カカシ注:下記はルナ叔母さんのこちらのダイエットブログと同時掲載。
最近イギリスの医学雑誌ザ・ブリティッシュ・メディカルジャーナルで発表された調査によると、揚げ物を食べる頻度とその量は必ずしも心臓病に連結しないということがあきらかになりました。
これはスペインで行われた調査ですが、1990年から2004年に渡って4万人のスペイン人(そのうちの2/3は女性)を対象に揚げ物を自宅や外食で食べる頻度を調べました。揚げ物を食べる頻度の順にグループを四つに分けて調べたところ、どのグループでも心臓病になる率はほぼ同率、特に変わりはないということがわかりました。
料理に使われる油が主にひまわりとオリーブに限られているスペイン及び地中海沿岸の地域では、揚げ物を食べる頻度と心臓病との関連性は見いだせない、というのがこの調査の結論です。
ドイツはリージェンスバーグ大学のマイケル・レイツマン教授によると、他にもコスタリカを含む二つの国際チームによる調査で、やはり揚げ物と心臓病との直接的なつながりはみられなかったといいます。
しかし、だからといって安心してイギリスならフィッシュアンドチップス(魚のフライとフライドポテト)日本だったら毎日天ぷらや唐揚げを食べてもいいというわけではありません。心臓病とはつながらなくても、脂肪は高血圧や肥満につながりますから。
それに、地中海料理は他のヨーロッパ諸国やアメリカの料理とはかなり違います。私がクレタ島で一ヶ月過ごした時にも感じたのですが、野菜料理が抱負で、お肉も魚中心。赤身の肉類はあんまり見ませんでした。それにフランスとかドイツとかの料理みたいに肉の上にクリームのたっぷりはいった脂っこいソースが乗っているというのにもお目にかかりませんでした。
また、地中海料理では新鮮なオリーブ油やひまわり油を使い,油の二度使いはしないそうです。アメリカとかイギリスのファーストフードのお店では、同じ油を何度も使う上に、トランスファットも多く含まれているので、一概にスペインの調査が当てはまるとは言えません。
また、血圧や心臓に悪いと思われている塩分もファーストフードには多く含まれているので、食べ過ぎは禁物だそうです。
ところでイギリスではここ10年来オリーブオイルやサンフラワーオイルが人気が高いそうです。オリーブオイルの売り上げは10年前の二倍だとか。
実はわが家でもオリーブオイルはよく使いますね。クレタ島で私が滞在していたアプタラ生産のオリーブオイルを近所のオルガニックストアで見つけたので、他のものよりちょっと割高ですけど大瓶を買って使ってます。
揚げ物も油はもっぱらカノラオイルですが、二度使いはしてます。だって天ぷらくらいだったらまだ油きれいだもの。
というけで、同じ油でもバターとかラードといった動物性脂肪よりも、ナッツや魚類の油を使った方が健康的だということですね。ではどういう油が身体に良いアンサチュレイテド脂肪なのかというと、
ナッツ、サラダ、カノラ、オリーブ、サンフラワー、アボカド、大豆、トウモロコシ、くるみ、フラックス種、胡麻油、魚類各種。
私が常に使っているオリーブとカノラはセーフですね。うちにはアボカド油もありますが、高値なのでめったに使いません。胡麻油はくせがありすぎてうちのはあまり好きじゃないので、唐揚げの衣にちょっと混ぜる程度に使います。
ただ、シチューとかパフペイストリーとかバクラバなんかは、やっぱりバターじゃないとねえ、、、。あのコクのある味はやっぱり動物性脂肪でしょう。


1 response to 揚げ物は必ずしも心臓に悪くない?

mhgt12 years ago

そうなんですよ~♪
なんて行き成りですが、私も普段の炒め物はオリーブオイルです。
なぜか、エクストラ・バージンに凝る人も居るようですが、普通の炒め物は、普通のオリーブオイルで十分ですっていってましたし、
私は、自家製化粧水とかバス・オイルを作るので、オリーブオイルは重宝してます。
サクサクなクッキーはやっぱりラードでしょう??って言った知人のクッキーは美味しかった… (爆笑)
そうそう、やっぱり、バターじゃないと駄目よ!って料理はバターを使うべき。マーガリンって、カロリー低いけど、体に悪い素材は言ってるしさ… 自分が読めない発音できない材料は、
全て、排除しろ!!って、言われますよね??

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