黒人集団による暴力が急増するなか、なぜか白人崇高主義団体に焦点をあてる主流メディア

今日の新聞の見出しを見ていたら、「人種配分が傾くにつれ、増える(白人の)憎悪集団」Hate Groups Grow as Racial Tipping Point Changes Demographicsのがあった。括弧内はカカシの勝手な判断だが、記事の内容を読んでみると、この「憎悪集団/ヘイトグループ」というのはあきらかに白人崇高主義の人種差別グループのことを指す。
アメリカにはミリシャ(市民軍)と名乗り、武装して軍人のような制服を着たりして週末に集まり、兵隊さんごっこをしている連中がいる。こういう連中は大抵の場合無害なのだが、時として、過激な人間が国内テロを起こすことがある。1995年にオクラホマの市役所ビルを爆破したティム・マクベイも元ミリシャの隊員だったが、その思想があまりにも過激すぎるということで、隊から追い出されていた。
彼らの存在は何も目新しいものではない。その数も少なく、連邦警察が彼らの行動を常に見張っている。そんなグループの話をなんでABCニュースは今更取り上げるのかちょっと不思議だ。
記事によると、アメリカ国内における人口分布の割合が少数派優勢になってきていることで、ヘイトグループの活動が活発になってきているという。
今週発表された調査結果によると、この国の歴史始まって以来はじめて、少数民族の出産率が白人の出産率を上回ったという。2011年に生まれた新生児の50.4%がラテン系、黒人、アジア人その他の種族を含む少数民族で、白人の新生児は全体の49.5%だった。さらに、現在5歳以下の子供の49%以上が白人ではない少数民族であることがわかった。
このままでいくと、白人の数は少数民族全体を合わせた数と比べて少数派となる。ABCの記事では、この事実が白人崇高主義者を戸惑わせているというのだ。また、それに加えてアメリカ史上初の黒人大統領が選ばれたことも、さらに白人主義のグループを慌てさせる要因になっているという。
反政府過激派グループを観察しているサザンポバーティローセンター(SPLC, the Southern Poverty Law Center)のマーク・ポタック氏によると、 こうしたヘイトグループの数はオバマが大統領になってから150から1274にまで増えたという。
自分らをミリシャとか呼んで週末に兵隊さんごっこをしている市民軍隊が必ずしも憎悪団体であるとか人種差別を動機とする白人崇高主義者の集まりだと言うわけではない。それに最近こうしたグループによる国内テロやテロ未遂が急増しているとかいう事実もない。では何故、こうしたグループの数が増えたことがニュースになるのだろうか?
白人崇高主義のグループの数が急増しているという話をするなら、黒人暴力集団による対白人の暴力沙汰についても言及すべきではないのか? もし白人のヘイトグループが最近急増しているというのが事実だとして、その原因はオバマが大統領であるとか人口分布が変化しているとかいうことより、黒人による対白人への暴力が横行し、黒人大統領や黒人司法局長が新ブラックパンサーなどのような、それこそ対白人ヘイトグループの暴力団の選挙違反や暴力を容認しているように見えることのほうが、大きな動機につながるのではないか? 少なくともジャーナリストたるもの、その可能性を追求すべきである。
陰謀説を唱えるわけではないが、オバマ政権は、わざと白人崇高主義グループの脅威を誇張し、黒人対白人の暴力を煽っているのではないかというもある。オバマ政権は、左翼過激派ヘイトグループによる都市占拠運動をあからさま支持しているし、黒人ヘイトグループの新ブラックパンサーやネイションオブイスラムなどとも深いつながりがある。
オバマ王政権はこうした黒人対白人の憎悪意識を掻き立て、総選挙を前に不穏な状態を作り出し、治安維持を口実に反対勢力をどんどん取り締まろうという策略ではないかという人もいる。
最近急増している黒人暴徒らによる対白人暴力はトレイボーン対ズィマーマンの事件に誘発されたものとは言い切れない。なぜならば、この事件が起きる何ヶ月も前、すでに去年の5〜6月頃から、黒人フラッシュマブによる対白人暴力があちこちで起きていたからで、トレイボーン事件は単に黒人らが理不尽な暴力を振るうための口実に使われているように見える。
とにかく、主流メディアの突然の白人崇高ミリシャへの興味は、対白人暴力をさらに煽り、正当化するものとなるのではないだろうか。だが、そうなれば、本当の白人ヘイトグループによる暴力沙汰も起きるだろう。
もちろんオバマ王の狙いはそこにあるのかもしれない。


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黒人対白人の暴力、一方的な黒人擁護は黒人社会のためにならない

最近アメリカでは、黒人市民団体やその代表的立場にある人物らが、黒人による対白人暴力を煽っている。その結果、最近黒人暴徒による白人相手の残忍な暴力事件があちこちで頻発している。しかし、黒人のトレイボーン青年がラテン系の男性に射殺された事件では、ことの真相がわからないうちから、人種差別だヘイトクライムだといって大騒ぎしたメディアも、加害者が黒人で被害者が白人の場合は、その事件がどれほど明白に人種が動機の悪質なものであっても主流メディアは報道しない。通報によってかけつけた警察官も、事件を捜査しようともしないし目撃者の名前すら記帳しない。
連邦司法局のエリック・ホールダー局長は以前、司法局に勤める検察官達に、ヘイトクライムといって人種や性嗜好や性別が動機とされる犯罪に関する訴えが、黒人が加害者で白人が被害者の場合は取り上げるなとスタッフに命じていたという。このことは以前局に勤めていた弁護士らの証言からあきらかになっている。
この黒人らによる対白人攻撃の直接の原因となったマーティン・トレイボーンの事件だが、最近になって、『加害者』のジョージ・ズィマーマンは事件直後鼻の骨を折り、頭の後部にも切り傷があり、顔には打撲傷状があったことが明らかにされた。しかも『被害者』のトレイボーンの傷は拳の傷だけだったという。ズィマーマンは最初からトレイボーンに襲われ馬乗りになったトレイボーンから頭をコンクリートに叩き付けられるなどしたと証言していた。ズィマーマンの証言をそのまま裏付ける目撃者の証言もある。事件の真相があきらかになるにつけ、ズィマーマンの「正当防衛」主張がどんどん証明されていく。にもかかわらず、連邦警察はズィマーマンをヘイトクライムの罪で裁く意志を表明している。
事件当時にズィマーマンと警察官が電話で話したテープになかで、ズィマーマンがトレイボーンの人種について語ったのは警察官からトレイボーンの人種を聞かれた時のみであり、自分からは尾行しているトレイボーンの人種についてズィマーマンは何も言っていない。それがズィマーマンが黒人ではないというだけで、これがヘイトクライムになるというのである。
黒人対白人の暴力事件において、『加害者が白人だと思われた場合は、事情はどうあれ加害者とみられた白人に対する正当な裁きは期待出来ない』とか、『被害者が白人だった場合、加害者の黒人は罰せられない』といいう印象を社会が持ってしまったら、これは黒人にとっても白人にとっても良い事とは言えない。
人種問題など特に興味のない不良黒人たちは、トレイボーンへの復讐だという口実で、白人相手に暴れ回って自分らは満足かもしれないが、被害にあう無関係な白人たちは大迷惑である。
しかし、このようなことが増加して一番迷惑なのは、当の黒人たちのほうなのだ。
少数派が多数派と平和共存出来るかどうかは、多数派の寛容性と道徳観にかかっている。多数派のほとんどの人々が、少数派を虐待したり差別したりする行為は悪であると信じている間は少数派は安心だが、それがほとんどの多数派によってある種の少数派への脅威や嫌悪感がふくれあがった場合、少数派は数が少ない分ずっと不利な立場にたたされることになる。
何故、アメリカでは黒人が法律によって均等に守られるようになったのか、何故黒人を差別したり迫害したりする法律は次々に撤去されていったのか。それは黒人達がバスをボイコットしたり、マーティンルーサーキング牧師がワシントンDCで行進をしたりしたからではない。いくら黒人達が行進してみようとデモをやってみようと、80%以上もいる白人たちが20%にも及ばない黒人たちを差別し続けたいと思っていたら、人種差別などなくす事は不可能だった。
だが、キング牧師がデモをやっている頃には、ほとんどのアメリカ人が法に寄る人種差別は撤去すべきという気持ちになっていた。公立学校で白人と黒人の生徒を分けたり、軍隊で黒人隊を作ったりといった行為も廃止すべきだと人々は感じていた。だから、テレビで人権運動を繰り広げている黒人達が白人の機動隊に理不尽な暴力を受けているのを見せつけられて、こういうことはやめるべきだという結論に達したのである。
しかし今ここで、白人も黒人も平等であるべきと感じて来た一般人に対して、オバマ政権は、いや、そうではない、黒人は白人より優遇されるべきであるという政策が行われたなら、一般の白人もしくは非黒人たちはどう思うであろうか?市民が法律に従うのは、法律が平等に市民を守ってくれるものだと信じているからだ。もしも、その法律が黒人と白人とでは施行のされからが違うと人々が信じたらどういうことになるだろうか?
黒人と白人の間で問題が起きた場合、事情はどうあれ悪いのはいつも白人。黒人が殺された場合には状況証拠は完全無視され自動的に白人は殺人罪に問われる。反対に白人が殺された場合には数十人の目撃者の前であからさまに一方的に行われた黒人の暴力によるものでも、黒人は無罪放免、なんてことになったら白人たちは何時までこの理不尽な法律を指をくわえて耐えているだろうか?
警察も政府も黒人の暴挙から自分らを守ってくれないと判断したら、黒人でない多数派の市民はどういう反応をしめすだろうか?
民主党政治家らによってフロリダ州では合法な拳銃携帯の法律を改正しようという動きがある。民主党はもともと市民による銃砲所持には大反対なので、今度の事件を悪用したいのは当然だ。しかしそれはうまくいかないだろう。何故なら、フロリダ市民が学んだことは、黒人に襲われた場合警察は守ってくれない、自分の身は自分で守るしかないということだ。そしてズィマーマンのように正当防衛で相手を殺した場合には、正直に警察に通報したりせず、そのまま立ち去れということだ。生き残ったものが黒人でない場合、どんな事情があろうとも悪者扱いされるのがおち。
そして今、拳銃携帯が違法な州でも、黒人によるこのような暴力が頻発すれば、その必要性が真剣に問われることになるだろう。
もうすでに多くのアメリカ市民が、銃があるから犯罪が多いなどという理屈は信じていない。それよりも、夜道で一人歩きをする時は、必ず銃を携帯しろ。そうでなければこの間やはりフロリダで、車が壊れて徒歩で帰宅途中の軍人が四人の暴徒に襲われた事件のようなことになると、感じ始めている。
もしも黒人指導者たちがいうような「人種戦争」が実際におきたなら、80:20の圧倒的な格差のある白人と黒人の間でどちらが勝つだろうか?そんなことになって一番多くの犠牲者をだすのはどちらだろうか?そしてその残酷な戦争が終わった後のアメリカ社会において、黒人はどのような扱いを受けるだろうか?
考えただけでも空恐ろしい。


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共和党大統領候補ロムニー女性支持優位に、数週間に渡るオバマ王の対女性戦争プロパガンダの効果無し

女性票は民主党寄りという従来の見解を破って、ミット・ロムニー共和党大統領候補は、女性の間でもオバマより人気が集まっているという。ここ数週間に渡るオバマ陣営による共和党は女性に戦争を射かけているという、いわゆる「対女性戦争」プロパガンダは全然効き目がないようだ。は!女性はリベラルが考えるほど馬鹿ではないという証拠だ!
この統計が保守派ブログかなにかによって集められたものなら、保守派偏見が入っていると言われるかもしれないが、なんとニューヨークタイムス発表の世論調査によると、46:44で女性票はミット・ロムニーに軍配が上がっているという。
特に興味深いのは、女性票でロムニーが優勢になったのはここ一ヶ月のこと。先月4月の段階ではオバマはロムニーに対して6%も優勢だった。こんな急激な変化は前代未聞。
つまりだ、女性達は、オバマ陣営が必死に話題を「女性問題」に変更にしようとすればするほどしらけて来ているという証拠だろう。
一般家庭の主婦ならガソリンや食品の値段の高騰は直接死活問題だし、通勤の長いキャリアウーマンにとってもガソリンの値上がりは非常な痛手。新卒の女学生たちは避妊薬なんかより、今後の就職の方が心配。
女性を馬鹿にするとこういうことになるのだ、解ったか!


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恥さらし、テロリストに振り回される911犯人の裁判

911の首謀者カリー・シェイク・モハメッドとその共謀者ら5人の裁判が始まった。主流メディアはこの裁判について完全な沈黙を保っているが、少ないながら流れて来るニュースを読んでいると、法廷は完全に被告テロリストたちに乗っ取られてしまったようだ。
先ず、被告のアメリカ人女性弁護士がイスラム教のヒジャブを着て現れ、法廷に居る女性全員に同じようにヒジャブ着用を要求したところからして、この裁判の成り行きは最初から混乱していた。
何でアメリカの裁判所でしかも軍事裁判において、イスラム教徒でもないアメリカ人女性が他宗教の服なんぞ着なければならんのだ? 本来ならば被告たちがアメリカの刑務所のオレンジ色のつなぎを着るのがべきだ。それを彼らの望む恰好をさせてやっていること自体行き過ぎなのに、ずうずうしいにもほどがある。
被告達は、裁判官の正当性の認知を拒否。弁護側を通じて数々の抗議をし、裁判中にお祈りはするは、食事は要求するわ、大声で騒ぎ立てるわで、まるで裁判にならず、なんと初日の法廷は13時間もかかったという。
はっきり言ってだ、これは被告や弁護側よりも、非は一重に裁判官にある。
アメリカの法廷にはそれなりの規則がある。先ず服装だが、弁護士にしろ検察官にしろ、軍人なら制服、民間人ならスーツといった規定がある。弁護士や検察官がジーパンにTシャツなどといった姿で現れれば、裁判官はすぐに着替えて来いと命令を下し、法廷の時間を無駄にしたということで罰金を課される可能性もある。裁判官は弁護側の女性はヒジャブを着るべきだなどという要求を黙って聞いてる暇があったら、ヒジャブを着て出廷した女性弁護士のシェリル・バーマンにきちんとしたスーツに着替えて来いと命令すべきだった。そして彼女がそれを拒否した場合には、法廷を侮辱した罪でしばらく留置の刑にして頭を冷やさせるべきだった。
また、弁護側が裁判官から許可もなしに大声を張り上げたりした場合、これもやはり弁護士に対して「被告をきちんとコントロール出来ないなら、被告は退場させる」とし、被告欠席のままの裁判を強行すべきだった。
アメリカの法廷が従うべき規則はアメリカ法廷の規則のみである。被告の宗教がなんであれ、なぜアメリカの裁判所が被告の要求に従う必要があるのだ?
なんという恥じさらしな猿芝居だ!この裁判官は即刻首にすべし!


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ビンラデン退治なんて過去の栄光よりロシアの先制攻撃宣言をどうする?

アルカイダの親玉オサマビンラデンがシール隊によって退治されてから一年になるが、オバマ王は未だに過去の栄光に浸っている。ビンラデン退治はオバマがブッシュ政策を継続していたから実現しただけの話であって、オバマが率先して実行した作戦ではない。もしこれが失敗していたら何もかもブッシュの悪政のせいだと言っていたに違いないオバマ王。だが、奴はことあるごとに共和党大統領指名候補のミット・ロムニーに関して、もしロムニーが大統領だったらビンラデン退治は不可能だっただろうなどと自分の選挙運動サイトに書いている。
実際にロムニーがいざという時にどのような行動にでるのかそれはまだわからない。だが、オバマ王が国家の主君として外国からの脅威に対し、いざという時にどのような態度に出るのか、それを試される時がすでに訪れた。そしてオバマ王は見事に失敗したのである。
先日(5/3/12)ロシア軍上層部は、北大西洋連盟(NATOがこのまま)東ヨーロッパにおける弾道ミサイル防衛基地設置を継続するのであれば、アメリカ合衆国の建設を待たずに攻撃する覚悟があると公式に発表した。
「これ以上自体が悪化する前に、先制攻撃として破壊的武力を使う決断をした」とロシア総指揮官のニコライ・マカノブ将軍は、NATO及びアメリカ代表が出席したモスクワで行われた弾道防衛ミサイル審議会において発表した。
他国が自国の軍事基地への攻撃を公言したのである。これはあきらかな戦闘行為である。ロシアはアメリカがロシアの条件を飲まないならば、戦争は止む負えないと公に宣言したのである。アメリカの大統領はそれに対して迅速に断固たる声明を発表する必要がある。
ではこの、ロシアの理不尽な要求に対して、オバマ王はどのような対応をしたのかといえば、、、
りーん、りーん、とこうろぎの声。
まるで沈黙なのだ! あれから何日も経っているのに、ロムニーがいじめっ子だとか、同性愛結婚がどうのこうのってな話をする暇はあっても、ロシアがアメリカの軍事基地を責めるぞと威嚇している事実なんか完全無視なのである!
どういうことだこれは?
オバマは国家防衛並びに同盟国の安全などということなど全く興味がない。以前にヒラリー・クリントンとオバマがまだ大統領選候補を競っていた時、ヒラリーのテレビ宣伝で、「午前3時、非常電話がかかって来た、、、」というのがあった。
そういう時、ヒラリーなら断固たる決断が出来るというものだった。だが、オバマではそれは無理だと、、、
ヒラリーだったらどう対処していたかは無論わからない。だが、オバマでは無理だというヒラリーの予測は当たっていた。
こんな男にアメリカは任せられない!


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経済低迷のなか、必死に話題を変えたいオバマ王

オバマ政権のことをギャングスター政府と呼んだジャーナリストがいたが、オバマ王のやることは何から何までえげつない。ライバル候補の業績や政策などを批判するのならともかく、選挙とは直接関係ない個人的な話を持ち出し相手の性格を攻撃したり、ライバルを支持し献金した一般人を名指しで攻撃するなど、なんとかこの不景気に関する自分の不能ぶりから話題を変えようと必死だ。
数週間前には宗教上避妊を認めていない教会や学校などの経営者に避妊の保険を強制させようとし、それに反発した保守派や共和党を「対女性戦争を射かけた」と言って責め立てた。
先日は、オバマ王が同性結婚を支持すると公言。そしてその直後、ワシントンポストはロムニーが高校生の頃、ゲイの学生の長髪を無理矢理切り落としたという、いわゆる「ロムニーはいじめっ子だった」という記事を第一面で掲載。(なんたる偶然!)
リベラルによる「ロムニーはいじめっ子」キャンペーンが始まった。
しかしだ、実際にロムニーが高校生の頃にガキ大将だったということが本当だったとしても、そんな40何年も前の話なんかどうでもいいと感じる人のほうが大半だろう。第一、十代の頃の行動が問題になるというなら、高校時代にマリワナを吸っていたと自叙伝に書いてるオバマ王の過去はどうなるのだ?
十代のロムニーより大人の政治家としてのロムニー、現在のロムニーの人格のほうがよっぽども重要なはずだ。そういう面では、大人のロムニーに色々お世話になったという近所の人たちの証言はいくらでもある。
アメリカ市民の大半は失業率がブッシュ時代の2.5倍である事実、ガソリン代の高騰やインフレといった経済低迷に焦点をあてている。こう言っちゃ何だが、一般市民にとって、女子大生の避妊費用を政府が負担するべきかとか、同性結婚を大統領が支持するかとか、ましてやロムニーが学生時代いじめっ子だったかなんてことはどうでもいいことなのだ!
当のロムニーの反応はというと、全く身に覚えがないとしながら、自分は高校時代には行儀の悪い事も結構やったので、同級生を傷つけるようなことをしたのなら謝罪する、と言っている。
MSNBCのトークショーに出演したワシントンイグザミナー紙のティム・カーニーは、主流メディアがどうでもいい話をいつまでもこだわるのはおかしいと司会のタマラ・ホールの質問を批判した。

カーニー:(前略)あなたがやっていることは、典型的なメディアの小細工ですよ。自分らで話をもちあげておいて、「みんなが話している事だ、ロムニーはこんなふうに答えている、、」といって二日目も話し続けることを正当化している。もっと重要な話が、、、

ホール:あなたは私の質問に何一つとして答える必要はない。この番組への招待を受け入れる必要もなかった。あなたは何を話題にするか事前に知らされていた。
カーニー:それは、、、
ホール:まってください、ティム、ここは私の家みたいなもんです。問題はですね、この話は存在してるんですよ、もちろん50年前に起きた事をいつまでも話つづけるべきじゃないというのはそうです。でもですね、私たちがここで話しているのは、この件だけでなく(ロムニー元)知事の選挙運動による反応です。

カーニーはここで、ホールはどうでもいい話をあたかも話題性があるかのように蒸し返し、その反応についてカーニーに反応しろと要求していると抗議した。つまり焼き直しの焼き直しをさせようとしていると答えた。
ここで司会のホールはぶっちぎれて、カーニーのマイクを切ってしまった。後になってカーニーは、確かにMSNBCから質問の内容は事前に知らされていたが、そのなかにはこの話題は話す価値があるかどうか、という質問が入っていたと言う。カーニーが事前に承諾していた質問に答えず話題を変えようとしているというのは嘘で、ホールがマイクを切った本当の理由はカーニーが自分の気に入った答え方をしなかったことにあったのだ。まあね、リベラル司会者が公平な討論など望んでるわけはないから当然だが。
ところで、ワシントンポストに掲載されたロムニーが同級生の長髪を切ったという事件そのものが、実際に起きた事なのかどうかが、かなり怪しくなってきた
オートモービルマガジンという雑誌が、ポストがインタビューした同級生達をインタビューしているが、オートが掲載した彼らの証言はポストの記事とはずいぶん食い違っている。
ロムニーが被害者のジョン・ラウバーの髪を切った時、同じ部屋にいたというフィリップ・マクスウェルは、ポストの記事では「ひどかった、悪質だった」と語っているとあるが、オートマガジンのほうでは、「私は民主党支持ですから、彼には投票しません。」としながらも、「でも彼は多分いい大統領になりますよ。頭がいいし信念があるし。」と語っている。ポストの記事にはマクスウェルが民主党支持だという事実は記載されていない。またマクスウェルがロムニーの宗教について、「ロムニーは最初のモルモン教として最高の地位を得る事に必死だ。だが有権者を脅かさないよう今は隠している。」と考えていることも載っていない。つまり、マクスウェルには反共和という偏見があるという事実が隠されているのだ。
また、ポストでは、一番ロムニーの行為に批判的なマシュー・フリードマンという同級生が、週末にロムニーは自分を家に招待してくれなかった、当時16歳の自分は自家用車をもっていなかったと語ったのを利用して、あたかもロムニーがお高く止まったエリートで自家用車を持たない同級生を無視したような印象を与えているが、実はロムニー自身も当時は車を持っていなかったとオートのほうには当時の友達グレッグ・ダースの証言が載っている。「クレーンブルック(高校)の多くの生徒が車を持っていましがた、ミットは16歳の時に車をもってませんでした。」
またオート、、の方では、マクスウェルもミットはよく週末にクラスメートを自宅に招待していたと語っている。(車を持っているいないにかかわらず。)
ポストには断片的にしか登場しないダースの証言は、オートのほうにはもっと詳しく記載されている。
ミット・ロムニーの父親は州知事で、ビジネスにも成功した事業家だった。だからミット自身は奢り高い、鼻持ちならない金持ちの御曹司という態度を取ってもよかったのだが、彼はそんなところがまったくない「いい奴だった」とダースは語る。「でもすっごくいい奴でしたよ。生粋のアメリカっ子で、ユーモアはあるし謙虚だし、」
ロムニーがいたずらっ子で色々他人にいたずらをしたというのは結構有名な話だが、はめをはずしたい年頃の少年としては非常に自制心のある生徒だったとダースは語る。父親が知事という立場にあることをミットは常に意識して、父親に恥じをかかせないようけじめをつけていたようだと言う。
もうひとりポストがロムニー批判の同級生として記載しているストゥー・ホワイトだが、オートのインタビューでは、自分はロムニーのいたずらはいつも楽しんでいたと言う。ポストの記事では髪きり事件について、ホワイトは「ずっと気分が悪かった」と言ったと書かれているが、オートのほうでは、ホワイトは髪きり事件について数週間前にポストから聞いた時から「ずっと気分が悪かった」と語っている。つまり、ポストから聞くまでそんな事件があったことすら知らなかったということになる。これでは証人としては全く意味がない。
また、被害者とされる今は亡きジョン・ラウバーの遺族は、ラウバーに関するポストの記事には誤りがあり、これ以上政治に利用されるのは心外であると声明文を出した。ポストはラウバーが金髪で長髪だったことから彼が同性愛者だったかのように書いているが、ロムニーも1960年代の高校生の間では、そういう意識はまるでなかったと語っている。実際らラウバーが同性愛者だったかどうかも解らないのに、弁明できない故人を勝手に同性愛者扱いするポストはかなり無責任だ。
というわけでここ二日間は主流メディアによる『ロムニーは同性愛恐怖症で、いじめっ子だった』という話ばかりして、肝心な経済から話題を変えようとしているが、アメリカ市民はそんなメディアやオバマ陣営の小細工に騙されるほど馬鹿ではない。
RNCの平均ではオバマ支持が46.7、ミット支持が45.3とオバマがわずかに優勢だが、現大統領の今の段階では圧倒的な支持率を持っていなければならないはずで、主流メディアによる四六時中の親オバマ反ロムニープロパガンダが流れるなか、現役大統領の支持率がわずか46.7%とはお粗末な状態である。
どうりで話題を変えたい訳だ。


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米政府も主流メディアも加害者黒人被害者白人の犯罪は無視

ちょっと前にマーティン・トレボーンという黒人青年がラテン系と白人の混血男性に射殺された事件があってからというもの、加害者が半分白人の血を引いていたというだけで、黒人市民団体や運動家がやたらと白人社会に復習せよとばかりに、対白人暴力を煽りはじめた。オバマ王自らも事情も解らないうちから、この事件は人種差別が原因のヘイトクライムだと宣言。おかげで最近多数の黒人暴徒が少数の白人を狙って極悪な暴力犯罪を犯す事件が相次いでいる。
保守派によるリベラル攻撃に対しては単なる比喩的な言葉使いですら、暴力を煽るような発言は控えるべきだと批判したオバマ大統領はじめ黒人市民団体やリベラルメディアは、アル・シャープトンやジェシー・ジャクソンといった黒人団体リーダー達のあからさまな白人に対する暴力煽動発言は完全に無視。警察も黒人のエリック・ホールダー局長ひきいる連邦司法局も黒人による対白人犯罪事件は取り締まらない姿勢を明らかにし、主流メディアも一切報道していない。
つい先日も白人の男女が帰宅途中に100人からの黒人未成年に殴る蹴るの暴行を受けた事件など、被害者が地元新聞の記者だったにも関わらず、地元新聞は事件を隠蔽するという情けない事実が、事件から二週間もたってから社会記事ではなくコメンタリー欄でやっと掲載されて発覚した。
では、最近おきた黒人による対白人凶悪犯罪事件をいくつか紹介しよう。
3月4日、学校帰りの13歳の白人少年が同じ学校の数人の黒人少年らに待ち伏せされ暴力を振るわれそうになったため、振り切って家まで走ってたどり着いたところで追いつかれ、自宅の玄関前でガソリンを浴びせれ火をつけられ全身火傷という重傷を追わされた。家の中に居た母親と5歳の弟はこの恐怖の状況を目撃。黒人少年らは「自業自得だ、白人野郎!」とあざ笑っていたという。母親は二人の息子を即転校させ、家族は家を引き払って引っ越した。
3月24日、ミシガン州のグランドラピッド市において、二日間に渡り少くなくとも7人の白人男性ばかりを狙った黒人青ギャングによる暴行事件がおきた。そのうちの一人37歳の男性は、25日の深夜、帰宅途中に道を歩いているところを自転車で近づいて来た黒人少年から突然鉄の鎖で殴られたという。ほぼ同時に数人の少年が男性に殴る蹴るの暴行を加え、さらに数回鎖で殴られた。男性は一旦は暴徒らを振り切って近所の民家に助けを求めようとしたが、おいつかれてさらに暴行を加えられた。男性は今度も暴徒を振り切り、大型ゴミ箱の後ろに隠れ、なんとか命を取り留めた。男性はその晩警察に電話で通報したが留守電だった。翌日やってきた刑事は一応事情はきいたが、加害者が未成年なので警察が出来ることはあまりないと言われた。地元の新聞に連絡したが完全に無視され、司法局のヘイトクライム苦情支部にも報告したが、調べてみますと言われただけでその後音沙汰なし。
4月26日、自分の家の前でバスケットボールをしていた黒人少年達のボールが自分の前庭に入って来たことに腹を立てた老人が子供達に家の前で遊ぶなと注意をしたところ、子供達は20人の黒人男性たちを引き連れて老人の家の前に戻り、大人の黒人暴徒20人が白人老人をペンキの缶などを使って殴る蹴るの暴行を働いた。加害者の一人が「トレイボーンの仕返しだ」と叫ぶのを近所の人たちが聞いているにも関わらず、警察はこの事件は「疑いなく」トライボーン事件とは無関係だと主張している。
4月後半、そしてこれが冒頭で紹介した、カカシもよく出張で訪問するバージニア州はノーフォーク市でおきた事件。赤信号で止まった乗用車に黒人少年から石を投げつけられ窓ガラスを割られたことを怒った運転手の白人男性は、抗議しようと車から出たところで100人からの黒人少年らから殴る蹴るの暴行を受けた。男性を車に引き戻そうと外へ出た乗客の女性もまた少年らから頭や顔などを殴られた。女性は必死で警察に電話をしたが、話し中でつながらず、三回目でやっとつながった時は自分がいる「チャーチとブランブルトンの交差点」という場所を何度も叫ぶことしか出来なかったという。やっとやってきた警察官は、目撃者が何人も名乗り出たにもかかわらず、加害者が未成年なのでしょうがないという態度で、目撃者の名前すらメモしなかったという。しかも地元新聞のバージニアパイロットは100人もの青年が男女カップルを襲ったという大事件を報道しなかった。おどろくべきことに被害者の二人は同新聞社の記者だったのである!二週間も経ってから、同紙は社会面でなくコラム欄で事件を報道。黒人対白人犯罪は政治的に正しくないからと隠蔽したとして地元民の間からも苦情が出ている。
こうした事件が警察からもメディアからも無視され、オバマ大統領からは奨励されているかに見えてくることが、社会にとってどのような影響があるか、それについては次回にお話しよう。


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