国民の銃砲所持に反対する運動家は常に銃を使った犯罪については注目するが、銃によって予防もしくは阻止された犯罪については全く興味がない。よって銃反対派ばかりの左翼リベラルメディアはそういう話は先ず報道しないので、一般市民は毎年どれだけの犯罪が銃所持者によって未然に防がれているのか、なかなか知る事ができない。
さて、そんななか、保守派オンライン新聞ザ・ブレーズが、自分の家に入って来た泥棒に銃をつきつけて、警察官がくるまで取り押さえたという陸軍特別部隊所属、イラク帰還兵の話を載せている。
ジョセフ・バラーさんは陸軍特別部隊所属のジョセフ・バラーさんは、近所の人からバラーさんの家に怪しげな男が侵入していると電話をもらった。急いで家に駆けつけたバラーさんは、車のなかから拳銃を取り出し家に入ると、息子の部屋付近にいた泥棒を見つけた。
バラーさんは銃を泥棒につきつけ、あぐらをかかせ両手を頭の上で組ませて警察に電話。駆けつけた警察に男の身柄を引き渡した。
もちろん警察は、バラーさんの行為は一つ間違えれば大悲劇になっているところだったので、何もかもうまくいって良かったと複雑な心境を隠せない。
とはいえ、犯人の男は19歳の単なるコソ泥で、アマチュアであることは確か。プロならほんの4〜5分でめざとく貴重品を盗んでさっさととんずらするもので、いつまでものろのろと他人の家に居座ったりはしない。
イラク帰還兵となると、バグダッドなどでパトロールもしていたのだろうから、バラーさんのほうが下手な警察官よりこういうことの体験は深いかもしれない。だとしたら、犯人はバラーさんがプロの兵士だったことに感謝すべきだ。バラーさんが犯人同様アマチュアだったら、あわてて引き金をひいていた可能性は高いから。
でもそれはそれで悪くなかったかも。


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