アメリカ軍隊で栄誉賞(メダル・オブ・オーナー)といえば、軍事行為のなかでも一番最高の栄誉を讃える勲章であり、よっぽど勇敢な行為をした人でなければ受賞することはできない。大抵の場合は、そんな勇敢な行為をした人は戦闘中に亡くなることが多いため、生きて帰って来た軍人にこの勲章が与えられることは先ずない。
ところが、実際にアフガニスタンでほぼ単身で命がけの救命作戦を実行して、30余名のアフガン兵の命を救って生きて帰って来た海兵隊員に、その栄誉賞が与えられ、先日大統領からの授賞式が行われた。
ダコタ・メイヤー海兵隊兵長(Corporal Dakota Meyer)21歳(現Sergeant, 日本陸軍なら伍長の位)は、2009年アフガニスタンにおいて待ち伏せを食い、しかも一般市民への被害を恐れた上部から援軍を拒絶され見捨てられたアフガン隊の兵士らを救うために、ハンビー運転手のイワン・ロドリゲズ・チェバス伍長(Sgt. Juan Rodriguez-Chavez)を説得して単身で現場に向かった。
戦闘現場に着いたメイヤー兵長は、自分の危険を顧みずにハンビーから降りて、負傷して動けないアフガン兵を次から次にハンビーの後ろに乗せ、自分に襲いかかる敵と闘った。メイヤー兵長は自分を止められるのは死しかないと、死を覚悟で闘ったという。
我々は、たった一人では何も出来ないと思い勝ちだが、たった一人でも、こんなすごいことをやってのける人が居る。
以前にもアフガニスタンの山奥で300人からのテロリスト相手にたった四人で闘ったシール部隊の話を紹介したことがあるが、(四人のうち生き残ったのは一人のみ)アメリカ兵ってのは偉大だ。
メイヤー伍長の栄誉に拍手を贈りたい。


1 response to 生きて帰って栄誉賞を受賞した海兵隊員

苺畑カカシ5 years ago

メイヤーさんは、最近サラ・ペイリンの娘、ブリストルと婚約した。

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