過半数を超す国民の意見を完全無視して無理矢理に健康保険改正案を通してしまったオバマ王及びアメリカ民主党。即座にはじまった法律撤廃運動に牽制をかけようと、左翼リベラル側は非常に汚い作戦にでた。
人工中絶を医療保険が支払うかどうかという点で最後までごねた末に結局はペロシの圧力に負けて折れた骨無しの自称プロライフ(人工中絶反対者)のバート・ストゥーパック下院議員などは、自分のところに怒った国民から寄せられた留守番電話のテープを披露。私はこのように脅迫されていると言わんばかりに被害者顔をして記者会見をやった。
ストゥーパック議員だけでなく、主流メディアはこぞってどっかの過激派右翼が言ったとか言わないとか言う、いわゆるヘイトスピーチとやらを取り上げて、右翼や保守派は民主党議員や大統領に対して暴力を煽っていると大騒ぎを始めた。
何たる偽善!
ブッシュ大統領の頃は、左翼リベラル連中が堂々とブッシュ暗殺ドキュドラマを制作して賞までとっていた。アレック・ボールドウィンなどという大根役者がテレビのトークショーで共和党のヘンリー・ハイド議員の家におしかけて石を投げ込めとか、家族を引きずり出してぶっ殺せとか言っていた時に主流メディアは、左翼は暴力を煽って共和党議員を脅迫しているなどと一度でも批判したか?
それを言うなら、保守派ブロガーや政治評論家達が、毎日のように受け取る人種差別や女性蔑視やその他もろもろの紙面には書けないようなあくどいコメントはどうなるのだ?
保守派トークラジオの王様ともいえるラッシュ・リンボーが難聴の手術を受けた時、リンボーがそのままつんぼになってしまえばいいとか言ってたのは左翼連中。同じく保守派トークショーホストのローラ・イングラムが乳がんにかかった時も、そのまま死んでしまえばいいとデイリーコスなどの左翼ブログでは何百と言うコメントが殺到。あまりのひどさに自分も乳がんの体験があるジョン・エドワードのエリザベス夫人がたしなめると言う出来ごとなどは、主流メディアは完全無視だ。
はっきり言ってアメリカにしても諸外国にしても、暴力的な抗議運動をするのは普通左翼団体と定番は決まっている。平和的に抗議集会をしていたティーパーティの参加者に暴力を振るったのは労働組合暴力団の連中だし、選挙の度に共和党の選挙事務所を襲って物を破損したりボランティアの高齢市民をなぐったりして選挙妨害しているのは常に左翼連中のほうだ。
左翼リベラルや保守派に暴力を振るうのは当たり前すぎてニュースにもならないということだろうか。だから一部の保守派が暴力を煽ると珍しいからニュースになるとでもいうのか?
左翼連中が留守番電話に寄せられた批判にびびったふりをして保守派やティーパーティ運動を過小評価しようったってそんな小細工は成功しない。そうやってタウンホールに集まる怒った市民の声を弾圧できると思うならとんでもない。
民主党議員たちは、今回の議案が国民の間でどれだけ不人気であるかを充分に理解している。それをこんな形で無理矢理にごり押ししたことに関する国民からの制裁が多大なるものであろうことも予期している。だから今のうちにティーパーティ運動は単なる暴力的な過激派右翼団体の運動であり、正式な市民の草の根活動などではないという印象を国民に植え付けようとしている。であるからそんな活動に参加するのはテロ団体に参加するのと同じだとでも言いたいのだろう。
だが、偽善と矛盾に満ちたオバマケアがアメリカを社会主義にしようというオバマ王の陰謀であることを見抜いた国民が、こんな小細工にみすみすと騙されるものか。
特に、オバマ王を社会主義者と批判した国民を被害妄想者のようにあざ笑い、事実に基づかない恐怖をあおって反対しているなどと批判していた民主側は、法案が通ったとたんに、この案は『富の再配分が目的だった』とはっきり発案に重要な役割を果たしたマックス・バウカス上院議員が記者会見でその社会主義の真意をひけらかした。そのことを国民が選挙までに忘れるとおもったら大間違いだ。
左翼連中は常に国民を馬鹿にしている。国民は羊のように左翼政治家達に従うと思い込んでいる。オバマ王などは法律撤廃を唱える共和党に対して、やれるもんならやってみろ、と言った。よ〜し、やってやろうじゃないの。次回の選挙では法案に賛成票を投じた民主党議員を片っ端から打ち破ってやろうじゃないか。
だが、保守派市民は左翼連中と違って文名人だ。暴力などにうったえずとも選挙でその意志を表明するのだ。


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