オバマ王のテレプロンプターを使ったカンニングは皇太子時代から悪名高いが、演説だけでなく記者会見やタウンホールミーティングの時ですらプロンプターを使ってしゃべっていたというのには今更ながら呆れてしまった。ま、以前にオバマ王が大統領として初めての記者会見でも、あらかじめどの記者からどんな質問がされるか決めておいて、大統領の気に入った記者だけが指名されたという話をきいたことがあるから、今さら驚くことではないのかもしれない。下記は産經新聞の古森さんの記事より。

米大統領、プロンプター依存 メディアが批判

2009年03月10日 産経新聞 東京朝刊 国際面
弁舌の才で知られているオバマ大統領の意外なプロンプター依存は、ニューヨーク・タイムズやネット政治通信のポリティコが6日までに詳しく報じた。
プロンプターは普通、演壇の前の左右両側に設置される透明なガラス板で、演説の文章が電子的に表示されていく。
演説する側は左右の表示を順番に読むわけだが、テレビには板が映らないため、自然に発言しているようにもみえる。
だが演壇の前の実際の聴衆にはプロンプター自体がみえる場合もあり、さらに演説者が流れる記述を読むことに集中するため聴衆の顔を直接にみないという不自然もおきる。
同報道によると、オバマ氏は大統領選挙中から他の政治家にくらべてこのプロンプター依存度が圧倒的に高く、大統領就任後も主要演説はもちろん、ごく短いあいさつでも必ずプロンプターを使ってきた。….
2月25日のロック商務長官の指名発表でも、同大統領がごく短い声明にプロンプターを使ったのと、ポケットから取り出したノートだけで演説をするロック氏の姿が対照的だった。
オバマ大統領は記者会見の冒頭でも、地方の工場の視察でも、プロンプターを使っているという。同報道によると、この依存度は歴代大統領でも異例なほど高い。

この話を聞いていて、昔観たジェームス・ブルックス監督のブロードキャストニュースという映画を思い出した。その中でウィリアム・ハート演じるハンサムだがアホなニュースキャスターが、ホリー・ハンター演じる頭の切れる女性プロデューサーからイヤホンを通じてすべて情報を提供されながら生のインタビューに及ぶというシーンがあったが、ニュースキャスターのカンニングしているとは思えない演技力がこの映画のミソになっていた。オバマは俳優ならまさしくアカデミー賞ものだろう。
だがハンサムなだけで演技力しかない能無しに大統領なんかやられてる国ははた迷惑もいいとこだ、、おいおい、それってうちらの国じゃないの?
もう!いい加減にしてよ〜!


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