月曜日未明、92歳になる第二次世界大戦の軍人がケンタッキーの自宅に押し入った三人組の男に発砲し、一人を射殺、残りの二人は命からがら逃走するという事件がおきた。
警察の調べによると、24歳のロイド・マクセルは仲間二人と一緒に月曜日午前二時頃、独り住まいの老人の家の地下室に侵入。一階に押し入ろうとしたところを家主のアール・ジョーンズさん92歳の22口径ライフルに出迎えられた。
誰かが地下室から上がって来る音に目を覚ましたというジョーンズさんは、ライフルをドアに向って狙い、侵入者が入って来るを待ったという。侵入者がドアを蹴破った瞬間、マクスウェルは胸に致命的な銃弾を浴びた。ジョーンズさんは一発撃つと、近所の人に連絡。近所の人は即座に警察に通報した。
警察が駆けつけた時には、すでにマクスウェルとその仲間の姿はなかったが、隣町の警察から男が撃たれたという連絡が入り、シェボレートラックのなかで、無傷の男二人と一人の男が死んでいるのを警察は見つけた。
警察に捉えられた二人のは、ジョーンズ宅に侵入にしょうとした強盗の仲間だったことを認めている。ライアン・ダルトン22歳とドニー・イナブニット20歳の二人は泥棒及び証拠隠滅の疑いで逮捕された。
実を言うと、ジョーンズさんの家が泥棒に入られたのはこれが最初ではなかった。ここ数週間のうちにもう三度も泥棒に入られていたジョーンズさんは、こうなったら誰かが芝生の上に転がらない限りこの犯罪を止めることは出来ないと思ったという。

「わしは軍隊におったからな、耳はええんじゃ。わしが寝ようとして座った途端に『どすん、どすん』という音がしてな。誰かが地下室から上がってくるのが聞こえたんじゃ。それで銃を構えてドアが開くのを待ってたんじゃよ。奴が中に入った途端に、何もかもが終わったのじゃ。」

ジョーンズさんは、このことが今後泥棒を企む奴らへの見せしめになったのではないかと語る。
シニアシチズンだと思って馬鹿にするとこういうことになるんじゃ、わかったか馬鹿どもが!


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