バラク・オバマが民主党候補に立候補して以来、共和党のマケインも含め、民主党のクリントンなども、オバマとアメリカ左翼テロリストのビル・エアーズとの関係を取りあげたが、オバマべったりの主流メディアはほぼ完全無視を決め込んだ。オバマが見事次期大統領の座を手にしてしまうと、これまでオバマの選挙に傷をつけてはいけないと遠慮していたエアーズも、今や堂々と公の場に現れているだけでなく、新しく本など出版して忌々しくもその傲慢ぶりを連日テレビ出演やインタビューなどで披露している。過去の栄光(?)を未だに忘れられない老いたテロリストにとって、オバマのライバル達にオバマ攻撃の材料として使われたのは最高に幸運な出来事だったと言える。
もしも、主流メディアが選挙前にこの恥知らずのテロリストのことを今のように取り上げていたら、オバマの当選はなかったかもしれない。これはACORNなんかとの関わりより、ずっと深刻な問題だ。
ビル・エアーズの背景については、左翼変態フェミニストの小山エミちゃんが詳しく説明してくれてるので、一部引用させてもらおう。

このビル・エアーズは1960年代末期から1970年代にかけて活動していたウェザーマンという左翼学生団体の主要メンバーの一人。(中略)ウェザーマンは、自分たちこそが革命を先導しようという考えの団体だった。それが先鋭化して地下に潜り、ウェザー・アンダーグラウンドと呼ばれるようになる。

ウェザーマンは米国の侵略に抵抗するヴェトナム人や、黒人解放運動をしていたブラック・パンサーズに同調し、「戦争をわれらに (bring the war home)」というスローガンを掲げた。すなわち、米国帝国主義との闘いはヴェトナムではなく、米国本土で米国人自身によって闘われるべきだという考えを主張した。(中略)ウェザーマンは明らかに異質で、、、地下に潜ってからは政府機関を対象とした爆破テロ(略)などの活動を続けた。
ウェザーマンの活動は1970年代中盤には行き詰まり、エアーズら幹部は1980年までに自首した。しかし警察の側にあまりに多くの違法捜査があったためエアーズは無罪となり、釈放される。その後かれは大学院に進み、教育学の学位を得てイリノイ大学シカゴ校の教授となる。教育学者としてのエアーズは、シカゴ市の教育改革に関わるなどして表彰を受けた。

ウェザーマンの300人に渡るメンバーは警察や一般市民を標的に暴力的なゲリラ作戦を続けた。エアーズは証拠不十分で無罪になったとはいえ、警察署に爆弾をしかけたことを未だに自慢しており、2001年のインタビューでも後悔しているのはもっと多くの爆弾を仕掛けることができなかったなどと、全くテロリストとしての過去を恥じていない正真正銘のバリバリ左翼テロリストなのである。そういう人間を教育家として受け入れたとしたら、それはシカゴ大学に問題があるのであって、エアーズが立派な人間として更正したという意味では全くない。
さて、このエアースとオバマの関係だが、小山エミは次のように述べる。

シカゴの貧困地区でコミュニティ・オーガナイザーの仕事をしていたオバマとの接点ができるのはそのあとで、教育関係の基金の理事同士となって知り合い、オバマがはじめて州議会に立候補した時にはエアーズの自宅でオバマを応援するためのパーティが開かれた。

もしエアーズと同じ基金で理事をしていたというのが問題なら、シカゴの教育界関係者や市当局関係者は大勢が「テロリストの仲間」ということになってしまう。オバマがシカゴに来たときには、既にエアーズはウェザーマンの過激派活動家ではなく、地元の教育問題に取り組む教育学者だったのだから、何が問題なのかまったく分からない。しかもその後エアーズが特にオバマと深い関係を持っているという事実もなく、大統領選挙にも関与していないし、オバマの側近というわけでもない。それなのに、「オバマはテロリストと仲良くしている」と宣伝するマケインや、それにコロッと騙されてしまうカカシさんのような人がいるのは、困ったことだ。

『コロっとだまされてしまう』という言い方は非常に不思議だ。何故ならエミちゃん自身、テロリストとして活動していた時代のことを全く恥じていないエアーズとオバマが同じ基金の理事を勤めていたこと(エアーズの紹介でオバマはこの基金の理事になっているのだが)や、エアーズの家でオバマを持ち上げる州上院議員の選挙運動の皮切りが行われたことを認めているのだ。オバマとエアーズが基金で理事をしていたとき、二人はシカゴの教育会を「改革」すべくあらゆる企画に一緒に取り組んだ。二人の関係が親密なものであるかどうか、それは主観の問題だが、エミちゃんも二人の間に職業的な関係があったことは否定していないのである。
それが『何が問題なのかわからない』といってのけるエミちゃんのおとぼけぶりにも呆れるというもの。では彼女が解らないと言っている問題点をカカシがご説明もうしあげよう。実はこのことについてカカシはすでに今年の4月にこのように書いている

単に近所に住んでいる顔見知りだというだけならどうということはないが、私は40年前だろうと100年前だろうと何百人という人が死ぬかもしれなかったテロ行為をしておいてそれを反省するどころか、もっとやれば良かったなんて未だに公言しているような人間の家にはお茶に招ばれても絶対に行かないだろう。ましてや大事な選挙運動の会合をそんな人間の家で開くとなれば、自分がその人間の考えに同意しているか、少なくとも特別問題視していないことの現れだ。これが国の大統領になろうとしている人間の近所付き合いだとしたら非常に問題だと私は思うね。

もしも共和党の候補者が40年前に黒人協会に放火した犯罪者の家で会合を開いたなどということがあったら、「近所に住むただの知り合いで、特に考えを交換したりしていない」とか自分は8歳のときの出来事だから興味ないとかいって言い訳になるだろうか?その関係がわかった時にその候補者の選挙運動は終わってしまうだろう。

エミちゃんが認めていることだけでも、エアーズとオバマとの関係には由々しき問題があると私は思う。これはマケイン選挙陣営に指摘されるまでもないことだ。それが「何が問題なのかわからない」というのは、エミちゃんやリベラル連中はすくなからずエアーズの左翼主義に同調しているからで、そういう人間とオバマが仲良くしても問題がないと思っている証拠だ。
それをマケイン陣営が流したデマだとか、保守派がころっと騙されているとか、人を馬鹿にするのもいい加減にしてほしいもんだ。


1 response to ビル・エアーズ、恥じないテロリストとオバマ次期大統領の怪しい関係

wagasi12 years ago

エアーズのインタビュー、つい先日見ました。テロ行為で後悔していることは、もっと激しくすべきだったと言いのけており 未だに危険人物なんだと思いましたよ。
民主党は どうして皆さんこうも自分達だけに甘いダブルスタンダードを平気でするのでしょうかね、、、
ヒラリーが言い出した、オバマテロリスト説は彼の出生地疑問説と同じく真理をついていますね。(ヒラリー嫌いだけど、、)

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