先月コメンターのkusukoさんが、紹介してくれた三橋貴明氏のブログを時間が出来たので改めて読ませてもらったところ、kusukoさんのご指摘の通り、三橋氏も最近のオバマ政権の方針にはカカシと同じような見解をもっておられるようだ。

最近のアメリカは資本主義国と言うより、どちらかと言えば社会主義国に近づいています。担保が設定してある債権者までもが、政府から無理やり資産売却への同意を求められるのですから、これはかなりハイペースのシフト(社会主義国への)が進んでいると見るべきです。

 以前も書きましたが、アメリカの凄みは戦略的にコロッと国家の色を変えてしまうところです。一年後の春に、アメリカの要人の誰かが、
「資本主義? プ、今更www」
 などと発言したとしても、ち〜っとも驚きません。○×主義とやらに身を捧げた結果、国を衰退させるよりは、現状に合わせてさっさと戦略を変更する。要するにプラグマティストということですが、どちらかと言えばわたしはこの手の考え方にシンパシーを抱きます。未だに、
「新自由主義!」
 などと言っている日本人がいますが、今や世界的にクラウディングアウトが通用しない時代になりつつあるのです。要は、政府がどれだけ国債を発行しても、金利がちっとも上昇しないという(新自由主義者から見ると)異様な世界です。
 ちなみに、日本はすでにこのステージを経験しており、実際に日本の長期金利は1999年以降、一度も2%を上回ったことがありません。マスメディアの言うように、本当に日本政府の財政が破綻するならば、もう少し金利が上がっても良さそうなものです。

クラウディングアウトとはどういう意味なのかカカシには解らないのだが、アメリカの要員が本気で「資本主義?プ、、」なんて時代が本当に来るとしたら、カカシとしては非常に恐ろしい。
しかし私はオバマが国の財政をまもるために資本主義を無視して社会主義を導入しようとしているという三橋氏の考えには全く同意できない。オバマは国を守ることなど最初から考えていない。オバマのやりかたで「我々の知るアメリカ」が崩壊したとしても、それは彼自身の社会主義理想を作り出すための手段であり、アメリカを守る手段ではないのだ。それに、アメリカの社会主義化がアメリカの経済を救済するなどと、本気で考えてる人はいないと思う。
アメリカ社会主義化について、三橋氏の後編はもっと解りやすく具体例があるので、読む価値あり。三橋氏は前政権のブッシュ大統領のファニーメイ、フレディマックの救済から、この傾向が始まったと書いているが、種はもっと前に植えられている。
それにしても、経済の専門家たちもアメリカが社会主義に進んでいると見ているということは、アメリカの社会主義化はトンモ右翼だけの妄想、という左翼の主張はむなしい。


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