お尋ね者ノーマン・シューがお縄に! 逃亡中のヒラリー中国系献金者コロラドで逮捕される

水曜日の朝、チャーター機でニューヨークからカリフォルニアのオークランド空港へついてから行方が分からなくなっていたヒラリーの中国系大口献金調達員のノーマン・シューがコロラドで逮捕された
今朝11時頃、アムトラックシカゴ行きの長距離列車で逃走中、シューは気分が悪くなり、グランドジャンクション市の救急車がアムトラックの駅によばれ、シューはセントマリー病院に運ばれた。午後7時、FBI捜査官はシューを病院にて逮捕した。
どうやらシューはカリフォルニア北部のZephyrから東海岸のシカゴ行きの列車にのっていたらしい。
てっきり上海か香港あたりにトンズラしたものと思っていたら、長距離列車にのっていたとは、、


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人気テレビキャスターも同意。イラク新作戦の成功に焦る左翼

ニューヨーク代表、民主党のチャック・シューマー上院議員は本日、「イラクで暴力行為が減っているのは増派のおかげではなく、増派にも関わらず減っているのだ。」と金切り声をあげ、地元の部族がアルカエダなどのテロリストに立ち向かっているのは米軍が不能で役立たずだからだと断言した。
しかし、イラクを訪問もせずワシントンで自分勝手なことを繰り返しているシューマー議員の意見とは裏腹に、イラクを訪問中の人気女性ニュースキャスターであるCBSのケイティ・クーリックが「イラクは良くなっている」と報道したものだから、反戦派の左翼たちは大慌てである。
CBSといえば、かなり左よりのテレビネットワークで、先のニュースキャスターのダン・ラザーなどはブッシュを陥れたいがためにブッシュの兵役記録に関する偽書類を発表して大恥をかいた過去があるほど反ブッシュのテレビ局である。ラザーの後を継いで大手ネットワークのニュースキャスターとしては初女性キャスターとして抜てきされたケイティ・クーリックも、およそ保守派とはいえない。それで彼女のイラク訪問予定が発表された時も、保守派の間からは視聴率をあげるためのただのパフォーマンスに過ぎないとか、安全なところで兵士と記念撮影した後でイラクは全く良くなっていないと報道するに違いないなどと、行く前からさんざん叩かれていた。それだけに、彼女の「イラクは良くなっている」というリポートの衝撃は大きい。

本当に驚きました。東バグダッドへいった後、私はハイファ近くのアラウィ市場(いちば)へ連れていかれました。ここは今年の一月に血みどろの銃撃戦があった場所です。それなのにこの市場は大にぎわいなのです。たくさんの人出なのです。家族経営のお店や野菜の屋台などがたくさん出ているのです。

ですから私は普通の生活の徴候をみたのです。もちろん私が見たのは米軍がみせたいと思ったところだけなのだということは念頭に入れておく必要があります。しかしそれでもこの地域が良くなっていることは確かだと私は思います。

もともと戦争に賛成している議員や、元兵士の従軍記者などがどれほどイラクの状況は良くなっていると報告してみても、主流メディアが毎日のようにイラクでのテロ事件や泥沼状態やアメリカ兵の悪行などをデカデカと報道しているうちは一般アメリカ市民のイラク観を変えることは難かしい。であるから一般市民がイラク戦争を支持するためには、戦場において主流メディアですらも無視できないほどの成功が必要なのだと以前から言われていた。
そしてその時が遂に来たのだとカカシは確信する。
イラクを訪問した反戦派の民主党議員や調査団体や主流メディアのジャーナリストたちが、口を揃えてイラクは良くなっていると報告していることを、アメリカ軍は見せたいところだけを見せているだけで、これらの人々は米軍のやらせ劇にだまされているのだと左翼ブログのThink Progressは書いている。
確かに米軍が招待して米軍が案内をしている戦場であるから、危険な場所へなど視察団をつれていくはずはない。だが、以前に危険だった悪名高いハイファ通りが視察団を連れて行かれるほど安全になったという事実はいくらThink Progressでも否定できないはずだ。
さて、これに対して、イラクはそれほど良くなっていないという報告書を最近提出したのは議会期間のGAOである。それによるとイラク情勢は18項目のうちたったの3項目した達成していないとある。

ワシントン(CNN) 米議会の調査機関、会計検査院(GAO)は4日、イラク戦費法に盛り込まれた同国の目標達成基準について、独自の評価をまとめた報告書を発表した。18項目の基準のうち、「達成した」と評価されたのは3項目で、「部分的に達成」が4項目だった。

報告書によると、達成された項目は(1)少数派政党の権利保護(2)首都バグダッド近郊に合同治安拠点を設置(3)バグダッド治安計画を支援する委員会を設置——の3件。一方で、地方自治法の施行、復興資金への100億ドル割り当てといった項目は部分的に達成されたものの、宗派間抗争の沈静化、憲法制定、石油収入の分配、選挙実施などへ向けた主要課題では、目標が達成されていないとの厳しい評価が下された。
GAOのウォーカー院長は、上院外交委員会での証言で、「イラクでは全体として、主要な法案は成立せず、激しい暴力も続いている」と指摘。米軍の増派戦略の成果についても、「宗派間抗争の沈静化という目標が果たされているかどうかは不明。敵対勢力からの攻撃回数という観点では、減少の兆しがない」と述べた。ただ、ウォーカー氏は一方で、「多国籍軍による努力や、西部アンバル州などでの治安改善」を指摘し、今後の進展に希望を残している。

はっきりいってGAOには調査委員は存在しない。GAOの代表がイランを視察に出かけたという話は聞いたことがないし、いったい何を根拠にイラク情勢を判断しているのかその調査方法も明らかにされていない。このような報告は書かれている紙切れほどの価値もないと私は考える。
それにGAOが掲げている項目は非現実的な理想であり、GAOも認めている三項目がほかの項目に比べて非常に大切なものであるという認識が全くされていない。イラクでの勝利条件とは、イラクの治安が一応安定して、イラク軍が自分達で外国勢力のテロリストや宗派間争いから一般市民を守ることができる状態だったはず。イラクがテロリストの温床とならず、比較的安定した独立国家となれば、後の細い政府の問題はイラク人が解決していくことだ。アメリカがいちいちどうのこうの口出しすることではない。
アメリカ国内ですら民主対共和で政策はまっぷたつに割れているではないか、それをイラク政府の内部で全員一致の政策がとられるまでイラク状況は成功したことにならないなどという条件をつけたら、イラクは永久に「成功」したことにならない。このように考えれば、GAOの報告がどれほど馬鹿げているかが理解できるだろう。
だが、裏を返せば、そのような重箱の隅をつつくようなことをしなければ、イラクは失敗だといえなくなっている現状があるということだ。


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ヒラリー献金疑惑のノーマン・シュー法廷に出頭せず! 再びお尋ね者に!

ヒラリー・クリントンやマイク・ホンダといった民主党の議員らへの献金調達について選挙違反の疑惑の中にいる中国系ビジネスマンのノーマン・シューは、1992年に言い渡された三年の禁固刑につくために15年間の逃亡生活をあきらめて自首して出た。
しかし本日シューは保釈金減額の審査のために予定されていた法廷に現れず、カリフォルニア裁判所はシューに新しく逮捕状を発令した。これによってシューは再びお尋ね者となったのである。
15年前に保釈中にとんずらして行方をくらました過去のあるシューを、カリフォルニア裁判所は再び2百万ドルで保釈していたというのだから呆れてものがいえない。シューの弁護士はシューがどこへいったのか知らないと言っている。今頃シューは香港の浜辺でマイタイでも飲んでいるのではないかな?
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イスラム教徒はデンマークから出ていけ!

BBCオンラインニュースによれば、デンマーク警察はコペンハーゲンで爆弾テロを企てていた、アルカエダ系テロリスト二人を逮捕したとある。逮捕された二人のほかにも6人の移民が事情聴取のため一時拘束されたが後に釈放された。
BBCはデンマークがテロリストに狙われたのはデンマークがアメリカが率いるイラク戦争にも参加しており、それがイスラム教過激派の攻撃対象となっている可能性もあるとし、また、去年はデンマークの新聞がモハメッドをおちょくった漫画を掲載して世界的にもイスラム教徒の怒りを買ったことも理由にあげている。
警察によれば11の住所が一晩の偵察の末家宅捜査されたということだが、容疑者の行動は大分前から偵察されていたようだ。
デンマークでは今年の2月にもパレスチナ系移民が一人テロ陰謀の罪で有罪になっているが、後の三人は無罪、もう一人は再裁判を待っているという。
これとは別にデンマークのコペンハーゲンでは数カ月前に麻薬使用者の巣窟となっていた居住区が閉鎖されて依頼、暴動が何回か起きている。これは今年三月の事件

木曜日対テロ機動隊が「若者の家」と呼ばれるNoerrebro地域に無断居住していた住人を立ち退かせたことがきっかけで、暴動が起き、何十人もの外国人を含む500人以上が逮捕された。

この建物は麻薬中毒者などの浮浪者が違法に住み込み治安も乱れ衛生的にもかなりひどい状態になっていたため、取り壊されたのだが、その六か月後の日曜日、記念日だというので若者たちが集まって車を燃やしたりして大暴れした。その結果63人の若者が逮捕され、警官が怪我を負うなど大変だったらしい。
コペンハーゲンといえば、アンデルセンで有名なヨーロッパでも平和な象徴みたいな都市だったが、いまでは人魚姫の彫像がしょっちゅう赤いペンキが塗られるなどいたずらがたえないというし、ひと昔前では考えられないような治安の乱れ方をしている。
この暴動がイスラム教移民らによるものかどうかは分からない。何しろ欧米の新聞は犯罪者がイスラム教徒の場合は信じられないほど神経質になるので、ここにある「外国人」が単に近隣諸国からの欧州人なのかアラブ系の外国人なのかはちょっと不明。
ところで、最初のテロリスト逮捕にからんで面白い話がある。いつもヨーロッパからの話題を提供してくれているGates of Viennaで、デンマーク在住のKepiblancさんが書いたものだ。
デンマークにもかなり多くのイスラム教移民が在住しているが、そのなかでも例の漫画に声高に抗議をして世界中にイスラム教徒を煽った教祖が最近病死した。その後がまのカッサム・アクメッド(Kassem Ahmad)は先代に負けてはならぬと何か話題になることはないかと考えたらしい。そこでアクメッドはイスラエルからユダヤ人を追放しようという内容の記事を書いた。「彼等はみな出身地の本国へ帰るべきだ。もともとの原住民であるパレスチナ人に国をとらせ、イスラエルとして知られていた土地に新しい名前をつけよう」
アクメッドの計画どおり、この記事はデンマーク最大の新聞、 Jyllands-Posten, に掲載された。そこまではよかったのだが、次の日になって、、、

無論アクメッド氏は無信教者から彼の提案に対する反応として、そのような読者からの編集者への投稿のひとつや二つは予想していた。主流メディアへのそのような「編集者への投稿」は普通均衡をたもつため同等の数の反対意見とともに掲載されるのが常だ、「公平で均衡」というやつだ。しかし、なんと、次の日の投稿欄では全く同じ内容の手紙で紙面いっぱい埋め尽くされていた。その内容とは「アクメッド氏の提案を真剣に受け止めデンマークから一人残らずモスリムを出身地へ送り返そうではないか。そうした上で話合いといこう。」 第二提案も、反対意見もひとつもなかった。すべての手紙が「モスリムはデンマークから出ていけ」という要求だったのだ。

その翌日の4日、テロ陰謀を企てていたイスラム教徒8人が逮捕されたというニュースがデンマークに流れた。
やぶ蛇だったね、アクメッド君!


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やっぱりマイク・ホンダもからんでいた、中国系お尋ね者の献金スキャンダル!

やっぱりねえ、東アジア黙示録さんによれば、旧日本軍の慰安婦問題であの悪評版の決議案を提案したマイク・ホンダ米民主党下院議員が、ヒラリーの献金調達員でお尋ね者だった中国系詐欺師ノーマン・シューから多額の選挙献金をもらっていたそうだ。産經新聞の小森義久さんがホンダは中国筋から金をもらっていると以前から主張していたが、もしノーマン・シューの資金源が中共だったら、中国がアメリカ内政に干渉したことになり、これはFBIの管轄になるのではないだろうか?
ノーマン・シューについてはカカシもここ数日下記にて特集している。
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疑惑深まるヒラリー・クリントンの中国系大口献金者の資金源
以下、アジア黙示録より、、

マイク・ホンダと在米シナ人犯罪者の金銭授受が明らかになったのは、ヒラリー・クリントンへの迂回資金疑惑の過程だった。8月28日付け『ウォールストリート・ジャーナル』紙のスクープを発端に、事態は急展開。

ホンダを含む複数の民主党議員に対し、政治献金が行なわれている実態が判明。元を辿ったところ、行き着いたのが謎のシナ人ビジネスマン、ノーマン・シュー(Norman Hsu)だった。
慰安婦決議で我が国を断罪したマイク・ホンダが、指名手配犯から政治献金を受けていた事実が判明した。しかも指名手配犯は身元の怪しい流入シナ人だ。
これまでにもマイク・ホンダのバックには中共系の反日団体が控えていることが判っていたが、改めて不透明な中華マネー流入の一端が暴かれた。

もし小森さんが中共とホンダの関係について確たる証拠を持っているなら、是非とも今すぐアメリカのその筋へ通告してもらいたいもんだ。所詮マイク・ホンダなど雑魚だが、そのことがきっかけで次の大統領有力候補のヒラリーも一緒に片付けてもらえるのならこれに越したことはない。


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ブッシュ大統領イラクはアンバル地区に電撃訪問

まずはCNNのニュースから。

バグダッド——ブッシュ米大統領は3日、予告なしにイラクを訪問した。米ホワイトハウスによると、大統領は現地で、駐留米軍司令官や米大使、イラクのマリキ首相、部族指導者らと会談する予定だ。

シドニーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するブッシュ大統領は、3日の出発予定を繰り上げ、2日夜にハドリー補佐官らとともに専用機に搭乗。空路、バグダッド西方アンバル州の基地に到着した。訪問の計画は、警護上の理由から極秘にされていたとみられる。…

ブッシュ大統領がバグダッドではなくアンバル地区を訪問したのには理由がある。ここは対反乱分子作戦が一番激しく行われた場所で、その効果も一番あがっているとされる場所である。それを強調するという意味で、ブッシュ大統領自らが訪問するというのは非常に意義のあることだ。また、ここはスンニ派の居住区であるから、マリキ首相は嫌が応でもスンニ地区を通ってブッシュに会いにこなければならない。これもまたマリキ首相を文字どおりスンニに歩み寄らせるというシンボルとなる。


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疑惑深まるヒラリー・クリントンの中国系大口献金者の資金源

昨日から、ヒラリー・クリントン及び有力民主党員がノーマン・シューなる怪しげな中国系アメリカ人が集めた多額の献金をもらっていたという話をしているが、この男の職業や資金源は調べれば調べるほど摩訶不思議な迷路に迷い込んでしまう。まずは関連エントリーはこちら。
ヒラリー・クリントンのチャイニーズコネクション
ヒラリー・クリントンの中国系大口献金者、怪しげな資金源
上記でノーマン・シューはファッション関係の仕事をして成功したビジネスマンだと自称していた話はしたが、ベルモントクラブのレチャードによると、実はシリコンバレーでコンピューター関係のビジネスをしていたという話もあるらしい。詐欺の罪で逮捕令状がでていたお尋ねものにしてはずいぶん忙しい男だな。

シュー氏が近年自分が経営しているとして羅列した企業は、どれもきちんとした会社としての資料が存在しない。シュー氏が提供した住所に行ってみるとそのような会社が存在した形跡はない。ひとつの書類にはシュー氏は自分の職業をニュージャージーファッションデザイナーの投資家としてる。しかし昨日このデザイナーはシュー氏など聞いたこともないし、仕事をしたことは一度もないと否定した。

シュー氏のビジネスはニューヨークのファッション業界ではなく、カリフォルニアのIT関係だったと主張する人もいる。下記はジョシュアという人物がキャプテンエドのサイトに残したコメントより。

シューの資金源の一部については彼のワシントンD.C.の弁護士のローレンス・バーセラ(Lawrence Barcella)が説明している。 バーセラによれば、1996年に香港から帰国した後、シューはシリコンバレーに多額の投資をしたそうだ。

バーセラはさらにウォールストリートジャーナルが最初にカリフォルニア州在住のポー一家の話を報道した8月28日付けの声明文のなかで、ポー家の経済情報からポー家は民主党に献金するだけの余裕は十分にあったこと、WSJのいうような余裕のない貧乏な家族ではないことが証明されている。
私が見る限り、シューが怪しげな外国からの資金でアメリカ政治に影響を与えようとか、ポー家からの献金を払い戻ししていたとするものはなにもない。
このシューの話はいつもどおり反クリントンの人間が固執するだけで他の人は誰も気にしない話のひとつに過ぎない。

繊維類の輸入業者だと言う話もファッション関係の会社をいくつか経営しているという話も嘘だったのに、コンピューター関係の会社に投資していたという話を信じろと言われても無理がある。15年前に窃盗(詐欺?)の罪で逮捕状まで出ている人間が公式に投資などすることが可能だったのだろうか?
(もっともシュー氏は2004年から今日に至るまで公共の場にしょっちゅう現れヒラリー・クリントンを初め有名な政治家のと一緒に写真を撮りまくっていた。1992年から探しまくって見つからなかったと言っているカリフォルニアの警察はいったい何をしていたのやら。)
サンフランシスコ在住のポー一家だが、民主党への献金は何十万ドルにのぼる。他人にそれだけ献金する余裕があるような一家なら慎ましやかな家に住んでお父ちゃんがいつまでも郵便配達などやっているとは思えない。
クリントン家は1996年にも中国共産党と深いつながりのある中国系献金者から金をもらって選挙違反を問われた過去がある。そういう選挙事務所が多額の献金を今まできいたこともない中国系ビジネスマンが集めてきたという事実に全く猜疑心を持たなかったというのは信じられない。普通なら過去の間違いを繰り返さないよう神経質になるはずだ。ちょっと調べれたシュー氏が詐欺師まがいの人間であることは簡単にわかること。それをしなかったということは、クリントンはこの男が怪しいと十分に承知の上であえて調査をしなかったと判断できる。
ところでシューは、カリフォルニアからとんずらした1992年から帰国した1996年まで香港で貿易業をしていたという話だがこれもかなり眉唾だ。しかも1996年の選挙の年に帰ってきたというのも偶然にしては出来過ぎのような、、、
シューのような男はウナギのようにぬるぬると手の間からすり抜けてしまうだろう。だから彼と中国共産党との確かな関係など、そう簡単には証明できないだろう。だが、この男はいわゆるバッグマンと言われる賄賂の運び屋であることはまず間違いない。長年に渡る中共との醜い関係のあるクリントン家のことだ、ヒラリーがこいつの正体を知らなかったなんてことが本当であるはずがない。
しかし今のところ、主流メディアも議会もこれがそれほど大きなスキャンダルであるという扱いはしていない。ジョシュアの書いていることにも真実がひとつある。それはこの件について気にしているのは反クリントンの我々だけで、主流メディアも議会もほとんど興味がないという点だ。メディアや民主党が無視するのは当然としても、共和党の議員たちまで沈黙というのはどういうことだ?
後の大統領になろうという人間が中国共産党から怪しげな献金を受けていてもいいのだろうか?これは由々しき問題だと思うのだが、、、


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わいせつ行為の責任とってラリー・クレイグ議員辞任を発表

ミネアポリスの空港で覆面捜査官にわいせつ行為をしようとして逮捕されていたアイダホ代表のラリー・クレイグ上院議員は、自分は無実だと言い張っていたが、共和党上院議会から辞任を要請する声がかなりあがっていたこともあって、ついに9月いっぱいで辞任をすると発表した。

辞任の時期は9月30日の予定。同筋によると、共和党の全国委員会がクレイグ議員に退任を求める意向だったが、本人が自発的に辞任の意思を固めたため中止したという。同党内では来年の大統領選を踏まえ、党のイメージ低下を避けるため、クレイグ氏の辞職を促す声があった。

同氏は1990年に初当選。保守派で3期目となっている。
クレイグ議員は今年6月に逮捕され、8月8日にわいせつ行為の容疑に対して有罪を認めていた。しかし、その後の会見では、有罪を認めたのは「過剰反応だった。判断を誤ってしまった」と述べ、一転して無罪を主張していた。
30日には、逮捕時に警察官と交わしたとする会話の録音したテープが公開され、クレイグ氏が犯行を否認し、警察官のわなにかかったと主張していたことが明らかになった。トイレには本来の用を済ませるために入ったとし、「私は同性愛者ではない」などと話していた。そして、「あんなところで人をわなにかけるようなことはすべきではない」と警察官に抗議している。
一方、警察官はクレイグ氏がうそをついていると責め、「協力してくれる限りは」刑務所には連れて行かない、などと話し掛けている。クレイグ氏の報道担当はこのテープの内容で「事実が明らかになった」と主張している。

これでまあ一件落着といったところ。クレイグ議員は民主党議員ではないので、共和党議員としての政治生命はもう終わりだろう。彼が同性愛者かどうかということは別にどうでもいいことなのだが、公衆便所でわいせつ行為をするなんて人間はどう考えてもゲイでもストレートでも許されることではない。
さて2008年の選挙への影響だが、アイダホは非常に保守的な州なので、クレイグ議員でなくても共和党議員が議席をとることはまず間違いない。選挙まではあと一年以上もあることだし、クレイグ議員は責任をとって辞職した、共和党もわいせつ行為は擁護しないという姿勢をはっきりさせたので、アイダホ市民も納得したことだろう。
考えてみれば、クレイグ議員のわいせつ行為がこの時期に明かになったことは不幸中の幸いといえる。もし2008年の後半、クレイグ議員の名前が候補者名簿の載ってしまってから、このような事件が起きていたら、クレイグ氏が過去に未成年の男子インターンにセクハラしただの、男性の選挙委員とふしだらな行為をしただのといった話があることないこと次々と出てきて、氏の議席が失われるだけでなく、共和党全体にも影響があるところだった。


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ヒラリー・クリントンの中国系大口献金者、怪しげな資金源

ヒラリーの選挙運動で分かっているだけで百万ドル以上も献金を集めたヒラリーにとっては大事な選挙委員のノーマン・シューが16年前に三年間の禁固刑を言い渡されていた窃盗罪の罰を受けるべくカリフォルニアの法廷に自首して出た。
ヒラリー側からは今のところ何の声明も出ていない。シュー氏が自首した16年前の事件とは別に、最近のヒラリー選挙運動においても、シュー氏による資金集めには色々とうさん臭いことが多く、選挙運動違反行為なのではないかという疑いもかかっている。そうなってくるとヒラリー選挙事務所は単に個人の運動員の問題では片付けられないことになる。
だいたいこのノーマン・シューなる男。数年に渡ってヒラリー・クリントンに個人でも多額の献金をし、知り合いや友人という名目で多数から多額の金額を集めているのだが、実際どういう商売をしてそれほどの金持ちになったのか彼の商売の実態がつかめない人間なのである。
アメリカの選挙運動法では個人から特定の候補者に献金できる金額は4600ドルと限られている。だから大金持ちが一人で何百万という献金をすることはできないので、献金をしてくれる支持者から資金を募る力のある人が選挙事務所からは重宝される。ヒラリーにはそういう資金集めの実力者が何人もついているが、それらの人々の間でもノーマン・シューの資金集め能力は飛び抜けているという。
にもかかわらず、ヒラリー関係のひとたちは3年前までこの男の名前すらきいたことがなかったという。実際シューは3年前まで民主党の候補者に一銭の献金もしたことがない。いまだに長年民主党のために資金運動をしてきた大御所の間でもノーマン・シューがどういう人物なのか、どうしてそんな多額の資金集めができるのか、分からないというのが実態だ。ノーマン・シューはヒラリーだけでなく、他の民主党候補者にも多額の献金をしている。
ウォールストリートジャーナルのインタビューに答えて、シューはアメリカにはお世話になったので恩返しをしているだけだと語っているが、シューの資金源はどうも怪しい。
シューの友人というサンフランシスコに住むビュー家からは民主党の数名の候補者にたいして多額の献金がされている。ところがビュー家のアドレスはシューが以前に自分のアドレスとして使っていたものだった。しかもビュー家の世帯主は郵便配達員で年収はせいぜい5万ドル。とても政治家に献金できるような豊かな家族ではない。もしシューがビュー家の名前を使って自分の懐から金をだしていたのだとしたら、これは完全に選挙法違反になる。
シュー氏は最近ニューヨークへ引っ越し、ファッション関係の仕事をしているということになっている。過去にも洋品産業に携わっており、時代によっていくつか会社も持っていたようだ。しかし彼が献金の際に連絡先として記載した住所は、なかなか探すのが難かしい。
シュー氏はニューヨークのファッション業界でもあまり目立たないようにしており、アメリカでも指折りの繊維や衣服の輸入業者協会the U.S. Association of Importers of Textiles and Apparelはシューの名前を聞いたことがないという。また輸入品の記録をとっている会社でもシューが経営しているとされる会社の記録は全くないという。
ニューヨークでもシューの知り合いは、シューがどういうビジネスをしているのかよく知らないと語る。「ファッション関係の仕事をしている」とボブ・ケリー氏(元ネブラスカ代表上院議員)は語る。ケリー氏は現在マンハッタンにある学校の学長で、シュー氏は昨日までこの学校の理事をしていた。「洋服をデザインして売っていたと聞いています。」
シュー氏の知り合いは、シュー氏は常に高級服を着て腕にはローレックスをつけているという。1990年代初期に離婚して、息子のオリバーはカリフォルニア州デイビス大学でマイクロバイオロジーを勉強しながら、スタンフォード大学の研究者でもあるという秀才だ。シューの前妻も息子もそれぞれ個人献金の制限金額である4600ドルをクリントンの選挙運動に献金している。
シュー氏のビジネスに多数の東洋系アメリカ人投資者を集めたオーガスティン・ウー氏はシューが自首したということは、投資金はどなるのかと投資者からの問い合わせが殺到しているという。ウー氏は詐欺の疑いがあるとしてカリフォルニア当局に通告した。
シュー氏はまた1990年代の初期に中国系ギャングに誘拐されたこともある。誘拐の途中に赤信号をつっきった車が警察に止められたことで助かったらしいが、その時も自分はレストランや洋品店をカリフォルニアのあちこちに持っていると語っていた。どうもシュー氏は中国マフィアともなんらかの関係があるらしい。
ウォールストリートジャーナルはシュー氏が中国共産党の工作員かもしれないというようなことは何も書いていない。ビジネスマンを装った詐欺師なのではないかという書き方をしている。だが私は彼が単なる詐欺師だとは思えない。先日も書いたようにクリントン家と中国共産党の関係は歴史が長い。そういうクリントンへのために多額の献金を集めた人間が、またまた身元の怪しい中国系移民だったというのも偶然にしてはでき過ぎてないか?


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サドル、シーア民兵を統制できず停戦を宣言

先日シーアの巡礼の列でシーア派のマフディと警察が衝突して52人の死者を出し300人以上が負傷する事件が起きたばかりだが、その翌日マフディの指導者サドルが停戦を宣言した。(下記は2007年08月30日付け朝日新聞の記事より)

 イラクのイスラム教シーア派指導者ムクタダ・サドル師は29日、自派の民兵組織マフディ軍の活動を6カ月停止すると発表した。サドル師が同軍を統制できなくなっていることが理由とみられる。サドル師の側近は、あらゆる武装闘争を停止するとし、米軍への攻撃も禁じたという。

 マフディ軍はイラク戦争後に反米強硬派のサドル師を中心に創設された。軍の全容は明らかになっていないが、兵力は数千人に及ぶとされる。米国は、イラク政府高官の誘拐や殺害事件、爆弾テロなどを首謀しているとし、「和平達成のための最大の障害」と指摘してきた。
 サドル師は活動停止の理由を「組織再編のため」としているが、過激化する同軍をサドル師自身も抑えられなくなったことに危機感を抱き、組織の立て直しをはかることが目的のようだ。
 マフディ軍の幹部の一人は、朝日新聞の取材に対し、同軍の複数の幹部がサドル師の指揮系統をはずれ、独自にイランの情報機関と接触し、援助を受けていることを明らかにした。また、イラク政府が同軍の排除に本腰を入れ始めたことなどから「しばらく、おとなしくしていた方がいい」という判断が働いた結果と話す。

はっきり言ってサドルにはすでにイラク国内での勢力などそれほど残っていない。サドルは依然としてイランに潜伏したきりだ。ビル・ロジオによると、サドル派と呼ばれるグループにも数種類あるようだ。

マフディ忠誠者:これらはモクタダ・アルサドル個人に忠誠を誓っている従者たち。イランから援助を受けている。
イラン直属マフディ軍:これらが多国籍軍の言う「ならずもの」マフディ軍。サドルが統制力を失ったのをいいことにイランのクォズ(Qods)が直接コントロールするようになった。武器、訓練、作戦の指導などすべてイランから受け取っており、時としてイランのクォズに率いられてイラク国内の攻撃をすることがある。いってみればイラク版ヒズボラといったところである。
犯罪者分子: 彼等はただの犯罪者でマフディ軍の隠れ蓑を着て犯罪をおかす。サドルには彼等を統制する力はないが、仲間の数の足しになるので黙認している。
マフディ国粋主義者: 彼等は国粋主義者で反イラン勢力である。マフディ軍に忠実なのはサドルの父親への尊敬心からくるものだ。国粋主義者の一部「誉れ高いマフディ軍」と呼ばれるグループはイラク政府と連合軍に協力することに合意している。
シーア同盟:彼等はアルカエダやスンニ反乱分子の暴力を恐れてマフディに味方してきたグループ。やくざに所場代をはらってほかのやくざから守ってもらっているといった程度の仲間。

サドルの命令を聞いてアメリカ軍やイラク軍に攻撃をしなくなるのは、まずマフディ忠誠者の連中くらいだろう。残りの連中はこれまで通り好き勝手なことをするに違いない。犯罪者はまとまりがないし組織力もないからこれまで通りの取り締まりでいいだろうし、国粋主義者やシーア同盟は彼等の身の安全を保証してやれば、イラク政府やアメリカ軍に協力してくれるようになるだろう。
問題なのはイラン直属の「ならずものマフディ軍」である。彼等はただのチンピラではない。組織力もあり精巧な武器を所持し高度な訓練も受けている。イラン特別部隊の隊員が司令官として作戦に加わることもあるのでこれは正規軍の特別部隊と戦うくらいの危険性がある。
ただ、サドルが停戦を呼びかけている以上、イラク軍やアメリカ軍に攻撃を仕掛けてくるのは正規のシーア民兵ではないという扱いをすることができるため、一般のシーア市民からの協力が期待できるかもしれない。イラク政府はこの連中がイランの手先であるという事実をイラク国民に訴え、イランに国を乗っ取られたくなかったらイラク軍とアメリカ軍に協力して戦おうと呼びかけるべきだろう。
サドルが停戦を呼びかけたということは、すでにマフディの人気がイラク国内でもかなり落ちている証拠だろう。


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