アメリカの大学では左翼思想が横行し、保守派思想が弾圧されているという話はこの間もしたが、今回もそれを象徴するような出来事があった。
デイビッド・ホロウィッツという極右翼の作家がいる。彼は1960年代にはバリバリの左翼運動員で、かなりあくどい政治活動をしていた人なのだが、それが友人が自分が信用していた極左翼の市民団体に殺されたことがきっかけで、左翼の悪に気づき心を入れ替えて右翼に転向した人だ。このホロウィッツがエモリー大学の共和党クラブに招かれて「イスラモファシストを知る週間」の一貫として大学構内で演説をおこなうことになった。ところがそれをききつけた左翼団体やイスラム系の学生たちが、ホロウィッツの講演を邪魔しようと大学の公会堂に団体で入り込み講演がはじまるや否や大声で怒鳴り散らし、ホロウィッツの演説が全く観客に聞こえないような騒ぎを起こした。警備員が特に騒いでいる若者を追い出そうとすると若者は「全員を追い出せはしない。みんな立ち上がれ!」と関係者を立ち上がらせて大騒ぎ。ついに警察が呼ばれて講演は中止。ホロウィッツは警察官に護衛されて立ち去るという結果になった。
このときの詳細やビデオはフロントページマガジンで見ることが出来る。
この間デンマークでヨーロッパのイスラム化に抗議するデモ行進の主催者が待ち伏せをくって暴行をうけた事件や、カナダの大学でイスラエルの著名人を招いた講演会が、イスラム系暴徒によって集まった観客が暴行を受けるなどして講演が阻止された事件などもそうなのだが、いま、世界中で過激派イスラム系と左翼連中が共謀して保守派思想を弾圧する事件があちこちで起きている。
こういう事件を見るたびに私はおもうのだが、左翼及びイスラム過激派に敵対する講演会やイベントを主催する側は、自分らの行為がどれほど危険を伴うものなのか充分に覚悟して、それに対する事前の処置をとってもらいたいということだ。イスラム系テロリストにしろ左翼市民団体にしろ、言論の自由になど興味はない。彼らは自分らこそが正しいと信じ異論はどのような手をつかっても(テロを含む)封じ込めようという堅い意志のある恐ろしい敵なのだということを自覚してもらいたい。
大学のキャンパスは保守派には非常に危険な場所である。やたらに自分の意見を表したりしたら、教授からは落第点をもらうし、学校側からは言いがかりをつけられて退学になったり、他の生徒から訴えられたりする。場合によっては暴力を振るわれ殺されかねない。自由の国アメリカでこのようなことが横行するなど信じられないことだが、講演を中断されたホロウィッツが「ナチスのブラウンシャツもこうやって反対意見を封じ込めた」と語っているように、イスラミストや左翼は悪度さでは全くナチスと同じなのだ。
しかしだからといって保守派生徒たちは身を守るために沈黙を守らなければならないのだろうか?言論の自由や思想の自由が保障されているはずの自由国家の大学で、自分の意見を述べることが命にかかわるという状況をそのままにしておかなかればならないのだろうか?いや、それは違うだろう。「悪が栄えるには善人が何もしないでいればいい」という言い回しがあるように、保守派学生や教授たちは黙っていては、アメリカ大学の状況は悪化する一方である。
では具体的にどうすればいいのか?大学の共和党生徒たちが保守派の政治家や作家を招くのは大いに結構なことだし、どんどんやってもらいたいと思う。ただし、そのような行為には危険が伴うことを覚悟して、警備体制をしっかり敷いておく必要がある。そこでカカシは大学内の左翼にどう対処すればいいのかをが考えた対処策は次のとおり。
大学内の警備員をあてにしてはならない。
大学事態が右翼や保守派をきらっているのに、その大学が提供する警備員など最初からやる気があるはずがない。暴徒が暴れても見てみぬふりをするのがおちだし、暴れた生徒も処分をうけないと鷹をくくっている。事前に募金運動などをして民間の警備会社を雇うか、地元警察に相談して警察官を派遣してもらえるかどうか折り合う必要がある。
あからさまな妨害者を締め出せ。
プラカードや横幕をもって現れた人々は、最初から騒ぎを起こす目的で入場しようとしていることは明白。入場する際にプラカードや横幕を持った人々は入場させないとあちこちにサインを張り、もってきた人たちがこうしたものを捨てられるようなゴミ箱を会場からかなり離れた場所に設置しておくこと。入場口でまだ持っている人間はプラカードをその場で捨てようがどうしようが入場させない。またハンドバッグやバックパックに大きな音のでる笛やラッパを隠し持っている人間も入場させないこと。講演を静かに聴く意志があれば、こんなものは必要ないはずだ。
会場内で騒いだ人物は即座に強制的に取り除くこと。
こういう団体には必ず先導者がいる。騒ぐつもりで入場しても、誰かが始めないと自分からは何も言えない臆病者が大半なので、一番最初に騒いだ奴をかなり乱暴に強制撤去するすれば、後の奴らは怖気づいて何も出来なくなる。とにかく最初が肝心。
我々は自由社会に住んでいるので、思想や言論の自由は当たり前だと考える節がある。だが、世界中の多くの国で言論の自由は独裁者によって弾圧されてきた。我々がアメリカの大学や欧州でみていることは、そのほんの一例に過ぎない。我々自由主義の人民がこの神に与えられた権利を守ろうというのであれば、それは命がけで守らなければならない大切なものだということを充分に自覚すべきである。戦いの危険を顧みずに戦場へ挑むのは勇敢かもしれないが愚かでもある。戦いは勝たなければ意味がない。左翼やイスラム過激派と対抗しようというのであれば、それなりの自衛を考えるべきだ。自由のために勇敢に、そして賢く戦おう。


3 responses to キャンパス左翼とイスラム過激派に対抗する方法

アレン12 years ago

はじめまして。アレンといいます。たまたまこのブログに出くわした私は、これからコメントを追加させていっていただきたいと思います。でも、日本語が母語ではないため、英語っぽい日本語とかが混じっちゃうかもしれませんが、少しは許してください。
さてと、ミセス苺さん(って呼んでいいかな)の仰っていることはもっともだと思います。現代の欧米の事態をみれば、まともな人間である限りなにより絶望的だと感じられるでしょう。OPどおりのアメリカの大学問題や、イギリスの文化崩壊などを例として挙げれば、西洋文明はこれからどうなるか、これから生きていきさえできるだろうか、と。
でも、例に例を重ねても何も変わりはしないはずです。ミセス苺さんは何年もアメリカに住んでいらっしゃるため、お気が付いたでしょう?どんなに常識をもとにした思考であろうが、政治的妥当性ってやつが存在する限りゆるめはしてくれません。思想の自由、言論の自由などといった根本的な人権さえ安泰ではないし、しかもいたるところで破壊しかかっているとまで言えましょう。信じがたいことに自由そのものをもとにして生み出されたアメリカにさえ。
これはまったく極左翼派のせいでしょう。連中は欧米による全ての世界の害悪と思い込み、ホスト・カルチャへの融合をしようともしないイスラム系暴徒などの危険性に目をつぶり、どのような害をもたらそうが大歓迎。OPどおり、誰かがこれを抗議しようとしたらレイシストとかファシストとか辛らつな言葉を吐きつけられ沈黙させられます。おかしなことには、もし極左翼派がどれほど嫌な奴を大学に演説者として招待してもこのような抗議にあうはずはありません。これはなぜでしょうか。
ところで欧米を救うにはまず、政治的妥当性の根絶。そのついでに過激的多文化主義の廃棄。こうすれば、ミッションコンプリート。国々それぞれの伝統・習慣・文化を祝いながらほかの文化を歓迎することができるでしょう。でも、欧米諸国の人たちがそれぞれの文化などを守るに値しないと信じている以上、しかも自分の文化を祝うこと=人種差別主義と思い込んでいる以上、何も変わらないでしょう。
だらだらと長引いてすみませんが、この問題はなにより気になるのです。
(ちなみに、万が一、極左翼派がアメリカの大学を支配していると証明するもっと証拠が必要とされたら、デラウェア州立大学の「白人はみんな人種差別主義者である」と主張している学生寮の対学生教え込み制度という今回の不祥事をご参照のこと)

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scarecrowstrawberryfield12 years ago

アレンさん、
コメントありがとうございます。日本語が母国語でないのにこんな丁寧な日本語をお書きになるとはすごいですね。なまじ日本人のほうがひどい日本語を書いてますよ、最近では。
デルウェアーの話は知りませんでした。早速検索してみます。もうすこし事情をご説明いただけると助かるのですが。
これからもよろしく。
カカシ(と呼んで下さい。)

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In the Strawberry Field4 years ago

言論の自由が弾圧されるファスト大学キャンパス

先日2016年2月25日、保守派政治評論家でトークラジオのホストのベン・シャピーロ(32歳)がカリフォルニア州ロサンゼルス大学(California State University in Los Angeles、CSULA)にて演説をした際、シャピーロの意見に反感を持つ暴力的な集団に妨害され暴動寸前の状態になるという事件が起きた。保守派の演説者が大学で講義を行なう場合、左翼の過激派が妨害するというのは何も今にはじまったことではない。拙ブログでもそうした事件を何件か取り上げてきたが、2007年のデイ…

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