言論の自由を守ろう!全国チックフィルエーに集まった市民

水曜日は「チックフィルエーに感謝する日」ということで、全国各地のチックフィルエー店において普段の三倍以上のお客さんが集まった。
チックフィルエーの社長の一夫一婦制結婚制度に関する発言が元で、シカゴ市やボストン市の市長らが政治権力を使って、同市においてチィックフィルエー店の開店を許可しないとした発言は、これらの市長や同性結婚支持の過激派同性愛グループが意図したのとは全く違う方向へと進んでいる。
何度も指摘しているように、左翼リベラルは常に言葉の定義を完全に書き換えて相手を責めるが、今回も同じように「不寛容」とか「憎しみ」という言葉を全く元の意味とは違う意味で使っている。
同性愛結婚を支持しないと語ることが、何故同性愛者に対する不寛容ということになるのだろうか?何故伝統的な一夫一婦制を守るべきだという意見が憎しみに満ちているということになるのだろうか?
いや、それをいうなら、一夫一婦制を信じる社長が居るレストランチェーンを市から閉め出す行為は不寛容ではないのか? チックフィルエーの広告担当者が突然心臓マヒで亡くなった際に、大喜びして踊りまくった同性結婚支持者たちの態度は憎しみに満ちているとはいえないのか?
ロサンゼルスタイムスのマイケル・ヒルツィック(Michael Hiltzik)はチックフィルエーの社長は黙ってチキンを売っているべきだったと語る。

何十年、いや何世紀にも渡る苦い経験から、ビジネスの経営者達は商品にものを言わせ、自分は黙っているべきだという教訓から学んでいないようだ。

当然のことながら、この批判は非常に不公平だ。チックフィルエーのダン・キャシー社長の結婚に関する見解が公になったのは、キャシー社長がキリスト教のバプティスト出版社提供のラジオの宗教番組で、同性結婚は神の計画に違反するものだと述べたのがきっかけ。

「私たちは家族を大変に支持します。聖書が定義する家族という単位を」「天に拳を振り上げ、結婚とは何かについて私たちの方が神よりも良く知っていると言うことは、神の裁きを招くことになると思います。」

キャシー社長はキリスト教の番組で聖書に書かれた結婚の定義について自分の見解を述べたに過ぎない、それをヒルツィックはビジネスマンであるキャシー社長は黙っているべきだったと言うのである。キリスト教番組でキリストの教えについて述べる事が許されないと言うなら、どこでならそういう話をしてもいいというのだ?
だいたいである、左翼リベラルのビジネスマンや歌手や俳優は、日夜自分らの政治見解を公表して憚らないではないか? ヒルツィックはディキシーチックスが数年前にコンサート中にジョージ・W・ブッシュの批判をした時、「黙って歌え」と言ったか? マイクロソフトやアップルの左翼リベラル思想は有名だし、マイクロソフトなどは民主党に莫大な政治献金を払っている。そういう行為については何も言う事は無いのか?
ヒルツィックのような左翼リベラルが「黙れ」というのは、保守派の意見に関してのみである。左翼リベラルがどんな不適切なことを時と場所柄も考慮せずに発言しようが一向に構わないが、保守派がちょっとでもそれに反論すると、「政治を持ち込むな!黙れ、黙れ、黙れ〜!」

黙れ!と彼は説明した。

となるのである。
ヒルツィックはキャシー社長の発言がチックフィルエーの売り上げに響いた、ざま〜みろ、と言いたげだが、先日の「感謝する日」における同チェーン店の売上高は少なくとも1.5倍。多いところでは3倍になったという。ただ、そのうちの一軒は爆弾脅迫があり、店を開けることが出来なかったという。
政治権力や暴力や脅迫を使って相手を黙らせる、それが左翼リベラルのやり方だ。だが、そんなやり方でアメリカ人を黙らせることは出来ない。「感謝する日」の成功がそれを物語っている。


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宝石店女性店長65歳、武装した五人の強盗に発砲して店を守る!

またまた善良なる市民が銃を使って正当防衛をしたお話。今度はカカシが昔々日系銀行に勤めていたこともあるカリフォルニアはガーデングローブ市の宝石店で起きた事件。

日曜日、ガーデングローブ市にある宝石店で強盗に入った覆面男5人を、65歳の女性店長がピストルから二ラウンド発砲しました。女性の発砲により強盗たちは大慌てで逃げ出し、お互いの身体にけつまづきながら店を飛び出しました。

逃走のために小型バンのエンジンをかけたまま待っていた運転手は、犯人のうち三人を取り残して走り出してしまったが、数百メートル離れたところで、やっと残りの三人を乗せて逃走した。犯人はその場では捕まらなかった。
カカシが同ブログで何回も紹介しているので、苺畑よりの読者の皆さんはもう充分にご存知だろうが、一般市民が正当に銃を使って防衛するという事件は以外と多く起きている。ただ、反銃砲所持の左翼リベラルの全国ネット主流メディアは、銃による犯罪は報道しても銃による正当防衛については大々的な報道はしない。せいぜいローカルニュースが取り上げる程度である。
現にこの事件があった翌日、ガーデングローグから南に大通りを一つ隔てたウエストミンスター市の宝石店でも強盗が入り、そこでは店長が強盗の顔を撃つという事件が起きている。警察はこの二つの強盗未遂事件は同じ犯人グループの仕業ではないかと見て捜査中である。
ところで、正当防衛をした店長らの人種が気になる人のために書いておくと、二人とも報復を恐れてテレビに顔を出していないが、ガーデングローブとウエストミンスターには東洋移民が多く住んでいる。ガーデングローブ市には大きな韓国人街があり、ウエストミンスター市にはアメリカ最大のベトナム人街がある。現に二つ目の宝石店はアジアジュエリーマートの中に位地する。店長らは多分韓国人とベトナム人だろう。犯人グループの姿は店の監視カメラにばっちり写っているのでその人種は明らかである。
一般市民が銃にを使うことに関して、警察は「気をつけるように」と警告している。
最初の犯人グループを警察が取り押さえていたら二件目の店長が発砲する必要はなかったはずだ。いざと言う時に頼りになるのは自分と自分の銃である。


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