♫エビータ、エビータ、ドンクライフォミーアージェンティーナア〜♫
最近のオバマ王のミッシェル妃の贅沢ぶりは「泣かないでアルゼンチン」とアンドリュー・ロイドウェバーのミュージカルにもなった、アルゼンチンのファシスト独裁者ファン・ペロン大統領夫人のエヴァ・ペロンさながらである。
オバマ王は常々、最近の不景気に対応するため、国民に節約を促し、ラスベガスなどで無駄使いをするなと説教するなど国民に犠牲を訴えながら、自分たちは今年にはいってもう10回ちかく休暇を取っている。原油流出事故があった後だけでも確か三回以上の休暇をとってる。しかも従来の大統領がワシントンDCより仕事のしやすい出身地の地元オフィスで仕事兼用でとっていた休暇とちがって、オバマ王の休暇はまるで仕事無しの贅沢観光旅行ばっかり。
そして今回はミッシェル夫人の「私的な」スペイン旅行。これは公な旅行ではないので、身近な友達だけ(40人)連れてのちょっとした旅行なんだそうだ。しかし、ミッシェル妃とその取り巻き連中が往復につかっているエアフォース2というアメリカの軍隊ジェットの使用料金だけでも178000米ドル! 田舎なら立派な家が立てられる金額。
それだけではない。同行するシークレットサービスにかかる資金、スペインでの一流ホテル、リッツカールトンの部屋代は、なんと一部屋一晩で400ドルから2500ドルにも及ぶとか。妃一行はそのホテルの60室を占拠。全員が最高の部屋に泊まらないとしても、部屋代だけで30万ドルくらいになる。その他食事だの観光だのにかかる費用を考えたら、総計100万ドルはかたくないだろう。
この不景気にミッシェル妃のミリオンダラーバケーション!
ホワイトハウスは旅行資金はオバマ家が私的に負担すると言っているが、オバマ家がシークレットサービスやエアフォース2の費用まで負担するとは思えないし、オバマ家がどのくらい負担するかという金額は国家警備の秘密につながるとかで公表はされていない。(好都合だね。)
このあまりの贅沢三昧に主流メディアですら「現代のマリー・アントワネット」と批判するほどである。

ジョージ・W・ブッシュ前大統領を常々批判している夫婦としては、ブッシュがテキサスですごした休暇のように、もっと地味な場所を選んでもいいのではないか?

それが、ミッシェル・オバマときたら、平均的な二人の子の母親というより、庶民の苦労など顧みず贅沢な洋服や宝石をみにまとっていたフランス王妃マリーアントワネットを思わせる。ホワイトハウスで、庶民の肥満なこどもたちを砂糖依存から解放させろとか、オルガニック野菜を推薦したりしている彼女。その彼女がジェット機を乗ってヨーロッパへ行き、スペインの皇族たちと会ったりしているなんて図はホワイトハウスとしては多分庶民にみせるべきではない映像だろう。

1980年代に、ロナルド・レーガン大統領のナンシー夫人は、もともとハリウッドの映画スターだったこともあり、その洋服の贅沢さや、ホワイトハウスの内装や高価な瀬戸物セットの買い物などについてかなりメディアから批判された。
だが、ロナルド・レーガンにしろナンシー夫人にしろ、国民の節約を促したり犠牲を訴えたりはしなかったし、オバマ王のように常に金持ちや大企業を悪者扱いして、自分らは庶民の味方だみたいな振りはしていなかった。レーガンは国民に犠牲を訴えるかわりに税金を下げて本当の意味での景気活性政策につとめ成功した。
それにくらべてオバマ王はなんだ。景気が悪いのはすべてブッシュ前大統領の悪政策のせいだといいながら、ブッシュ大統領でもしなかった多額な税金をつかった企業救済対策は大失敗。ますます低迷する不景気にブッシュ政権時代の減税を廃止して、来年から大幅な増税計画をしている。
そして、国民にはラスベガスなどで贅沢な休暇を取るなとか、不景気だから犠牲も覚悟しろとかいいながら、自分らは芸能人や有名人を世界中から集めて豪華絢爛なパーティーを何度も主催し、庶民には考えられないような贅沢な休暇を何度もとり、そして今度は100万ドルもかけて夫人が個人的な旅行をしたりする
アメリカ国民がオバマ夫妻の贅沢に腹を立てるのは、この偽善主義にあるのだ。
保守派ラジオトークショーのラッシュ・リンボーは、主流メディアがオバマ夫妻の贅沢ぶりを見て見ぬ振りをしていると文句を言っているが、私にはそうは思えない。確かにナンシー・レーガンの時のような大騒ぎにはなっていないとはいうものの、それでも結構主流メディアはミッシェル妃のスペイン旅行について報道している。

ミッシェル・オバマのスペイン休暇に批判集まる。
大統領が不景気に節約を唱えるなか、夫人と次女はマーベラ郊外の豪華リゾート地で休暇中。ホワイトハウス高官は私的経費はオバマ個人負担と主張。ーロサンゼルスタイムス

もちろんリベラルなメディアのなかにはオバマ夫人の旅行を弁護するものも多くある。だが、どれだけ弁護の記事でもこの休暇が話題になる限り、二桁の失業率に悩むアメリカ国民からしてみれば、ミッシェル妃の贅沢三昧はマリーアントワネットやエビータと比べたくなるというものだ。


2 responses to まるでエビータ、国民の血税使ったミッシェル妃の豪華絢爛贅沢スペイン旅行

mhgt14 years ago

ひゃ~、オバマのシークレットサービスの数の多さも比例できないほど多いって聞きますけど、ミッシェルまで付く事ないじゃん。護衛が多ければ多いほど、政治的に不人気だからって感じもしますけどね。
 最近、リベラルに貶されてるローラ女史(Laura Ingraham)のオバマの日記って言う本も、結構満更嘘じゃないかもね~なんて、思ってますよ。

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Sachi14 years ago

マックさんどうも、
ローラ・イングラムは地元ラジオ放送局からからはずされちゃったんで、最近は全然聴いてないんです。サテライトラジオにしないと駄目かな?
オバマのゴルフの回数も歴代の大統領とは比べ物にならないほど多いそうですね。本当にこの夫婦は自分らが王と妃になったつもりで国の金を出来る限りむしり取ろうって魂胆らしい。
おそろしや。
カカシ

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