最近、ジェラミー・リンという台湾系アメリカ人がアメリカのプロバスケットボール(NBA)において凄まじい活躍をしている。ただリンは完全な中国人のヤオ・ミンと違って生まれも育ちもアメリカの東洋人。これまでにも東洋系アメリカ人がNBAに存在しなかったわけではないが、リンのような活躍は珍しいということでスポーツメディアは大騒ぎしている。だが、とあるスポーツ記者が書いた”chink in the armor”(守りが甘い部分という意味)というごく普通の表現に、東洋人への侮蔑語である”Chink”という言葉が含まれていたとして首にされるという事件がおきた。
そこで狼狽えたのがスポート記者たち。リンに関する記事を書く場合、どのような言葉使いが人種差別のレッテルを張られるのかわからなくなった。そこで、颯爽と現れたのはアジアアメリカジャーナリスト協会(AAJA)。AAJAによる放送禁止用語を読んでいて、「まじかよ?」と思ったのはカカシだけではないだろう。
危険な表現:

  • 先に述べた”CHINK”という表現は、主に中国人に対する侮蔑語。日本語だと「チャン」にあたる。しかし、中国人だろうと日本人だろうと区別のつかないアメリカでは、一般に東洋人に対する侮蔑語として使われている。 であるから、東洋人や東洋について書く場合、 “chink in the armor”という表現は細心の注意を要する。
  • DRIVING(ドライビング):ドライビングというのはバスケでは普通につかわれる言葉だが、アメリカでは東洋人はドライブ(運転)が下手だという先入観があるので、(特に中国人は運転が下手だというのは悪名高い)「ドライブの出来る東洋人」といった表現は避けるように。
  • EYE SHAPE(目の形): 東洋人の目はつり目という表現は良くされる事なので、リンの視力とか視線とか話題にしないこと。
  • FOOD(食べ物): リンとアメリカの中華料理屋ではつきもののフォーチュンクッキー(おみくじの入ったクッキーのこと)や持ち帰りの箱とを関連つけるようなことはしない。
  • MARTIAL ARTS(格闘技): バスケ選手についての記事なので、空手とか太極拳とか関係ない話は持ち出さない事。特に1970年代の人気テレビドラマ「カンフー」で使われた「バッタ」とか、それに似たような表現はしないこと。(カンフーなんて今の若い人が覚えてるか?)
  • “ME LOVE YOU LIN TIME”:1980年代の映画でベトナム人の娼婦が米兵に対して使った片言英語にリンの名前を掛けただじゃれ。 ステレオタイプなので絶対に避けること(こんなこと誰が思いつく?言われるまでもなく、駄洒落にしても悪趣味すぎる)
  • “YELLOW MAMBA”: 「イエローマンバ」という表現は黒人選手のコービー・ブライアンが「ブラックマンバ」と言われるのをリンが東洋人なので「イエロー」とひねった表現。 19世紀から20世紀に起きた中国からの大量移民は「イエローペリル(黄色い脅威)」という表現で忌み嫌われた歴史があるので、黄色という意味のイエローという言葉使いはさけるべし。(東洋人は自分らのことを黄色人種と呼んでるけどね。)

アホかいな。はっきり言って普通の東洋系アメリカ人でこういう表現にいちいち腹を立てる人間なんぞリベラル以外にはいないだろう。東洋系アメリカ人からしてみれば、東洋系のバスケ選手が活躍するのは自慢になるし、記者達がリンの人種にかけて種々のだじゃれを使うのも、それだけリンが注目されている証拠だから別に気を悪くしたりなどしないだろう。やたらに左翼リベラルが規制する政治的に正しい言葉使いなんて気にするのは、左翼リベラル意識にがんじがらめにあった白人記者たちと出版社のみ。東洋人から特に選ばれたわけでもないのに勝手に東洋人ジャーナリストの代表みたいな顔して注意事項なんて発表しているAAJAは、リンを口実に他のジャーナリストたちの言論を規制したいだけなのだ。左翼リベラルは常に他人の行動をコントロールしたがる。
AAJAにひとこと、お前らはカカシ(日系アメリカ人)の意見を代表してるわけじゃねえからな!


1 response to 台湾系バスケ選手にうろたえるスポーツメディア

mhgt7 years ago

これは難しいんですけど。。。
やはり新聞などでは使う言葉じゃないでしょう。。。
特に!!! 批点を言われてる場合。
例えば。。。
あのジャップは頭がいいぜ! と言われればそうでもないけど、
あのジャップは馬鹿なんだぜ!派絶対印象が違うと思うもん。
違う話、N-Wordでオバマを言ったら??
普段の人々の会話では許されても、新聞で書かれたら、絶対暴動起こるって!!!(笑)。時と場合の話だと思うし、誰がどの内容で言うか?の話じゃないかな?
仲間内ならOK。仲間内じゃないならやはり言葉はどのように伝わるにか予想もつきませんよ。

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