま保持することが出来るといったのは真っ赤な嘘であった。
実は数年前、これはオバマケアとは関係ないが、私がはいっていた歯科医療保険が、私が10年以上もお世話になっている歯科医を外してしまった。私は歯が弱いので歯医者は必要なのだが、歯の治療は非常に高額。保険がないとちょっとした治療でも1000ドルなんてのはざら。とはいうものの、1000ドルもかかるような治療はそうしょっちゅう受けるわけではないし、普通はチェックアップとクリーニング程度なのだから、一年間の保険料が1000ドル以上だったら、保険になど入らずに歯医者に行ったときだけ払ったほうが安上がりである。という計算で、今のところ歯科保険には入っていない。
医療保険の場合も保険料が上がりすぎれば、罰金を払っても病気になった時だけ治療費を払えばいいと考える国民が増えるに違いない。となると、オバマケアは国民皆保険どころか、国民から医療保険を奪い取る悪法という皮肉な結末を生み出すことになるのだ。
すでにフロリダ、カリフォルニア、ペンシルベニアの三州で保険を失った人の数は、全国でオバマケアのエクスチェンジプログラムに加入した人数(約50人)を何万倍も上回るのである。これのどこが国民皆保険なのだ?


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