このニューヨークタイムスの記事によると、オバマ王はアメリカの核兵器使用について、これまでどの大統領も宣言しなかった核兵器不使用の意志を明らかにしたとある。
オバマ王は月曜日、アメリカの新しい核兵器作戦として、今後、合衆国が核兵器を使う条件を、これまでよりずっと厳しくする意志を表明した。この新しい作戦には、今後アメリカは新しい核兵器の開発をしないなどという、自国の防衛長官の推薦すら否定するものも含まれている。
アメリカが核兵器をどんな場合において使わないかなどという方針を公表したのは前代未聞。これによると合衆国は非核開発協定に従っている核兵器未所持の国に対して核兵器を使用しない。たとえ生物、化学、及びサイバー攻撃による攻撃を受けたとしてもだ。
敵国にアメリカの核兵器使用作戦を堂々と発表してしまうとは、いったいオバマ王にはアメリカを守る気があるのか、と聞きたいね。だいたいこちらがしたでに出て攻撃を遠慮する相手と戦争してるのか?911同時多発テロはどうしておきたと思ってるんだ?アメリカが核兵器は開発しない、攻撃されても核兵器で迎撃しないとなったら、よーっしゃ、この隙にがんばろう、とここぞとばかりに核兵器開発に努めるテロ国家がかえって増えるだろう。これでアメリカが攻撃される可能性がより一層高まったといえる。
だが、オバマ王の左翼ぶりを知っていた我々保守派からすれば、今回のオバマ王の発表は奴の左翼精神に乗っ取ったものであり、決して驚くべきことではない。
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パワーラインが紹介しているオバマ王の皇太子時代のビデオのなかで、オバマ王は防衛に関する方針を明らかにしているが、これを観ていると背筋がぞっとする。そのいわゆるオバマ王の防衛マニフェストとは、、

  • 性能が証明されていない弾道ミサイルシステムへの投資を差し止める。
  • 宇宙を武器化しない。
  • 将来の戦闘組織の発展をおくらせる。
  • 独立した 「防衛優先委員会」を設立し、四年ごとに防衛費の無駄つかいがされていないか見直す。
  • 核兵器のない世界のゴールを決める。
  • そしてそのゴールのために、核兵器開発は行わない。
  • 核分裂性物質の製造を世界的に禁止するよう勤める。
  • ロシアと交渉して我々の大陸横断弾道ミサイルに対する警告を敏感な引き金からはずす。
  • そして、我々の核兵器への防衛費を大幅にけずる。

オバマはアメリカを敵国から守りたいと思っていない。いや、それどころか敵国によって今ある形を破壊され、新しく社会主義国家として生まれ変わって欲しいとでも思っているのだろう。そのためには、アメリカが強靭な自由国でいるよりも、弱体化したほうが都合がいいと考えるのだろう。なんにしても、オバマにアメリカを守る意志はないのだ。


1 response to 「核兵器は使いません!」アメリカを守る気がないオバマ王

Naga14 years ago

米国を含む先進国は、仮想敵国と経済的に深く関わり、敵味方を問わず市民の命を大切に扱わないといけないので、実際問題として非核保有国に核攻撃を行えない。 米軍が突出した機動打撃力を持つために血税を注ぎ込むことを、議会と国民に認められているのがその証拠ではないでしょうか? この現実は、反米独裁国家の指導者でも見抜いている思う。 
拠点や本土防衛の鉄則として、低リスクな箇所をより堅固にするより先に、高リスクな箇所をできるだけ補強して、付け入られる隙をなくすほうが重要だと思う。 従い、可能性の低くなった、国家間の核攻撃に関する予算を削りつつ、イラン等の反米国家の核弾頭生産の正当性を弱める。 その分可能性が高まりつつある問題、国家に属さない敵勢力がアクセスできる核弾頭の数を減らすことができるので、より効果的に最脆弱部を補強できるように見えます。 いかがでしょうか?
オバマ氏から見れば、真のセキュリティーホールは、ドルと米国債の信用であり、軍拡を助長したせいでお金を使いたくないのが本音なんじゃないでしょうか? 

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