本当はこれはコメント欄に載せようかと思っていたのだが、サラ・ペイリンのウィスコンシンでの演説について書いたエントリーを、公開するという段階になって誤って消去をおしてしまった!でもそれまでにちゃんとセーブしていると思い込んでいたら、全然セーブしてなかった!そ、そんな!
というわけでかなり脱力したので、先日ウィスコンシンの小学校勤務さんに書いた手紙の返事でも載せておこう。相変わらず相手はメール公開を拒んでいるので、彼女の書いた事は意訳のみ。
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ウィスコンシン小学校勤務さんへ、
返信はいらないとあなたは言っていたけど、改めてブログエントリーを書くほどのことでもないですので、直接メールでお答えしますね。
私が「教師自身の定期的な学力テストや生徒のテストの点で教師の昇給を考えるなどとったことは、いくら校長がやりたくても組合が承知しない」と言った件について、そんな校長がいるなら教えてほしいといった小学校勤務さんの質問を誤摩化したという点。
これについてはすでに答えてますが、「いくら校長がやりたくても」という文章の「も」は仮定形、つまり、よしんば校長がそう願っていたとしても、と言う意味でそういうふうに校長が思っているという意味ではありません。
それから用務員の件ですが、実際に用務員とは名ばかりで給料だけ貰ってるという横領や汚職は多くの学校区で長年によって見られることで、あのニューヨークの一件の事件は稀なケースでもなんでもありません。教育界に居るあなたがその事実を全く知らないというのは信じ難いですし、もし本当に知らないなら御自分でお調べになることをお薦めします。それに関するリンクはブログのコメント欄に張っておきましたから、まあ読んでください。
ウィスコンシンに限りませんが、労働組合員によるティーパーティーや共和党議員や保守派ジャーナリストへの暴行は、あちこちで報道されビデオに撮られています。(主流メディアやローカルニュースでは無理ですが)それを見ても、あれは暴力じゃないと言い張るなら、あなたの考える暴力と私の考える暴力では認識が違いすぎるので議論になりません。
それに犯罪の被害者がかならずしも被害届を出したりしないのはあなたもご存知のはず。現場の警察官ですら取り合ってくれないのに、そんな犯罪届け出しても無駄だ、と被害者が諦めたからといって、犯罪そのものが起きていないという証拠にはなりません。
私が提示したUSA TODAYの記事は、公務員の給料が民間企業の給料より安いというのは昔の話で今はそんなことはない、ということを示すものであり、州公務員の給料が民間企業の倍であるということを証明するものではありません。私が(公務員の給料は民間人の)「倍以上になっているという」と書いて「倍以上になっている」と断言していないのは、それが又聞きだったからです。「倍になっているそうだ」という意味です。でも、又聞きでもブログに書く前に本当かどうか確認すべきでした。これはちょっと手落ちでしたね。
でも、あなたの公務員の給料が民間人より高くないという提言も間違っていたのだから、ま、これはおあいこです。
教育界にはスクールボードメンバーといって納税者から選挙で選ばれた委員たちが存在し、そのひとたちが組合と交渉をするので、納税者に発言権がないというのはおかしいというお話ですが、スクールボードメンバーは政治家です。選挙運動もしなくちゃならない。で、ボードメンバーの選挙運動費に大幅な献金をしているのは誰だと思います? そうです、労働組合です。ボードメンバーは納税者の代表でもなんでもありません。労働組合の手先です。民主党の議員達と組合が癒着している以上に、ボードメンバーと組合の癒着なんてスーパーグルーより強いですよ。
カカシがどうしてそう必死に怒ってリベラルはを敵対視するのか、ブログという場所をつかって上から見下すようなものの言い方をするのか理解できない。どうして丁寧に質問している自分に対して、「バブルの中で生きているから世間知らず」と言ってみたり、「教員なのにそんなことも知らないのだろうか、あ、補助教員か」などと言わなければならないのか。そんな弱いものいじめをせずに率直な意見を述べたほうが余程反対意見の人からも理解を得られるのではないか?
あなたも含めて左翼リベラルの人は常にこういう言い方をしますね。自分たちが他人に対してものすごい失礼なことを言ったり、保守派は無知だという人をばかにしきった口調で書いているのに、私がそれに対等する言葉使いや態度にでると、すぐにあなたは失礼だと言い張る。そうやって、あなたが他人とぶつかるのは、あなたの態度が失礼だからだ、とやりだす訳ですよ。
私があなたや左翼リベルのひとたちとぶつかるのは考え方が最初から真っ向から違う訳で、接点がないからぶつかるのは当然なんです。それは私がどんなに丁寧で礼儀正しくても同じです。
私のブログですから、私には私の「独自の勝手な判断で失礼なコメント」をする権利はありますが、それでも私はなるべく裏を取ってから書くように気をつけてますよ。あなたこそ、私の書いた事が正しくないといいながら、私が指摘するまで情報を提供しませんでしたね。最初に私の書いたことが正しくないと指摘した時に、その根拠を出すのが礼儀だと私は思いますね。
ところで、あなたは確かGEが税金を払ってないって怒ってましたが、GEは先の選挙で誰に大幅な政治献金をしたと思います?何故彼らはそんな多額の税金控除を受けられたんでしょう、興味ありませんか?
それからあなたが不況の元凶となったと責めている大手企業や銀行に、経済活性のためといって救済に税金をあてがったのは誰でしたっけ? ブッシュ大統領も多少はそれをやりましたけど、もっと高額の救済を行ったのは誰でしたっけね?記憶にありませんか?それなのに、これだから民主党は信用できないってことにはならないんですか?
私が事実検証を怠ったといって批判するなら、あなたもご自分の言うことについて責任を持つべきです。
あなたのご主人が保守派と話をしたがらないのは、左翼リベラルにとっては都合の悪い事実を色々指摘されて面倒くさいからですよ。どうせ保守派の意見なんか聞いて考えを変えるつもりはないんだから、話しても無駄だと思うのは当然でしょう。
私は自分が間違っていたと解ったらそれは認めますし、いくらでも考えを変える用意はありますよ。あなたにはその用意がありますか?
カカシ


2 responses to せっかく書いたエントリーを消してしまったので、、、しょうがないので手紙の返事

Yuko Graham13 years ago

この記事への返事はどんなのが来るのか、非常に気になりますねえ。

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Sachi13 years ago

ユーコさん、
残念ながら、どうやら小学校勤務さんは私とのやり取りに飽きたようで、あれ以来音沙汰がありません。
私があまりにも彼女が所属する労働組合の悪行について暴露したので、「嘘だ!出鱈目だ!歪曲だ!誇張だ!」と言うくらいしか反論できなくなったことが原因なのか、それとも旦那さんから「バカ右翼など相手にするな、時間の無駄だ。」と叱られたのか、
ま、どっちにしても、もうお返事は頂けないものと覚悟しております。
カカシ

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