このあいだアメリカではコネチカット州である婦人のペットの雄チンパンジーが隣人を襲って大けがを負わせ、警察官に撃ち殺されるという事件があったのだが、それにかけて最近通った経済活性法案を批判する風刺漫画がニューヨークポストに掲載された。それを巡って漫画がオバマをチンパンジー扱いしているという言いがかりをつけて、アル・シャープトンというリベラルの黒人運動家が世論を煽っている。

【ニューヨーク=長戸雅子】米紙ニューヨーク・ポストがオバマ氏をチンパンジーに見立てたととれる風刺漫画を掲載し、「人種差別を連想させる」と非難されていた問題で、同紙は20日付紙面に、「この漫画を不快に感じた人々に陳謝する」との謝罪文を掲載した。

 同紙は「18日に掲載した漫画がオバマ大統領を描写したもので、人種差別的な意味があると読み取った人がいるが、そういう意図はまったくない」と釈明した。
 一方で、「これまでもポスト紙と意見を異にした人やメディアがおり、今回の件を仕返しの機会にしようとしている。こうした人々には謝罪する義務はない」とも付け加えた。
 問題の風刺漫画は2人の白人警官がチンパンジーを射殺し、「次の景気対策法案を書いてもらう人をみつけないといけないな」と話しているというもの。米東部コネティカット州で16日、チンパンジーが人を襲って射殺された事件を題材にしている。
 さらにオバマ大統領が17日に総額7870億ドル(約72兆円)規模の景気対策法案に署名したことから、オバマ大統領をチンパンジーに例えたとの見方が広がった。
 黒人市民運動家のアル・シャープトン師は18日、「人種差別主義者は黒人をサルになぞらえてきた歴史がある」として漫画を強く非難した。同紙を所有するメディア大手ニューズ・コーポレーション前では、不買を呼びかける抗議デモが行われた。

オバマは単に署名しただけで、発案したのも議案を通したのも民主党議会である。だからこの漫画がチンパンジー以下だと言っているのは議会のリーダーたちであるペロシ議員(白人)とハリー・リード議員(白人)のことだと受け取れる。それをチンパンジーだから黒人のオバマのことを指していると解釈することのほうがよっぽども人種差別意識をあらわにしているではないか?
だいたいリベラル連中はジョージ・W・ブッシュを一体何度猿扱いしたか知れない。取り方によってはそう取れるなんてやわなものではなく、「好奇心旺盛なジョージ」という猿を主役にした子供向けの童話を元に、Wのことを「猿のジョージ」と平気で呼んでいた連中が、たとえオバマがチンパンジーになぞられたとしても、今更何をいきり立つ権利があるんだとカカシはいいたいね!
ニューヨークポストもこんなことで謝るな!


1 response to ブッシュを猿扱いしてたくせに良く言うよ、チンパンジー風刺漫画に言いがかりをつけるリベラルたち

dust_speculator15 years ago

実は、日本でもあったりしました。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080703/amr0807030939002-n1.htm
↓が実際の映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=EpH9ALMceGs&feature=related
日本では、人種差別というよりは可愛いで済んでしまいますが。

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