毎日のように普通の市民が合法に所持している銃によって自分や家族の身を守るという事件が耳にするので、もういちいち書くのもなんだなという気もするのだが、日本の皆さんはこういう話を他では聞かないだろうから、しつこくても耳にする度に紹介しておく。今回の事件で注目すべきなのは、被害者の女性が銃を発砲しないまま犯罪を未然に防いだということ。実際にアメリカで銃が正当防衛に使われた場合、多くの場合銃の発砲がされないまま、つまり犯罪がおきないままで事が収まることが多いので、それは犯罪として扱われないから統計に乗らないことが多い。それで銃がいったどれだけの割で正当防衛に使われたのかを正確に把握するのは難しい。
オクラホマ州、シャウニー市で起きこの事件はPam Loman of Shawnee, Oklahoma 真っ昼間に起きた。
先日の金曜日、主婦のパム・ローマンさんが家の中で掃除をしていると、正面玄関でノックの男がした。パムさんが表を除くと男が一人玄関のドアを叩いている、そして二人の男が家の前にとめた車の中にいるのを見た。
ローマンさんがノックに答えないと、男はドアをさらに強く叩き始めた。とっさに危険を感じたローマンさんは銃を取りに行った。
「本能的に、銃をもってこなくてはと思いました。なぜかわかりません、あんなふうに銃が必要だなどと感じたことは生まれてこのかたありませんでした。」
ローマンさんは.32口径のピストルを構えて正面玄関の前に立った。ドアを叩いていた男は今度は脚を使ってドアを一気に蹴破った。
「とつぜん、一回のキックでドアは完全に蹴破られてしまいました。枠が飛び散って、なにもかもが飛び散りました。そして男は私が持っていた銃をみて、ドアのノブを轢いてドアを強くしめました。」
自分で蹴破っておいてドアを閉めて遁走したというのも、ドアを盾にして弾から逃れるためだろう。ローマンさんはもし男がそのまま押し入って来たら撃つつもりだったと話している。
男がドアを最初にノックしたのは家に誰かが居るかどうかを確かめるためだったと思われる。ドアを強く何度も叩いたのに誰も出て来ないので留守だと思ってドアを蹴破ったのだろう。そうしたら奥さんが銃を構えていたというわけ。家主のいない空き巣が目的の泥棒なら、家主と撃ち合いなどしたくないから逃げるのは当たり前。
ところで、この間から自宅に侵入しようとした泥棒事件の記事を読むにつけ、こういう犯罪は結構真っ昼間に起きるものなのだなと実感した。確か日本でも昼間は男性が家におらず,主婦と幼い子供だけという家が多いことから、泥棒のみならずもっとけしからん目的で女子供だけの家を狙う奴が多いという話をきいたことがある。
アメリカの場合は女性が働いていることが多いので、昼間は留守の家が多いことから、空き巣狙いが多いのだそうだ。アメリカではローマンさんみたいに家主が銃を構えてることが多いので、家主が家に居るうちは泥棒が敬遠するからである。


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