全米ライフル協会、小学校乱射事件以来10万人の新会員加入

いやあ、ほんと見出しの通りのニュースなのだが、反銃派やオバマ王が厳しい銃規制を唱えるのとは裏腹に、アメリカ国民は銃規制促進どころか銃保持権を守るために躍起である。
禁止になる前に今のうちにと銃の買いだめをしている人も多いが、銃所持者の権利を守る市民団体全米ライフル協会(NRA)への入会申し込みが殺到しているとかで、サンディフック小学校乱射事件以来たったの2週間あまりで10万人の新会員が加入したという。
これでNRAのメンバーは4.1百万から4.2百万人に増えたが、ジョー・バイデン副大統領との会議が終わるまでには5百万に増やしたいとNRAは言っている。
世論調査で銃規制支持が過半数になったなどという話は、あんまり信用できないね。


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銃規制以来銃犯罪が急増している英国

この間、CNNのピアース・モーガンの番組に銃保持権利活動家のアレックス・ジョーンズというラジオトークショーホストがゲストで出演した。ジョーンズはモーガンの米国憲法修正案第二条に対する批判に腹を立ててモーガンの国外退去署名運動を始めた張本人。はっきり言って銃保持権支持派からするとジョーンズは理想的な代弁者とは言い難い。ジョーンズは感情に走るだけで何故自分が銃規制に反対なのかはっきりと説明できていないからだ。無論モーガンの狙いは最初からジョーンズをけしかけて、いかに銃支持派が論理立てた主張の出来ない感情的な田舎モンであるかを視聴者に見せるつけかにあったわけで、ジョーンズはまんまとモーガンの作戦に乗ってしまったのである。
特にこの番組のなかでモーガンは英国の銃殺人事件は35件なのに対してアメリカは11000件の銃殺人事件が起きていると何度も繰り返した。統計などには興味のないジョーンズはそれに関する質問には一切答えず、アメリカ人から銃を取り上げたら革命が起きるなどとまくしたてていた。
モーガンは銃規制が銃犯罪を減らせるという誤った前提から話しているのに対し、ジョーンズは銃保持はアメリカ国民の基本的な権利であるという立場から話しているので、二人の会話には全く接点がない。
もしもジョーンズが統計資料を出してモーガンに反論できるような人間であれば、モーガンが振り回している数字が如何に銃規制議論に適切でないかを証明することは簡単に出来たはずだった。というわけで、ジョーンズにかわってモーガンの穴だらけの理屈に挑戦した地方テレビ局の司会者が居たので、そちらを紹介しておこう。
モーガンの屁理屈に挑戦したのはオハイオ州シンシナティ市のフォックス系地方局のベン・スワン。スワンは先ずピアスが振り回している英国と米国での銃殺人の35件対11000件について説明する。

アメリカでは12664件の殺人事件が起き、そのうちの8583件が銃によるものでした。しかしそのうちの400件は警察、260件は一般市民による正当な発砲であったと判断されています。

ということはアメリカの銃殺人犯罪は7923件でモーガンの言う11000より3077件も少ない。またスワンによると英国の銃殺人数も35件ではなく57件であるという。ま、それでもアメリカの方が銃殺人犯罪件数は桁違いに多いことは確かである。ただ、問題なのは人口がイギリスよりずっと多いアメリカの絶対件数だけを比べてみてもアメリカの方が犯罪率が高いかどうかは解らない。それに、銃規制の厳しいイギリスと銃社会のアメリカとで銃犯罪の数だけを比べるのもおかしい。犯罪を減らすために銃規制が必要だというのであれば、イギリスは銃規制によって銃犯罪だけでなく犯罪全体の傾向がどのように変化したのかという話をしなければ意味がないのである。

合衆国は世界でも銃所持率が一番高い国です。にもかかわらず10万人あたりの銃殺人犯罪の率は世界で28位の2.87件です。

どうやらスワンはカカシと同じ統計を読んだらしい。さらに銃犯罪だけでなく犯罪率全体でみてみると、「英国の暴力犯罪は10万人あたり2034件」なんだそうで、アメリカの466件の四倍以上。スワンはモーガンのような人間は何かとアメリカは英国から学ぶべきだというが、我々が学ぶべきなのは、暴力犯罪の原因は銃でも他の道具でもないということだと締めくくる。
ところで銃規制の厳しい英国で近年銃犯罪が増加しているという統計がある。
英国政府の発表によると、イングランドとウェールスの銃犯罪は2011年35%も増えたという。犯罪者が拳銃を使った件数は46%も増えた。
銃砲が犯罪に使われたのは2010年の7362から2011年の9974件と大幅な増加をみせている。銃犯罪率は四年連続で増加しており、2010年の銃犯罪数は前回のピークだった1993年より2200件も多かった。
拳銃による犯罪はダンブレーン大量殺人事件後の銃砲禁止法の頃の1997−1998年の2636件から現在の5871件と倍以上に増えている。
次にモーガンがイギリスの銃犯罪とアメリカのそれを比べ始めたら、こういう事実をふまえて反論する人間をテレビで観たいものだ。


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家畜用スタンガンでコンビニを襲った強盗、店員に発砲され遁走

フロリダのタラハシ市で、家畜用のスタンガン、キャトルプロッドを使ってコンビニに強盗に入った男が店員が銃を抜いたため遁走するという事件が起きた。
犯人はランス・トンバーリン26歳で、去る1月2日、家畜用スタンガンで店員を何度かショックをあたえて金を要求。店員はレジのカウンターの下においてあった拳銃を抜き出した。
犯人はあわてて逃げようとして、それを止めようとした別の店員と格闘になった。男は店員をふりきりトラックに乗って逃げた。警察がトラックを止めると男は徒歩で逃げたが、後に強盗と障害の疑いで逮捕された。
キャトルプロッドは牛などの大型家畜にショックを与えて誘導する道具だが、あんなものでショックを与えられたらちょっとやそっとでは動けないはず。それでも拳銃を抜き取るだけの度胸があったとは店員さん大したものだ。どちらの店員さんにも怪我がなくて何より。


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若いお父さん、拳銃で赤ちゃんを守る

去る1月7日、月曜日の夜、オハイオ州のコロンブスで、合法に拳銃携帯許可書を持つ男性が強盗に発砲して二ヶ月の息子と自分の命を守るという事件があった。
この男性はケルビー・スミスさん34歳。
スミスさんはお兄さんの家のドライブウェイで座っているところに拳銃を持った強盗に近づかれた。男はスミスさんの頭に拳銃をつきつけ金を要求。スミスさんはとっさに傍に車用乳児椅子の中にいる2ヶ月になる息子を守るように立った。
スミスさんは男に持ち金を全て渡しすと、男は一旦はそのまま立ち去るかのように見えたが、突然振り返って再び銃をスミスさんと赤ちゃんに向けたという。
ここでスミスさんは自分の合法な拳銃を取り出し男に向って発砲した。男は徒歩で逃れたが、事件直後、近くのマウントカーメルウエスト病院で犯人らしき男が銃による傷の手当に立ち寄ったところを警察が強盗犯人とみて逮捕した。
強盗の言いなりになって抵抗しなければ安全だという助言がいかに役に立たないかが解る。もしもスミスさんが拳銃で正当防衛しなかったら、今頃は親子ともども殺されていたかもしれない。


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お母さんお手柄、強盗に発砲して双子の娘達の命を守る

ジョージア州ローガンビル市、若い母親が自宅に押し入った強盗に発砲し、自分と双子の9歳児の命を守るという事件があった。
去る金曜日、自宅の二階で仕事をしていたこのお母さんは、家に侵入しようとしている男を発見。9歳になる二人の子供と一緒に屋根裏に隠れた。しかし侵入者はクローバーを使って家に侵入。すぐに三人の隠れている部屋を見つけた。
お母さんは即座に男に38口径のリボルバーから6発連射した。リボルバーなので6発で弾は尽きてしまったが、倒れた男は女性に「もう撃たないでくれ」と嘆願した。女性は男を置いて子供達と隣の家に駆け込んだ。
後に男は車で逃走するが近所で車を衝突させ、駆けつけた警察に助けを求めた。男はすぐに逮捕された。犯人はポール・スレーター32歳で、以前にも暴行で捕まったことのある前科者。スレーターは顔と首など四カ所撃たれていたが命に別状はない。(残念!)
女性のご主人、ドニー・ハーマンさんは、「妻は英雄です。子供たちを守ってくれた。責任ある準備の整った銃所持者としてするべきことをしたのです。」と誇らしげに語っている。
この一家が銃規制に賛成する日は来ないだろうね。


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アメリカを知らない外国人にアメリカ憲法改正の話なんかしてほしくないね!

年末にCNNの司会者でイギリス国籍のピアース・モーガンが、米国民の銃所持を保証するアメリカ合衆国憲法修正第2条を撤回すべきだと発言して、多くの銃所持権支持たちからピアース・モーガンを国外退去させろという声が上がった。私のフェイスブックフレンドのひとりも、自分のウォールページにそんな記事を載せていた。

ニューヨーク共同:米コネティカット州の小学校で子供ら26人が死亡した銃乱射事件を受け、米CNNテレビの番組で、銃規制反対派の男性を「ばかげている」などと罵倒した英国人キャスター、ピアース・モーガン氏の国外退去を求める請願がホワイトハウスのウェブサイトに掲載され、26日夜(日本時間27日午前)までに賛同者が7万8千人を超えた。

 同サイトには、自動小銃などを禁じる法制定の阻止を求める請願も提起され、2万8千人超が賛同。合衆国憲法修正2条が保障する「武装の権利」を米市民が重視していることがうかがえる。

少なくともモーガンは違憲な銃砲規制を唱えるのではなく、銃規制を行うためには先ず憲法改正からしなければならないことを理解している。これは、憲法の解釈を歪曲して銃規制を行って来た地方政府よりは正直なやり方だ。
言っておくが私はモーガンの強制送還には反対である。アメリカ合衆国憲法修正第1条が言論の自由を保証しており、モーガンが合法な住民権を持つアメリカ住民である以上、いかに彼の発言が馬鹿げたものであろうと、彼がその意見を発言する権利は守られなければならない。
だが、重要なのは彼の言論の自由を保証する同じ憲法が、国民の銃所持も保証しているということだ。そしてここが肝心なことなのだが、政府のみが銃を持つ社会で政府が国民の言論を弾圧した場合、国民はどうやって言論の自由を施行することができるのだ?
アメリカはイギリスの植民地として始まり、革命によって独立を達成させた国である。軍隊や警察だけでなく、アメリカの国民一人一人に銃を所持する権利が保証されているのは、独裁的な政府から国民の多々の権利を守るということが根底にあるからだ。
大量乱射事件で多くの子供達が犠牲になったのは悲劇だ。だが、そういう突発的な事件で感情的になって、悪いのは銃だとばかりに憲法改正などと軽卒なことを言い出すのは非常に愚かな考えである。
こうしたアメリカの歴史や文化を理解せずにやたらにアメリカの銃規制や憲法改正を言い出すモーガンのような外国人に対してアメリカ人が怒るのはあたりまえ。そんなこというなら故郷へ帰れ、といいたくなるのも当然だ。
例えば、私が見つけた小林裕見子なんていうブロガーも、アメリカの現状に無知なくせに知ったかぶりして米憲法改正を唱える愚かな外国人の一人。
彼女の思い切った銃規制だけが社会を変えられる。中途半端な規制に、効果は期待できないというエントリーなどアメリカを知らないあさはかな外国人の考えそのもの。

2012年12月14日、アメリカと中国で2人の狂った男たちが、この世で最もいたいけない子供たちを相手に、その頭の中にあった残虐な妄想を現実のものにしてしまいました。

中国河南省ではミン・ヨンジュンと言う男がナイフを持って小学校の教室に飛び込み、23人の子供たちの耳や指を切り落としました。
しかしアメリカコネティカット州のニュータウンでは、…10分間の無差別発砲の後、20人の子供たち、6人の小学校職員、そして犯人自身も命を落としました。このアメリカ人の男はセミオートマチックのライフルとその替えの弾倉、そして2丁のセミオートマチックの拳銃で武装していました。
あらゆる国に狂人はいます。しかし中国人のミンが持っていたのは1本のナイフだけであったため、命を落とした犠牲者はいませんでした。

私がひっかかったのは最後の文章。ミンという男は子供の耳や指を切り取る暇があったのに、子供に致命的な刺し傷を負わせなかった。我々が注目すべきなのはミンがたった一本のナイフで23人もの子供達をそこまで傷つける事が出来たという事実である。耳や指を切り落とす暇があったなら致命的な刺し傷を負わすなど容易にできたはずである。「命を落とした犠牲者」がいなかったのは、ミンの目的が最初から子供達への拷問であり殺人ではなかったからで、ミンの武器がナイフだったからではない。
アダム・ランザの目的は最初から大量殺人だった。たまたま自宅に銃があったからランザは銃を使ったが、銃がなければランザの武器はガソリンを使った放火だったかもしれないし、ナイフだったかもしれないのだ。キチガイ男の考えることなど我々には理解できない。

アメリカの銃犯罪の件数はイギリスの4倍、ドイツの6倍になります。
白痴に近い人間、あるいは偏狭な考え方しかできない人間だけが、イギリスの4倍の銃犯罪が発生しているという事実と、アメリカ国内では平均すると、300mごとに1丁の銃が存在し、大人一人当たり1丁以上の銃を所有しているという事実の間に関連性は無いという偽りを、主張しつづけようとしています。

だとしたら、完全拳銃規制のあるラテンアメリカ諸国で殺人件数がアメリカより四倍もあるメキシコやベネズエラの20倍という事実をどう説明するのだ?また、イギリスやオーストラリアで拳銃所持完全禁止法が通った後での犯罪率の高騰はどうなるのだ?
アメリカの銃所持率が犯罪につながっているというのなら、拳銃携帯許可法が41州で通った過去25年の間にアメリカ国民による合法な銃所持が増えたのにもかかわらず、犯罪が全体的減っているという現実をどう説明するのだ?
小林はアメリカ国民の半数以上を「白痴」よばわりする前に、アメリカの歴史、文化、憲法、そして犯罪の現実をもっときちんと勉強すべきである。
自分の銃嫌いという偏狭に満ち満ちた偏見だけでアメリカの憲法改正をとなえるなど愚の骨頂である。片腹痛いわ!
アメリカの現実を理解できない外国人に合衆国憲法改正の話なんてしてほしくないね、まったく!
アップデート:カリフォルニアでは銃砲売り上げが急高騰しているが、その傍ら銃犯罪が激減しているという。
2002年、カリフォルニア州では35万丁の銃が売られた。2011年になるとその数は60万丁に伸び、去年の売り上げはなんと81万7千丁!一年で36%の増加である。
で、犯罪も急増したのかというと、何と正反対。2002年から銃による負傷で病院に訪れた患者の数は28%の減少。銃による死者数は15%の減少となっている。
何故でしょうねえ〜?
白痴と偏狭に満ちた人だけが銃所持と犯罪数の正比例関係を理解できない、なんてことを言ってる小林なんたら言う人に是非説明していただきたいね。


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カカシの近所、新年祝いの発砲に加え家宅占拠強盗事件

新年あけましておめでとうございます。今年も拙ブログ「苺畑より」をよろしく。
と、おめでたい話をしようと思っている矢先、カカシの住む近所の通りで新年早々物騒な事件が相次いだ。
先ず大晦日から新年を迎えた零時。除夜の鐘ならぬパッパパという変な音が連続してあちこちから聞こえて来た。まさか、祝いのために誰かが空に発砲しているのではあるまいな、と思ったのがだ、昔、柄の悪い町に住んでいたミスター苺に言わせると、やはりあれはピストルの音だという。去年はそんな音を聞いた記憶がないのだが、ミスター苺によると音からしてそんなに近所ではないとのことだった。
「ピストルくらいでビビることないよ。おれが下宿してたとこなんかマシンガンの音がしたぜ。」
あのね〜マシンガンていくらアメリカでも合法だったことなんてないんじゃないの? どんな恐ろしいところに住んでたのよ、あなたは、、
などと話していた翌日、朝起きるとうちの近所の空上で警察ヘリコプターがぐるぐる迂回していた。近所にもパトカーがたくさん駐まっており、なんか物々しい。私の何時もの通り道はパトカーでバリケードされていて通れない。仕方なく遠回りして出勤。カーラジオのニュースでカカシの住むすぐ近所の家に朝五時頃、家主在宅に家に強盗が入るという怖い事件があったことがわかった。警察がすぐに出動したため、三人の犯人グループはすぐに車で逃走。近所の通り道で車をぶつけて二人はすぐに逮捕されたが、もう一人は徒歩で逃走した。それで道がバリケードされていたというわけ。
後で知ったことだが、犯人探しに近所の家が一軒づつK9犬を使って捜索されたんだそうだ。私は仕事で居なかったので知らなかったのだが、帰って来てからミスター苺から話をきいてびっくり。このあたりは結構安全な場所で強盗や窃盗はあまりない。だが、両隣の家主の持つトラックがここ2〜3日の間に盗みに入られたという話をきいて、え〜、そんな物騒な近所になっていたのだろうか、と非常に不安な思いにかられた。
この話をフェイスブックでしたら、「戸締まりを厳重に」というコメントと一緒に「戸締まり及び武装せよ」とのコメントが混ざっていて笑ってしまった。ミスター苺は強盗が入って来たら撃ち殺すといって身構えているが、私は空き巣の方が怖いと思うけどね。


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