オバマ王がアフガニスタンへの増兵にしても、BP原油漏れにしても、大事な時に断固たる決断を下さず、いつまでもぐずぐずしている点について、カカシはずっと批判してきたが、ビッグガバメントのロバート・ローリーが、オバマには彼なりのドクトリンがあるのだという。ではオバマ教書、決断を下さずに成功する五つの方法をここで紹介しよう。

  1. ステップ1、何もするな!政治的に何もしないでいることが無理になるまで兎に角なにもしないのが一番。やたらにリーダーシップを発揮したりすると自分がアホで未経験だという弱点をさらけだしてしまう。早々に着手した方が長い目でみたら有利かもしれないが、決断を下すのは難しいし、成功するかどうか怪しい。慌てて決断を下せば間違えること必定。2012年の選挙で「敵」にその間違いを利用されたら大変だ。ここはじっくり落ち着いて何が起きるか出来るだけ長く見守るのが懸命。アメリカ市民はが無行動の大統領を辛抱強く見守るのは事の重大性にもよるが、テロ行為ならだいたい30日、天災なら2〜3ヶ月は時間稼ぎが出来る。大抵のことは無視していれば自然となんとかなる。それでも駄目だった場合は第二段階へ移る。
  2. ステップ2は、あやふやだが聞こえのいい声明を発表すること。これでだいたい二週間くらいは時間が稼げる。大抵のことは何もしないでも自然と解決していくものだが、いくら待っても問題が解決せず、自分のやりたい「アメリカ再建設」が邪魔されている場合には、ここはひとつ大統領らしい姿勢を見せる必要がある。とにかくアメリカ市民に何もかもきちんと段取り済みだと訴える。 自分の観客は単純で大統領の複雑な仕事内容など理解できないのだから、市民が安心するような演説をすることを心掛けることが大切。二つ三つ自分がいかに真剣に物事に取り組んでいるかという口調で寛容性を訴え人々の心を和らげる。具体的なことは一切はなすべからず。はっきりとしてるような口調でなるべくあやふやな声明に努めること。有権者に対して問題は深く吟味され気象学者であれ弁護士であれ専門家がきちんと担当しているので問題ないと強調する。それでも駄目なら軍隊の将軍を持ち出せ。将軍の横に立って制服の恩恵に授かろう。国民に正しい道が開かれるまで行動には移せない事を強調。特にテロ行為の場合には気の触れた男の単独行為を持ち出すのと効果がある。
  3. ステップ3は、ステップ2で出した声明を繰り返して発表する。ただし今回はもう少し詳細を述べる。 気の触れた男の単独行為に云々は諦める。ステップ2と違って今回の声明はせいぜい五日程度の時間稼ぎしか出来ないので、すぐにステップ4を考える必要がある。
  4. ステップ4、休暇を取る。アメリカ人は家族団らんで休暇を取っているイメージを好む。こういう非常時こそ休暇を満喫すべき。特に高級で交通手段があまりない辺鄙なところを選ぶといい。交通の便がないためアメリカメディアも取材しにくいの都合がいい。外国、特に南米とかアジアが適切。海外に出るのが世論や非常事態によって不可能な場合には、門のある高級住宅地の一角を借りるという手もある。値段は高くつくが、プライバシーが保てる。常に休暇からは一人で家族より一週間早めに帰るとよい。これによって家族との団らんの時間を犠牲にして仕事についやしているという印象を与える事が出来る。妻子には続けてたのしい休暇を楽しませることによって、いかに自分が家族思いの夫であり父親であるかを強調することができる。
  5. ステップ5、何か決断を下したようにみせかけて部下に責任を取らせる。ステップ1から4を行った後でも問題が解決しないようであれば何かしらの決断を下す必要がある。非常に残念なことではあるが、どのような決断にも失敗はつきものである。そんな場合、失敗から身を守るためには自分は背後に立って部下に指導権を与え直接の責任は部下に取らせるようにする。自分では直接何の決断も下さず軍事危機なら防衛庁長官に、経済危機なら連邦金融議長に、天災ならFEMAの科学チームにといったように、専門家の判断に任せる。メディアには自分の適切な判断んを充分に報道させ、何か都合の悪い結果が出た場合には部下のせいにして自分は責任逃れをする。実際にどういう結果が出ようとも、メディアさえ味方につけておけば成功間違い無し。自分の肩を叩いてよくやったと教書演説で自慢する。

これらの教書に従う事によって、オバマ王は全く個人的責任を取らずにアメリカの大統領として君臨することが出来る。オバマ王の支配下にある国民は苦労し、国民の不満が貯まって国内で紛争が起きた場合はステップ1を参考にする。


1 response to オバマ教書:決断を下さずに成功する五つの方法

momo8 years ago

これはおもしろいですね。確かに言われる通りのことを彼はしているようです。

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