昨日、二酸化炭素排出量に規制をかけ、規定以上の排出をした企業に課税するという内容の、通称”Cap and Tax”法案が共和党から8人の裏切り者をだして下院で通った。
この法案の根底には次の三つの前提がある。
1)地球温暖化が起きている。
2)極端な温暖化は地球を滅ぼす
3)地球温暖化は人工的に排出される二酸化炭素が原因である。
4)二酸化炭素排出量を規制することで地球温暖化の進行を防げる。
この仮説では、先ず最初の条件が満たされなければ次の条件に進むことは出来ない。たとえ2〜3が事実だとしても、1)が起きていなければ全く意味がないからだ。実際には2〜3のどれも科学的な根拠は全くない。だが一番肝腎な、地球温暖化が実際に起きているのかどうかという問題はどうなのか?
最近の気象学者の調査で明らかになってきていることは、「地球温暖化が起きているどころか、地球は冷えつつある」ということである。これについてはカカシもこのブログで何度か書いて来た。過去ログは下記の通り。
今年の冬はここ数年来で一番寒い冬だった。地球は冷えつつある? 
なんと北極の海氷が増えている!! 地球冷却化の危機?
ヨーロッパ中で異常な寒さ! これも地球温暖化の影響か?
百歩譲って実際に温暖化が起きているとしよう、そしてその温暖化によって地球が滅びるという仮説も本当だったとして、実際に二酸化炭素排出が温暖化の原因になっているのかという点だが、アメリカの環境保全委員会(Environmental Protection Agency)独自の調査で出た二酸化炭素排出は温暖化に影響を及ぼさないという調査結果が、EPAの調査書から隠蔽されていたという事実があきらかになった。
こんな科学的に証明されていないあやふやな現象を前提に、オバマ王並びに米民主党はアメリカの産業に多大なる負担を与える二酸化炭素排出量への課税を押し進めているのである。この法律が実際に施行されれば、アメリカの石油会社はその精製にかかる経費で企業を縮小し、経費がかかる分石油の値段もはねあがる。それだけではない。国内の規制が厳しければ海外からの石油のほうが安くなるので国内産業は大きな痛手を受ける。こくないの大手石油会社が大幅縮小したり倒産したりして失業率が二割になったらオバマ王はどうするつもりなのか?
それを防ぐために外国製品に関税をかけたりすれば、今度は諸外国からアメリカ製品が報復される。となれば完全な貿易戦争が始まってしまうのである。
それともオバマ王は石油会社に多大なる課税をしておいて、企業が傾いたら国が救済するといってその経営を乗っ取り国営化でもしようというのだろうか。オバマ王のことだからあり得る話だ。


4 responses to 科学は無視、二酸化炭素課税案米下院を通る、低迷する経済にさらに負担か

ziibra2213 years ago

カカシさん
この本当は誰も環境の事など考えていない法案はもちろん大嫌いでしたが、共和党の8人の裏切り者の中に私の投票したILの人間も入っていたので金曜日はかなりショックでした。
おまけに先の選挙ではこの人間のサインまで庭に立てていたので個人的にも裏切られた感で一杯です。
この誰も読んでいない1200ページの法案の超ごく一部をラジオで聞きました。私が間違っていなければなのですが、私達一般市民がほぼ200%アップのエネルギー料金を払って生活保護を受けている人たちの銀行口座に彼らのエネルギー代?として振り込んであげるというようなおかしなからくりに目を疑いました。
電気代まで収入によって変えて来るとはさすが王です。
呆れます。
こんな事が常識となって良いのでしょうか?

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kusuko13 years ago

日本でもこの法案に批判的なブログを最近読みました。
米国:温暖化法案、小差で下院通過 排出量取引盛る--05年比20%削減-0926は、10年後に金融危機が再来しアメリカ凋落を決定付けた日として歴史に刻まれることになるか?
http://yutakarlson.blogspot.com/2009/06/blog-post_28.html
さらなる金融危機の再来を招くかもしれない?
オバマ大統領についてはこんな本が出ています。
日高義樹 「オバマ外交で沈没する日本」
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E%E5%A4%96%E4%BA%A4%E3%81%A7%E6%B2%88%E6%B2%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E6%97%A5%E9%AB%98-%E7%BE%A9%E6%A8%B9/dp/4198627525
私はまだ読んでいないのですが、読んだ人の感想をネットでみつけたので以下コピペ。
———————————————–
結論としては、
・アメリカは必要最低限の、本土防衛のための軍備のみ残して、今まで諸同盟国に提供していた梯子を外しにかかっている。
・当然日本にかかっている「核の傘」もなくなる。
・確固とした理念があることによるものではなく、世界の指導国としての世界戦略を持っていないため。これは彼自身の実績・人事・これまでの外交姿勢が証明している。
・日本国憲法は改正しなくてはならない。アメリカが巧妙に仕掛けた足枷である(陰謀論ではありません)。
・逆説的に考えて、日本はアメリカの属国としての立場を抜け出すいいチャンス。これが出来なければ日本は「沈没」する。
というような内容でした。
特に最終章の現憲法の制定までのいきさつを書いた下りは、今までどこでも読んだことがない、日本がおかしくなっている根源を語ってくれています。
オバマ大統領の思考はとにかく「反ブッシュ」「弱腰外交」で、今までにない異質の大統領である、とのこと。
それがゆえにこれからは世界中が大混乱に見舞われるであろう、とのこと。
もちろん日本も例外ではありません。
読んでいて感じたのは、やはり「マスコミ」は日本のガンであること、それに気づいていない日本人が多すぎることが、日本にとっての一番の問題、ということでした。
そしてマスコミをどうにかした後のことも見据えて我々は活動していかなくてはならない、ということでした。
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↑外交(軍事)専門家の日高氏からも、オバマ大統領は胡散臭い、世界戦略を持たない無能な人物と見られているようですね。

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Sachi13 years ago

zibra22さん、
昨日も全国共和党委員会から献金の催促が来ましたが、Cap and Taxでの8人の裏切り者はどうするつもりなんだ、と詰問したら相手は困ってました。電話勧誘のお姉さんにあたってもしょうがないけど、共和党もしっかりしてくれないと困りますよね。
カカシ

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Sachi13 years ago

kusukoさん、
リンク先の記事読みました。日本でもやっとオバマの正体が知られるようになったようですね。アメリカメディアが何かと隠すので、国内ですら容易ではないですが、日本にいてそれを知るというのはもっと難しいでしょう。
カカシ

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