ミスター苺著
イランのイスラム教独裁政権は西側を相手取って国際的な規模の戦争をやらなきゃ満足しないという意図をはっきりさせてきた。もちろんそれはアメリカ合衆国を相手どっての戦争という意味だ。 そしてその意図をはっきりさせる過程でイランは弱腰で妄想に満ちた我等が大統領、バラク.H.オバマをさんざんコケにしやがった。オバマは積極的な外交とやらいう、要するにイランのマクムード・アフマディネジャド大統領にフェイスブックのフレンドになってくれと請い求めるやり方よろしく、すっかり世界の笑いものになってしまった。
こうなってくると、色々欠点はあったとはいえ、ジョージ・W・ブッシュの強気外交が懐かしいよなあまったく。
俺が言ってんのはこのことだよ。

テヘラン軍隊に関する防衛庁の最初のリポートによると、イランはアフガニスタンのタリバンや他の武装勢力に内密な武器提供を行うと同時に、クォッド特別部隊のベネズエラにおける活動を拡大させているという。

イランの武力に関するこの調査書によると、イラン革命防衛隊クォッド部隊(IRGC-QF)として知られている特別部隊はイランの国益を増徴させるため世界中に派遣されているという。この部隊はイラクやアフガニスタン、イスラエルや北アメリカ、ラテンアメリカなどのテロリストたちとも提携している。そして調査書は将来アメリカ軍はイランの特別部隊と交戦することになるだろうと警告する。
クォッズ部隊は「世界中で活動能力を維持している」と調査書にはある。さらに「部隊は中東や北アフリカでその存在はしっかり設立されており、最近はラテンアメリカ、特にベネズエラへの進出が目覚しい」という。

つまりだ、これがイランのオバマ王への返答なのだ。オバマ王のアメリカはいじめっ子でした、わるうござんしたという謝罪ツアーや、ロシアへの迎合やパレスチナの肩をもってイスラエルに強行姿勢をしめしたり、ラマダンの祝辞としてイラン国民に激励の言葉を贈ったり、特にイランから攻撃されても核兵器で迎撃する意志はないと大々的に発表したりしたオバマ王の「外交」に対するイランの返事なんだよ。
ありがとうよ、ミスターホープ、ミスターチェンジ!
べネズエラのウーゴ・チャバス終身大統領にとって、鍛錬され残忍で戦闘体験豊富な「特別部隊」がもたらす貢献は明らかだ。チェバスは恐怖によって国を統治しているが、ベネズエラの軍隊は正直な話、情けないほど貧弱。特におとなりの親米コロンビアに比べたら月とすっぽん。CIA ワールド事実調書によると、コロンビアは年間136億ドルを軍事費に使うという。これはベネズエラが使う42億ドルの約三倍にもなる。コロンビアのアルバロ・ウリベ・ヴェレズ(Álvaro Uribe Vélez)大統領がマルクシスト反政府軍(FARC)という国内問題を抱えているとはいえ、俺はウーゴは国内統治のためにもっと多くの割りで軍隊を出動させているものと察するね。
チャべスには軍事援助が必要なのであり、イランがその援助を提供できるというわけだ。だが、これがアフマディネジャドにとって何の得になるというのだろうか?ベネズエラはイスラム教国家ではないし、今後もそうなるとは思えない。イランとは地理的にも全然近くないし、どちらもアメリカを嫌っているということ以外にはイランとベネズエラとは思想的にも関連があるというわけでもない。ベネズエラには多くの石油があるが、イランにも石油は充分にあり、別にウーゴにせびる必要もない。
となれば、どちらもアメリカを嫌っているという、唯ひとつの共通点こそがその答えなのだ。イランがクォッド部隊をベネズエラに送り込む理由は唯ひとつ。アメリカ合衆国を威嚇することのみ。
では一体、イランはベネズエラを使ってどのようにアメリカを威嚇しようというのか、長くなるので続きはまた次回へ。


1 response to アメリカに近づくイランの脅威、クォッド特別部隊ベネズエラに進出

米軍に殺されたソレイマニ司令官とは何者だったのか? – Scarecrow in the Strawberry Field6 months ago

[…] ところでソレイマニのクォッズ部隊の影響は中東だけではなく世界中に広がっていた。拙ブログでも2010年にイランのクォッズがベネズエラに影響を及ぼしているという話を紹介したことがある。また2011年にはサウジのアメリカ大使アデル・アルジュバーをアメリカの首都ワシントンの高級カフェで暗殺しようとしたこともある。 […]

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